ストハラと言う言葉を耳にした事はありますか?若しくは、体験した事はありますか?
ストハラとは、ストリートハラスメントの意味で、つまりは迷惑なナンパなどを指します。
今回は、そんなストハラに遭ってしまったらどうするかを考えてみました。
- 声を掛けられたら
- 明らかなナンパの場合
- ナンパ相手がしつこい!
- 周りに交番が無く、人気が無い!
- 携帯の画面に110を表示する
- 好みのじゃないけど、悪質でも無い
- 断って、逆ギレされた場合
- 待ち伏せされる場合
- ストハラの自覚の無い場合
- 悪質なストハラの場合
- まとめ
1. 声を掛けられたら
まずは、声を掛けられたらどうするかを考えてみました。
好みの男性だった場合を除き、これはもう迷惑な話ですよね。
色んなパターンが考えられます。
アンケートやインタビュー。
署名活動など。
大概は断り易いものでしょうから、その場合はキッパリと時間が無いと断りを入れてその場を離れましょう。
良い顔を見せると、この人は協力的だと解釈されてしまい、なかなか離して貰えません。
嫌な事はキッパリ断りを入れてその場を離れるのが一番大事です。
2. 明らかなナンパの場合
最初に言った該当項目以外の声掛け、つまりはキャッチセールスも含めて食事や誘いの声掛けに遭ってしまった場合を考えてみましょう。
気軽に食事に付き合ってしまい、そのまま商品を買うまで帰して貰えなくなる事があります。
これはハッキリと軽く流してみましょう。
そこでサッサと引き上げてくれる場合はキャッチセールスの可能性が高いです。
次のターゲットにサッサと切り替える訳です。
そうでなく、いつまでも付きまとう時はいわゆるナンパですね。
3. ナンパ相手がしつこい!
断りを入れても、無視しても付き纏う場合はかなり危険だと考えて下さい。
この手のしつこいストハラは、繰り返されてしまうパターンがあります。
若しくは、SNSなどを使って顔を晒されたなどの悪質な嫌がらせもあり得ます。
そうなる前に、まずは近くに交番があれば迷わず駆け込みましょう。
こう言った軽犯罪は、お巡りさんが対応してくれるケースが多いです。
4. 周りに交番が無く、人気が無い!
人気に多い時間帯や、近くに交番があれば迷わず助けを求めていいのですが、場合によっては人気の無い場所や時間帯に狙われてしまうパターンがあります。
この場合、まずは近くにコンビニが無いか確認してみましょう。
もし近くにコンビニがあれば、そこのレジの店員さんに助けを求めてしまいましょう。
大概はこれでストハラ相手は逃げて行きます。
レジの店員さんは防犯カメラや防犯ベルがありますので、いざと言う時の駆け込み場合として利用して大丈夫です。
しかし、コンビニも交番も無い場合は、一体どうしたらいいでしょうか。
これはもう、携帯電話の出番ですね。
5. 携帯の画面に110を表示する
通話ボタンを押せば、通報できる状態の画面にします。
相手に向かって、まずは警告して下さい。
その時点で相手が逃げて行きます。
完全に姿が見えなくなってから、出来るだけ急いでその場を離れ、人気のある場所や道路に移動して、安全を確保しましょう。
もちろん、携帯電話の通報番号はそのままにし、相手が引き返して来た場合に備えて下さい。
6. 好みのじゃないけど、悪質でも無い
単に、女性とお付き合いしたいがために声掛けをしてくるナンパの場合ですね。
如何にも遊び慣れした相手の場合は、断りを入れてその場を離れるのが一番いいでしょう。
ナンパ慣れしていれば、また次のターゲットにサッサと切り替えますから大丈夫。
愛想よくして逆効果にならないよう、キッパリハッキリと断りましょう。
7. 断って、逆ギレされた場合
キッパリハッキリ断りを入れた途端、罵声を浴びせ始める人もいます。
胸ぐらを掴まれる事もあるので、この場合は警察を呼んで下さいと周りに大きな声で知らせましょう。
携帯電話を取り出したり、抵抗する姿勢を見せると怪我をさせられる場合がありますので、まずは警告して大きな声で助けを求めましょう。
8. 待ち伏せされる場合
稀に、行動パターンを調べて待ち伏せをするストハラのパターンがあります。
一方的な好意で待ち伏せされることほど怖いものはありませんよね。
例えば、毎日使う駅。
自宅近くのスーパーやコンビニ。
果ては自宅の前まで突き止めて現れた時の対処法を教えてみましょう。
これはもう犯罪です。
まずは身近な知人や友人に相談し、暫く身を隠す場所を探して下さい。
通勤する時間帯や、乗車する駅を変えるか、バスや自家用車などの全く異なる移動手段を使って身を守る事を最優先します。
頼る知人や友人がいない場合は、行政の運営するシェルターを利用してみましょう。
9. ストハラの自覚の無い場合
酔っ払いや、海外旅行者などの、いわゆるちょっと羽目を外してしまったナンパですね。
まずは軽く流してみましょう。
大概は喰いさがる事はありません。
正気に戻ってしまい、大人しくなるパターンが多いです。
この手のナンパは慣れていない男性がやってしまうストハラですので、常習性もあまり考えられません。
あまり気にせずキッパリハッキリ断りましょう。
10. 悪質なストハラの場合
最初に一人が声掛けをして、断ると何人かに囲まれて逃げられなくなるパターンがあります。
これは初期対応を間違えると大変厄介ですので、気をつけましょう。
一人が声掛けをした時点で、ハッキリ断りましょう。
周りに人が多い時間帯や、人混みの場合はすぐにその場を離れて下さい。
しつこく追ってはこれないでしょう。
万が一逃げ遅れて、仲間が周りに集まってしまったら、先ずは大きな声で知らせましょう。
ここで、躊躇って声を出さな場合、相手は必ず逃げられ無い様に囲み込んでしまいます。
大概はキャッチセールスや水商売へのスカウトですから、場所を移して説得を始めるでしょう。
そうなると、解放されるまではかなり危険を伴います。
必ず、最初に一人が声掛けをした時点で周りを見て、逃げ道を確保して下さい。
逃げ遅れてしまい、連れ出されてしまった場合は、即座に携帯電話を持って警告しましょう。
通報するそぶりで相手は怯むか、逃げます。
もちろん、そのまま通報しても大丈夫です。
助けを求めましょう。
まとめ
色んなパターンを書き出しましたが、ストハラが余りにも無防備な女性に向けられている現状を踏まえ、敢えて書き出しました。
甘い話につい乗ってしまったりしたら?ちょっと好みの男性に声掛けされて、つい気を許してしまったら?もちろんナンパで上手く行っているカップルもいますが、それはごく一部。
大概はキャッチセールスやスカウトによる女性を脅かす結果が待っています。
過剰な不安を抱く必要はありませんが、決して無防備にナンパについて行ってはいけません。
それは立派なストハラであり、軽犯罪の温床なのです。