人に対して威嚇してくるタイプって時々いますよね、こういう人間って何考えてこんな性格になったんだろうって思いませんか?人を威嚇する人間の心理、また対処方法などを紹介します。
- 基本的にはコンプレックスがある人が多い
- 根は小心者、攻撃することで防御している
- 弱いところを見せたくないというプライドが高い
- 言葉では負けるとわかっているので威嚇して相手を黙らせようという心理
- 大人になりきれていない、幼い面がある
- 簡単な対処方法
- 基本的に必要以上に関わらないほうがいい
- 挨拶、雑談程度、自分のことは開示しないこと
- 間違っているなとわかっていても指摘しない
- 議論しようとしないこと
- 威嚇が止まらない時はこちらにも考えがあるということをにおわせる
- 自分の身を守る嘘が上手なので、動かぬ証拠を集めておく
- いざとなったら公にするという覚悟は持っておく
1. 基本的にはコンプレックスがある人が多い
人を大声や態度で威嚇してくる人間というのは、基本的にはどこか自分自身にコンプレックスを抱いていて自信がないのです。
もちろん、皆の前では自信満々にしていたとしてもそれは見せかけです。
本当に自分に自信がある人というのは自分自身を大事に思っています。
自分を大事に思って愛せる人というのは、他人に対しても尊重する気持ちをちゃんと持っているものです。
威嚇したり攻撃したりいじめをする人間というのは自身の心に何かしら不満があるのです。
2. 根は小心者、攻撃することで防御している
気の強い攻撃的な性格の人って実は根っこは小心者な場合がほとんどです。
本当に強い人は案外大らかでほんわかした空気を普段は漂わせているものです。
小心者な人に限って威勢よいフリをしているのです。
攻撃は最大の防御なりという言葉もありますように、自分の弱さを見抜かれないためにわざとに威嚇してまわって自分の身を守っているのです。
3. 弱いところを見せたくないというプライドが高い
威嚇する人というのは、自分を強く見せたい、相手をビビらせたい、言う事をきかせたいなどなど思っているわけです。
つまり、自分の弱い所は絶対に相手に見せたくないわけです、ケンカにも負けたくないですし、とにかく変なプライドが高くて大変取扱いが難しい性格ともいえます。
4. 言葉では負けるとわかっているので威嚇して相手を黙らせようという心理
威嚇する人というのはあまり知性があるとは言えません。
知性のある人というのは言葉なり、文章なりで自分の思いを的確に相手に伝える、表現できる手段を持っているのです。
一方威嚇する人というのは上手く伝えることが苦手、なので乱暴な言動によって相手を思い通りにする方が早いとばかりに威嚇という行動に出るわけです。
5. 大人になりきれていない、幼い面がある
攻撃的な人、威嚇をする人というのは、やはり感情面で未熟です。
まだ大人になりきれていないのです。
子どもがワガママを言って周りを思い通りにさせようとする姿を思い浮かべてください。
威嚇する人とはそのまま体が大人になっただけのことです。
今まで見てきた中で、他者を威嚇する人で落ちつきのある分別のある大人だった人というのはいません。
やはりどこか幼い、ヒステリックに感情の赴くままの言動をする人ばかりでした。
簡単な対処方法
威嚇する人とわかりましたら、すみやかにできる限り距離をとることです。
そして、距離がとれない間柄である場合であってもやられっぱなしにはならない、毅然と立ち向かうそういう気持ちは持っておきましょう。
6. 基本的に必要以上に関わらないほうがいい
威嚇してくる人の内面、本質のようなものはわかったとして、さてどう対処するか、それが問題です。
答えは1つだけしかありません。
それは基本的に関わらないこととしか言いようがないのです。
というのは、威嚇してくる人というのは本人がそれに気がつき恥ずかしいと思わない限りは治りませんし、ずっと同じようなことが続くからです。
とはいえ、職場など避けようのない場面はあるのです。
ですから必要な時は仕方ありませんが、必要以上には関わらないこと、これはまず基本です。
7. 挨拶、雑談程度、自分のことは開示しないこと
相手を刺激しないようにあたりさわりなく付き合っていくのは社会人として頑張らなくてはならないところです。
威嚇してくる人とも挨拶、雑談は一応こなさなくてはなりません。
ただここで注意すべきことは、自分のことは話さないことです。
あくまでも聞き役、インタビューをしてあげていい気持ちにしゃべらせてあげることの方を意識することです。
といいますのも、威嚇する人というのはコンプレックスがあるのでちょっとしたことにも勝手にひがんだり妬んだりして口撃をしてくるかわからないからです。
8. 間違っているなとわかっていても指摘しない
威嚇してくる人が何やら話していて、明らかに内容が間違っているとわかっている時でも本人が気持ちよさげであるのならそのまま話させておきましょう。
通常は、間違いは指摘してあげた方が、その時は恥をかいても本人のためになることなのですが、威嚇してくる人は感謝どころか恥をかかせたと恨みを抱いて全然関係ない話を持ち出したりして何を言ってくるかわからないのです。
触らぬ神に何とやら・・・これを覚えておいてくださいね。
9. 議論しようとしないこと
お互いの意見を出し合おうなど言われる場合がありますが、正直に受け取ってはいけません。
それはうわべだけ、本当は自分の意見以外を認めるつもりはありませんし、自分が一番素晴らしいと思っています。
反対意見が出れば、後でどんな仕返しがあるかわかりません。
議論しようなど土台無理なのです。
10. 威嚇が止まらない時はこちらにも考えがあるということをにおわせる
威嚇する人は善悪の区別、常識がありません。
あまりにも、ひどい場合にはこちらにも正当な方法でやり返す(例えば訴えるなど)考えはあるのだというところは相手ににおわせておく必要はあります。
やられっぱなしは絶対にダメ、つけあがるだけです。
11. 自分の身を守る嘘が上手なので、動かぬ証拠を集めておく
論より証拠。
言った、言わない、した、しないとなるだけ。
威嚇する人というのは嘘だって平気でつきます。
動かぬ証拠、一番いいのは録音しておく、日記をつけておくなど、誰か第三者に証人になってもらうなどです。
12. いざとなったら公にするという覚悟は持っておく
威嚇する人というのは、根は小心者、相手が反撃してくる気配があるとわかったら大体はそれ以上は何もしてこないで終ることがほとんどです。
ですが、子どもっぽい面がありますのでムキになる可能性もなくはないのです。
ですから、あまりにもひどい威嚇が続くようでしたら、やはり公にするという覚悟は自分自身に持っておくことが必要です。
いかがでしたでしょうか。
パワハラ、モラハラ、セクハラなどは決して許されることではありません。
またそこまではいかなくても、人間関係において威嚇するという行動はいけないことです。