あなたの周りには自分よりも他人を優先させる人はいませんか?
良い人なのか、考えがあってのことなのか、その性格や特徴を知りましょう。
- 自分のことは後からでも間に合うという自信がある
- 相手から良い印象を持たれたい
- 人に手柄を取られる前に自分のものにしたい
- 自分を犠牲にしても人が救われたり喜ぶ姿を見たい
- 頼りない人を放っておけない
- それを見ている人達からの印象も良くしたい
- 自分に感化されて変わっていく人を作りたい
- 先に起きたことから片付けるものだと思っている
- 自分にとってメリットのある人かどうかを見ている
- 自分の問題事から逃げ出したい
- 心に余裕があるので人を優先させてもっと良い気分になりたい
- 生きる上で助け合うことは当然であるという考えがある
- まとめ
1. 自分のことは後からでも間に合うという自信がある
自分の手際の良さや判断力、危機回避能力などに自信があり、サポートしてくれる人もたくさんいると思うことができている状況なら自分のことは急がなくてもいいような気がしてきます。
そして、のんびりとまずは他人を優先させてあげようという気持ちになります。
今まであまり大ごとになって困ったことがない人で平和ボケしているのかもしれません。
2. 相手から良い印象を持たれたい
人に思われる自分の印象を気にしてしまう人は、自分のことよりもまずは先に相手のことをどうにかしようとするでしょう。
特に好きな異性やお世話になっている上司、仲良くしたいと思っている女友達などに対してならこんな理由で優先させてあげたい気持ちが強くなります。
そうしなければ相手に嫌われたりがっかりされると思っていて、優先させることで自分の優しさや気遣いをアピールできると考えています。
3. 人に手柄を取られる前に自分のものにしたい
人に手柄を取られるのが嫌で他人を優先させる人もいます。
意地悪い人の場合は解決直前まで他の人に任せ、そろそろという時に現れてオチだけかっさらっていくこともあるでしょう。
経緯よりも結果が大切だと考えるような人であり、人からどう思われようと自分のポイントアップのためならわがままな行動してしまいます。
4. 自分を犠牲にしても人が救われたり喜ぶ姿を見たい
世の中には損得を考えず、自分を犠牲にしたとしても人が救われたり喜んでくれる姿を見ることに幸せを感じる素晴らしい人もいます。
そんな人からすれば自分よりも他人を優先させることは求められた以上当たり前のことです。
さらに他に救いがない状況の人であれば迷わずそちらに力を貸すでしょう。
利用されることがあったとしても自分の信念でやっていることなのでなかなか変えられそうにありません。
5. 頼りない人を放っておけない
誰にでも手を貸すというわけではなく、自分でできそうな人や救いの手がいくつかあるような人かをよく見ている人もいます。
そして、とても自分では解決できそうにない人にだけ放っておけず、致し方なく優先させてあげているのです。
心の中では面倒くさいとか情けないヤツだなといったイライラも眠っています。
しかし突き放すことはできない根の優しさを持っています。
6. それを見ている人達からの印象も良くしたい
他人を優先させることでそれを見ている人達もいるでしょう。
救われた人は後から周りに噂として救われた事実を広めてくれるかもしれません。
それなら適当には扱えないし、最近自分の人気がイマイチだと感じている人ならなおのこと頑張ってしまいます。
「当たり前のことをしただけだよ」などというかっこいいセリフを吐いてみたいのです。
見栄っ張りな人ですね。
7. 自分に感化されて変わっていく人を作りたい
他人を優先させて問題を解決させることができたとします。
その相手はその経験から他の人に同じようなことをするようになるかもしれませんし、性格や生き方を感化して良い人間に変わっていく可能性もあるのです。
一度でもそんな経験があればまた同じような存在になりたいと感じます。
自分に感化されて変わっていくなんて、自分が素晴らしいからこそ成せる業だと思っています。
8. 先に起きたことから片付けるものだと思っている
物事の優先すべきことは大小や損得ではなく先に起きたことから順に片付けていくものだと思っている人もいるのではないでしょうか。
自分に気になることがあったとしても本格的に問題化しているほどでもない時、他人のことでも問題として起きていることから優先して順に片付けていこうと考えます。
コツコツ片付ければ問題がなくなり効率もいいと思っています。
9. 自分にとってメリットのある人かどうかを見ている
自分よりも他人を優先させるのは相手が自分にとってメリットのある人かどうかを見極められる人です。
自分の仕事に影響のある人だから受け入れよう、好きになってほしいから助けて上げようなどと考えて脳内で仕分けしているのです。
はじかれてしまった人は小さなことであってもなかなか助けてもらえないでしょう。
メリットのある人のことなら行動力はバッチリです。
10. 自分の問題事から逃げ出したい
自分が抱えている問題事があまりにも大きすぎて解決しそうにもない時に、他人に関するそれほどでもないことにシフトチェンジして現実逃避したくなることがあります。
その人のために行動しているのではなくあくまでも自分の問題事を考えないで済む時間がほしかったり、他のことを担当している間に誰かが自分の問題事を手助けしに現れないか待っていたりします。
11. 心に余裕があるので人を優先させてもっと良い気分になりたい
自分自身の生活が安定していて心に余裕があると、人を優先させて感謝されたりいいことをしたという高揚感に浸りたくなります。
特に人望がそれほどない人は、このような方法でもいいから相手に気に入られようとしたり人に好かれた気分を得ようとします。
生活が安定していると言いながら心が寂しい人とも言えますね。
12. 生きる上で助け合うことは当然であるという考えがある
人は一人では生きられないと言いますから、それをつくづく感じている人なら自分のことはさておき誰かを優先させようともするでしょう。
そうやって助け助けられ生きていくのが当然だと思っているのでそこに疑問を感じていません。
そうしなければ自分も人に助けてもらえないという危機感も持っています。
まとめ
自分よりも他人を優先させる人はとても優しい献身的な人に映ります。
しかし、そう見られるために狙ってやっている人もいますし、単に深く考えていないだけの能天気な人もいます。
時にはそれ以上に優先すべきことをしない姿にヒヤヒヤさせられることもありますね。
こんな人を見かけたら助言や遠慮をして救ってあげる必要もあるかもしれません。
純粋に優しさでしてくれているのだとしても、感謝されることから極度のお人よしに変わっていくと想像すると、優先してもらえる側も甘えてばかりではいけないような気がします。