多くの人が人間関係の悩みを抱えています。
苦手な人と上手に付き合えたなら、日常生活の多くの悩みが解消されるでしょう。
苦手な人と付き合うコツをご紹介します。
- 気持ちの良い挨拶をする
- 相槌を極める
- 避けたり無視はしない
- 早めに会話切り上げる
- 忙しいフリをする
- 相手の嫌いなところを冷静に考える
- 相手の良いところを探してみる
- 自分の話をしない
- 意識して普通に接する
- 話題は当たり障りのないものを選ぶ
- 反面教師と考える
- 自分の役割に徹する
- 自分を好きになる
- ストレスを発散する
- 呼吸を整える
- まとめ
1. 気持ちの良い挨拶をする
挨拶は、人間関係の基本です。
いくら苦手な人だからと言って、挨拶すらしないというのはいけません。
むしろ苦手だからこそ、挨拶だけはしっかりとするのが良いでしょう。
趣味や好みが違うことで、会話が長続きしない人であっても、挨拶さえしていれば、コミュニケーションを取るべき時に、コミュニケーションが取りやすい関係でいられます。
また、取っ付きにくい人のイメージがある人でも、こちらが気持ち良い挨拶を心掛けていれば、相手が快く思ってくれるはずです。
そうすれば、あちら側から歩み寄ってくれる場合もあります。
苦手意識があってもなくても、分け隔てなく、相手の顔を見て気持ちの良い挨拶をする事を心がけましょう。
2. 相槌を極める
聞き上手な人は、相づち上手でもあります。
会話の中で心地良いタイミングで相槌を打つことができれば、会話のテンポが良く、スムーズに会話が進みます。
苦手な人とも楽しく会話をしたい場合には、上手に相槌が出来れば、今までよりも楽しく会話ができるでしょう。
また、苦手な人が一方的に話しかけてきたとき、こちらが乗り気ではない場合には、会話は相槌のみにしておけば、話が盛りあがらず、長引きません。
相槌を使い分けることによって、苦手な人との会話を楽しくすることも、早く切り上げることも可能です。
3. 避けたり無視はしない
苦手な人と街で偶然会ったときに、とっさに避けるような行動を取った事はないでしょうか。
避けたり、無視をすることで、後で顔を合わせたときに、余計に関係が気まずくなってしまいます。
苦手な人と思わぬ場所で偶然会ったときは、逃げるようにその場を立ち去るのではなく、きちんと目を合わせたら軽く会釈してからその場を去りましょう。
そして苦手であっても無視をするなど、意地の悪い事は絶対にしてはいけません。
悪い行いは、自分に返ってくるものですし、誰かが必ず見ていて、最終的に損をするハメになります。
4. 早めに会話切り上げる
苦手な相手と長い時間接していると、相手に気を使ったり、相手の言動に反応しすぎて、イライラしてしまいます。
苦手な相手に関わることへのストレスを最小限にするためにも、会話は早めに切り上げましょう。
そのための方法として、失礼のない程度に、つまらないリアクションを取るのも効果的です。
会話は言葉のキャッチボールですので、一方が話したいとしても、もう一方が退屈そうなリアクションであれば、キャッチボールが長く続く事はありません。
相手に気を遣って、オーバーなリアクションで喜んで見せると、向こうはこの話がウケていると勘違いをして、どんどん話が長くなるでしょう。
あくまでも失礼のない態度で、表情やリアクションを使って上手につまらないことを伝えましょう。
5. 忙しいフリをする
苦手な人と向き合う気力がないときは、忙しいフリをしてその場から逃げましょう。
苦手な人と上手にうまく付き合うには、心の余裕が必要です。
心の余裕がないときに、苦手な人と一緒にいるのは、さらにストレスを増幅させてしまいます。
そういう時は無理をせずに、苦手な人の相手をすることから「逃げる」と言うのも1つの選択肢です。
上手に切り抜けるには、忙しいフリをすると、相手も仕方ないと納得してくれます。
6. 相手の嫌いなところを冷静に考える
どうしてその相手のことが苦手なのかを考えてみましょう。
例えば、時間にルーズなところが、許せなかったり、いつも人の話に割り込んでくるところが嫌いだったり、嫌なポイントがあるはずです。
どうしても苦手な人と付き合っていかなければはいけない場合には、相手の嫌なところを見ないようにするという手もあります。
例えば、時間がルーズな人には待ち合わせ時間よりも少し早い時刻を伝えたり、割り込まれたら困る話はその人が現れない場所や時間にするなどすると、イライラが回避できるでしょう。
