多くの趣味を楽しんでいる人は、どのような性格や思考回路でそれらを必要としているのか、様々な観点から挙げていきます。
- 好奇心旺盛
- 気まぐれ
- 人との交流が好き
- 人との交流が苦手
- 行動力がある
- 流行に乗るのが好き
- 突出した才能がないというコンプレックスがある
- 深く追求しない
- 何事もファッション先行で興味を持つ
- 頼まれると断れない
- まとめ
1. 好奇心旺盛
大抵の人は新しい刺激と出会ったとき、自分に向いているかどうかをこれまで興味を持ったものと照らし合わせ、手を出す前に興味を失ってしまうことも多いのに対し、好奇心旺盛な人は、インドアからアウトドアまで、様々な趣味を楽しんでいる人たちを目にすると、他人事として流すことができず、自分も一度経験してみたいという強い興味を持ちます。
実際に体験することで、傍から見ているだけでは伝わらない魅力にも触れ、趣味として確立するほどハマることになります。
2. 気まぐれ
一度ハマるとある程度のところまで興味が持続するものの、これといった理由はないまま気まぐれに興味を失うことがあり、そんな心の隙間に新たな興味が入り込むと、再びある程度のところまで興味を燃え上がらせる傾向があります。
注意散漫という言い方もできますが、例えばスポーツの趣味などは、一つのスポーツの練習が他のスポーツに役立つこともあり、その散漫さが功を奏すこともあるので、そうした楽しみ方を否定することはできません。
3. 人との交流が好き
飲み会が好きだったり、SNSでもマメな交流ができる人は、そういった交流の中で趣味に誘われることも多く、それをきっかけに新しい趣味が次々と増えていくパターンがあります。
そういったタイプの人は、その趣味自体にハマれたわけではなくても、その趣味を愛する人と共に過ごす時間を楽しみにしているので、どんな趣味でも断ることなく、結果的に多趣味な人として周囲に知られることになります。
4. 人との交流が苦手
複数の人を集めて楽しむ趣味ではなく、釣りや映画鑑賞など、一人でも楽しめる趣味を楽しんでいる人は、趣味の幅が広がることがあります。
他人との交流があまり得意ではない人は、自分は趣味にハマっているから人と会っている時間がないという大義名分で、人と会わないことを正当化できるので、休日のスケジュールを埋めるように、様々な趣味に手を出していきます。
5. 行動力がある
スキューバダイビングなどは、それを楽しむための資格を取ったり、趣味を楽しむためのロケーションへ出向く行動力がなければ、趣味にすることはできません。
先に挙げたような始めるのが難しい趣味でなくても、趣味を楽しむための現場に辿り着く計画をきちんと立てられる人は、口でやりたいと言っているだけの人とは違い、自然と多趣味になっていきます。
6. 流行に乗るのが好き
聞き慣れない趣味が話題になるたびに、とりあえず手を出してみる流行りもの大好きな人は、自ずと多趣味になる傾向があります。
途中で興味を失ってしまうものももちろんありますが、毎日のように新しい情報が飛び込んでくる今の世の中で、流行りに対し斜に構えることなく、メディアが仕掛ける様々な遊びに素直に飛びついてみる姿勢は、趣味を広げやすい環境を作ります。
7. 突出した才能がないというコンプレックスがある
何をやっても特別な才能がないというコンプレックスを持っている人は、 マイナーな趣味を選ぶことで、自分のアイデンティティを確立しようとします。
例えば、野球やサッカーなどのメジャーなスポーツは敵が多いので、マイナーなスポーツを始めることで注目を浴びようとします。
しかし、あまり興味を持たれないと、新たなマイナーな趣味を取り入れるので、結果的に多趣味な人という印象を持たれます。
8. 深く追求しない
あまり深く追求しないタイプの人は、ちょっとかじった程度の趣味がたくさん生まれます。
そのため、趣味を書く欄にはずらずらと書き並べますが、一つ一つの趣味に精通しているわけではありません。
ハイレベルなスキルやセンスで他人をマウントするための趣味ではなく、下手でも楽しければ良いというスタンスを見出した人は、その心持ちの身軽さゆえ、気軽に多種多様な趣味に手をつけることができます。
9. 何事もファッション先行で興味を持つ
登山にはさほど興味はなくても、カラフルな登山スタイルのファッションは着てみたいというファッション先行型の興味で、趣味を増やしていく人もいます。
かつてはサーフィンをしないのにサーファーのような格好をする人が続出しましたが、どんな興味であれ、趣味を始めるための取っ掛かりになるのであれば、そのようなスタンスでいても何の問題もありません。
10. 頼まれると断れない
どこの世界にも不思議と誘いやすい人はいて、そのような人に限って付き合いが良いので、方々から御呼ばれし、結果的に多趣味になっていきます。
多くの趣味を持つには、複数の人間関係をこなしたり、趣味の数だけお金もかかるので、誘われるままに参加していると疲弊することもありますが、それを凌駕する魅力があることも同時に知っている彼らは、多趣味であることを決して止めようとはしません。
まとめ
多趣味な人にありがちな性格や特徴について挙げてきましたが、一度きりの人生ですので、できるだけいろんなことを体験し、後悔することのない一生にしましょう。