お金が入れば、次々にものを買ってしまう浪費癖のある人は、なかなかお金を貯めることができません。
浪費癖を直すコツをご紹介します。
- 1ヵ月の出費を書き出してみる
- 貯金の目標を立てる
- ある程度お金がたまったら定期貯金する
- 好きに自由に使える金額を決める
- 人生設計を紙に書いてみる
- クレジットカードを持たない
- 外出を控える
- 買いたい物に優先順位をつける
- お金を増やす楽しみを知る
- 必要なもの以外買わない
- 買い物以外でストレスを発散する
- お金がかからない趣味を見つける
- 財布の中に現金を多く入れない
- 外食の頻度を抑える
- お金の使い方を見直し、計画を立てる
- まとめ
1. 1ヵ月の出費を書き出してみる
1ヶ月間の生活費、この1ヶ月で購入したものを紙に書き出してみましょう。
あえて書き出してみると、不要なものを買っていたり、今月買う必要がないものまで余分に買っていたことが分かるでしょう。
何ヶ月かに渡り、月の出費を書き出してデータを取ってみると、自分の買い物の傾向が分かったり、無駄遣いしていることを改めて認識できるでしょう。
この方法は、レコーディングダイエットと同じで、書くだけで気をつける効果もあります。
2. 貯金の目標を立てる
貯金をするときは、漠然と貯金をするのではなくて、具体的に目標を決めて貯金すると良いでしょう。
例えば、3ヶ月で「10万円を貯めて旅行に行く」でも良いでしょうし、「1年で50万円」を貯めるでも良いでしょう。
貯金はダイエットと似ています。
我慢する時期は辛いですが、我慢と引き換えに大きな成果が確実に得られます。
我慢の時期に、モチベーションを上げるためにも目標は設定した方が達成しやすいのです。
3. ある程度お金がたまったら定期貯金する
お金があれば使ってしまうという方にオススメなのが、定期貯金です。
一般的に口座に貯金している場合、ATMで簡単にお金をおろすことができますが、定期貯金の場合は数年かけて、貯金額に少しお金が上乗せされるというメリットもあり、かつ窓口で手続きをしなければお金をおろすことは、できません。
浪費癖のある人は、1口か2口定期貯金でお金を貯めておく方が、安心かもしれません。
4. 好きに自由に使える金額を決める
1ヶ月の自分のお小遣いを決め、その中で好きなものを買うようにやりくりしてみましょう。
浪費癖ののある人は、心の寂しさを買い物で紛らわせるていることがあります。
買い物をしている瞬間は、幸福感を感じても、いざ手に入れて帰宅する頃には、幸福感が冷めていることだってあります。
実は、限度を決めずに無制限で好きなものを買うよりも、制限の中で上手に買い物をした方が、より心が満たされることが分かっています。
5. 人生設計を紙に書いてみる
何歳の時に結婚して、何歳の時に子供を産み、何歳の時に家を建てたいかなど、自分なりの人生設計を紙に書いてみましょう。
書き出した人生設計の中には、もちろん資金がなければ実現できないものもたくさんあるでしょう。
自分の人生の全体像を見たときに、今のお金の使い方でやっていけるのか、改めて判断できるものです。
100歳まで生きると言われている今の時代、時々人生の全体像を確かめ、お金の配分を調節しましょう。
6. クレジットカードを持たない
買い物に便利なクレジットカードですが、手持ちがないときでも、カードを使えば簡単に決済できてしまいます。
使えば使うほどポイントがたまったり、様々な特典が受けられるクレジットカードもありますが、クレジットカードの便利さから、ついつい買い過ぎてしまうという人が多いのです。
カードで、バンバン買い物をしてしまう人は、クレジットカードは持ち歩かずに、支払いは現金のみにした方が、浪費を防ぐことができます。
7. 外出を控える
ちょっとウインドウショッピングと思っていても、かわいいものを見てしまうとつい購入したくなるのが人の心理です。
浪費癖のある人は、いっそのこと、外出する回数を少なくしましょう。
お金を使う機会が減るわけですから、当然お金も貯まりやすくなります。
お金が溜まり始めると、貯金の面白さに気がつくかもしれません。
8. 買いたい物に優先順位をつける