7. 相手の良いところを探してみる
どんなに性格が悪い人でも、良いところは必ずあるはずです。
噂話が好きな人でも、情に溢れた性格で、困っている人が放っておけない優しさがあったり、冷たい印象が強い人でも、ピンチのときには、臨機応変に対応してくれたり、良いところを探してみると、その人に対する苦手意識も薄れてくるかもしれません。
自分にはない才能や、発想など、相手の個性を認めてあげることができれば、苦手な人との付き合いが楽になるでしょう。
8. 自分の話をしない
苦手な人とこれ以上つながりを持ちたくないと考えているのであれば、共通点は持たない方が良いでしょう。
自分の考えや、プライベートに関することなど、自分を開示してしまうと、相手に興味を持たれたり、つながりが増える可能性があります。
苦手な人に自分の私生活に踏み込まれたくない人は、不用意に自分のプライベートに関する情報を明かさないようにしましょう。
9. 意識して普通に接する
自分では、内心苦手だと思っている心を隠し通せていると思っていても、苦手意識は相手に伝わるものです。
意識して、「普通」を演じてみましょう。
普通に振る舞っているうちに、冷静さを取り戻し、相手の良いところが見えてくることもあります。
苦手意識や、嫌悪感を持った相手を目の前にすると、萎縮して本来の力を発揮できなかったり、判断力が鈍ってしまいます。
苦手だからこそ、心と頭を冷静に保つことを心がけましょう。
10. 話題は当たり障りのないものを選ぶ
苦手な人の自慢話を聞いたり、自分の得意分野を否定されたりすると、ついカッとなってしまいます。
苦手な人に感情を乱される事が苦痛なのであれば、話題は当たり障りのないものだけに留めましょう。
そうすれば、感情的になることを避けられ、ストレスを感じることも少ないでしょう。
11. 反面教師と考える
相手の苦手な部分はもしかしたら自分の欠点と似ているのかもしれません。
だからこそ気になってしまうことが多いのです。
高圧的な話し方や、横柄な態度が苦手と感じていても、あなた自身もどこかでそのような態度取っていることもあるのです。
相手の嫌な部分は、反面教師と考えて、自分は他の人の前ではそのような態度慎みましょう。
12. 自分の役割に徹する
苦手な人と付き合うときは、仕事だけの付き合い、今だけの付き合いと割り切って付き合うようにしましょう。
その時に、仕事上の付き合いであれば極力自分の仕事に没頭しましょう。
それ以外の付き合いでも、自分の役割に徹するようにしましょう。
そうすれば意外と、相手の嫌な部分が気にならないものです。
嫌なものを受け入れられない場合には、気を紛らわせるという方法もあります。
13. 自分を好きになる
自分のことが好きな人は、他人に対しても交友的になれるものです。
自分の考えに自信があるからこそ、自分とは違う他人の価値観を許容することができるのです。
視野が狭く、自分に自信がない人ほど、他人の悪い部分に目が向きやすく、悪い部分を見つけては、安心するという矛盾した気持ちにもなります。
自分を愛することができれば、ポジティブな思考で、退屈なことでも、楽しみに、苦手を好きに変えることができます。
14. ストレスを発散する
スポーツ、映画鑑賞、旅行など何でも良いので、定期的にストレスを発散させましょう。
心と体がリフレッシュされた状態だと、苦手な相手を目の前にしても、普段より苦痛に感じないはずです。
苦手な人に向き合うにはまず、受け入れる環境を整えると、苦痛は軽減します。
心の健康を保つことは、人間関係においてとても大切です。
15. 呼吸を整える
苦手な人が近づいてくると、急に鼓動が速くなったり、変な汗をかいてしまったり、言葉が出なくなることもあります。
苦手意識が自分の中に植えつけられていると、身体や、行動が普段通りにはいきません。
苦手な人に会うときには、深く深呼吸して、呼吸を整えましょう。
そして、「大丈夫」というイメージを強く思い描きましょう。
それだけでも、リラックスして、普段に近い気持ちで接することができるでしょう。
まとめ
人付き合いが上手に共通するのは、これらのポイントを押さえているということです。
まずは、自分の時間を有意義に過ごして心に余裕を持ちましょう。
焦らずに、ゆっくりと呼吸を整えて、普段通りの自分をイメージして接すると、苦手な人ともスムーズにコミュニケーションを取ることができます。