夫の健康管理は妻の仕事。
自分のことなのに面倒くさがる夫の為にできることについて考えてみました。
- 一緒にヘルスチェックを受ける
- 身体を動かすことを一緒に楽しむ
- 訃報を利用して健康に留意してほしいと訴える
- 食生活に気を配る
- 快適な睡眠環境を整える
- サプリメントを飲ませる
- 身体の不調を察知する為に日頃から観察する
- 一緒に寝る
- 子供に「身体に気をつけてね」と言わせる
- 「あなたがいるから家族みんなが幸せ」と何度でも伝える
1. 一緒にヘルスチェックを受ける
まずは夫の正確な健康状態を知ることが先決です。
それから、適切な対策を考えましょう。
でも、男性は忙しいことを理由になかなか病院へ足を運びたがりません。
そこで、「あなたが心配だから病院へ行ってほしい」という言い方から、「歳を取ったから病院へ行ってきちんと検査をしてもらおうと思ってるんだけど、不安だから一緒に検査を受けてくれない?」という言い方へスイッチしてみてください。
男性は天邪鬼なところがあるので、例え「心配だから」と伝えても直ぐには行動に移しません。
その点を踏まえて、「一緒に行ってくれると嬉しい」という言い方であれば、渋々という態度を装って承知してくれる確率がアップします。
もしくは、ネットなどでチェックできる簡易システムを利用するのでもOK。
少しでも健康に関心を持ち、「身体に気を付けたほうがよさそう」という気持ちを持ってもらうことが大切です。
2. 身体を動かすことを一緒に楽しむ
運動は万病を防ぐサポーター。
薬を飲むよりも先に身体をきちんと動かすことを考える方が健全です。
ただし、運動をする習慣のない人にとって、例え散歩に出かけるだけでも億劫なもの。
ならば、一緒に誘い合わせてやることで楽しさをプラスしましょう。
散歩やウォーキングでも、会話をしながらだったら時間経過もあっという間です。
ご夫婦で卓球やテニスを楽しむ人も少なくありません。
超インドア派の場合には、ストレッチでも効果は期待できます。
スポーツクラブへ一緒に入会するのもおススメ。
要は一緒に頑張る人がいて励みになれば、続ける事はそう難しいことではありません。
3. 訃報を利用して健康に留意してほしいと訴える
何故かはわかりませんが、誰もが「自分だけは大丈夫」と少なからず過信しています。
それは健康面でも同じこと。
でも、有名人や近しい人の訃報を聞くとその時ばかりは「病気って怖いな」と感じます。
そこでその気持ちの作用を利用し、「あなたに何かあったら困るわ。
身体を大切にして、私を安心させてね」と訴えましょう。
この時のポイントは、経済的な不安があるということではなく、いなくなった時の寂しさに耐えられないと伝えることです。
4. 食生活に気を配る
働き盛りであったとしても歳を重ねれば、摂取量は抑えるべきです。
でも、それは自分自身には思ったよりも難しさが伴います。
そこで殆どの食生活を共にする妻がコントロールするようにしましょう。
見た目に寂しさを感じさせる食卓だと、不満が溜まるばかりなので工夫が必要です。
例えば、ご飯茶碗を気付かれない程度に小さくする。
品数を増やして、見た目の満足感をアップする。
カロリーを考慮した献立作り。
減塩を心掛ける。
食事時間に合わせたボリュームを心掛ける。
こういった気遣いがあると、夫自身にも「気を付けなきゃいけないな」という意識が生まれます。
5. 快適な睡眠環境を整える
十分な睡眠は身体を正常な状態にリセットしてくれます。
疲れた身体は不健康の源。
でも疲れている人がすぐに寝たがるとは限りません。
好きなことをして脳を喜ばせてから寝たほうが明日の活力になると考えるからです。
これは大きな誤りで、少しの娯楽よりも十分な休息の方が健康には役立ちます。
そこで、「早く寝よう」と思わせるよう工夫しましょう。
少し奮発して羽根布団やマットレスを購入したり、寝る前に疲れを癒すツボ押しをしてあげたりするのもいいですね。
6. サプリメントを飲ませる
夫の健康は運動や食事制限だけでは不足かもしれません。
そこで、適していると思われるサプリメントを購入して飲んでもらいましょう。
嫌いなものを無理やり食べさせたり、運動を強いたりすると長続きはしません。
でも、サプリメントを飲むのはとても簡単ですから、すんなりということを聞いてくれる場合が殆ど。
健康サイトを一緒に見ながら、「これ、良さそうだね」と一緒に選ぶのもおススメです。
7. 身体の不調を察知する為に日頃から観察する
いつも家に居て当たり前の夫ですから、なかなか注意深く観察することもないかもしれませんね。
でも、いつもより疲れていて顔色が悪い。
顔が浮腫んでいる。
身体がダルそう。
こういった黄信号は普段から夫観察をしていなければできません。
そこで、朝と夜のタイミングで夫観察を欠かさないようにしましょう。
もしもいつもと様子が違うようであれば、「具合が悪いの?」と素早く気付くことができ、非常事態を避けることもできます。
8. 一緒に寝る
いつの頃からか寝室を別にしてしまう夫婦は相当数います。
一緒にいないほうが不要に目が覚めることもなく、熟睡できるという理由です。
でも、頻繁にトイレに行く。
不規則ないびき。
こういった異常事態に気付くのは一緒の寝室にいるからこそ。
別々のベッドで構いませんから、一緒に就寝することについて考えてみましょう。
9. 子供に「身体に気をつけてね」と言わせる
妻の言うことは聞かない夫でも、子供の言うことには素直に耳を傾ける場合もあります。
そのような夫には子供から健康に気を付けるように伝えてもらうのが一番。
父親として、いつまでも現役でいたいと思わせることができます。
10. 「あなたがいるから家族みんなが幸せ」と何度でも伝える
自分自身の存在自体が家族に幸せをもたらしていると考えられたら、夫は自分の健康のことをもっと大切に考えるようになります。
言葉にするのは気恥ずかしいかもしれませんが、それも夫の為。
そして、意外に言い慣れてしまうものですから、チャレンジしてみましょう。