物にに溢れた現代、かわいいもの、おしゃれなもの、便利そうなもの、優れた商品がたくさんあり、どれも側に置いて使ってみたくなります。
身に付いた素敵なもの全部を欲しがってはキリがないので、買いたいものに優先順位をつけましょう。
今買わなければ間に合わないもの、かわいいから、絶対に欲しいもの、順位をつけると、実は不要なものが見えてきます。
今買わなくても良いものは、次に回したり、便利そうだけれども、出番が少ないものは、やっぱり買わないなど、冷静になると、物欲がおさまってきます。
9. お金を増やす楽しみを知る
お金を貯める事は、お金を使うこと以上に楽しい事でもあります。
ある程度の成果が現れると、お金を増やす楽しみの意味がよく分かるでしょう。
節約の努力の甲斐は、確実に数字となって通帳に記載されます。
金額が大きく膨らんだ通帳をこっそり眺めては、思わずニヤリと笑みが溢れるでしょう。
10. 必要なもの以外買わない
浪費癖のある人は、買い物に出かけると、衝動買いが多く、買う予定がなかったものまで、たくさん買い物をしています。
浪費癖を直すには、買い物に出かけたときに、必要なもの以外買わないように、注意しなくてはいけません。
家を出る前に、「今日は必要なもの以外は買わない」と、その都度自分に言い聞かせると、衝動買いしたい心の甘えを抑制しやすくなります。
11. 買い物以外でストレスを発散する
買い物することで、日頃のストレスを発散している人も少なくありません。
確かに、商品を選ぶのは、ワクワクします。
買い物でストレスを発散させている人の心理としては、このワクワクを感じる事が癖になっているので、お金を払って自分のものになってしまうと、物への関心が失せて、買った物を大切にしないことが多いのです。
これではすぐに、散財してしまいます。
買い物でストレス発散していることに気がついたら、他のストレス発散方法を見つけるようにしましょう。
12. お金がかからない趣味を見つける
趣味の時間は、仕事のストレスを解消させてくれる有意義な時間となるので、趣味を持っていた方が、心の安定に繋がります。
しかし、趣味をするにあたって、道具や材料を用意しなくてはならないので、お金も結構かかります。
浪費癖のある人は、形から入る人が多く、趣味にもお金をかけすぎる傾向があります。
それであれば、身ひとつで出来る事や、自然と触れ合うなど、いっそのことお金がかからない趣味を見つけましょう。
13. 財布の中に現金を多く入れない
財布に現金がたくさん入っていると、気が大きくなって、つい余分に買い物ををしてしまてしまうものです。
余計な買い物を防ぐために、1週間で使い切っても良い金額を設定して、持ち歩く現金は少なめにしておきましょう。
こうすると、1週間お金の使い方を計画しながら生活することが習慣となるので、お金を使いすぎることなく、お金を貯蓄に回すことができます。
14. 外食の頻度を抑える
外に食事に行くと、どうしても色々なものが食べてみたくなるので、お金を使いすぎてしまいます。
外食は、自分へのご褒美と考えて、普段は自炊したり、家族が作ってくれたご飯を食べるようにしましょう。
また、お店で出される料理は、お客様が満足してくれるように、量が多かったり、濃い味付けだったりと、塩分も多く、外食の頻度が多いと、体を壊しやすくなってしまいます。
金銭的にも、健康面を考えても外食の頻度を少なくした方が良い事がたくさんあります。
15. お金の使い方を見直し、計画を立てる
自分が購入したものや、生活費から全て、1ヶ月間にかかるお金は、自分の収入からみて、無理はないか、妥当であるかを見直し、マイナスになっていたり、貯金がわずかしかできていないようなら、お金の使い方を意識して変えなくてはいけません。
無計画にお金を使うことこそが、浪費なのです。
週単位、月単位、年単位でお金の出入りの計画を立てましょう。
まとめ
浪費癖を直す事は簡単なことではありません。
しかしこのままでは、生活が破綻してしまうかもしれません。
そうなる前に、お金を稼ぐ難しさ、お金の大切さを知り、浪費を辞める努力をしましょう。
大切なパートナーや新しい家族ができたとき、安心して暮らすためにも、浪費は辞め、貯蓄にシフトしていきましょう。