東京というと、大都会というイメージがあるかと思います。
しかし、東京と言っても様々な町があり、そのなかでも下町はちょっと異なります。
そんな東京の下町育ちにありがちな性格や特徴をご紹介します。
- 情熱的
- 仲間を大切にする
- 地元愛が強い
- お祭りが大好き
- 喧嘩っ早い
- お金を使うのが好き
- 涙もろい
- 細かいことは気にしない
- 前向き
- 陰口や人の悪口を言わない
- まとめ
1. 情熱的
下町は江戸っ子気質と言われているだけあり、情熱的な性格の人が多いとされています。
どんなことでも情熱的に対応し、小さな行事から大イベントに至るまで、どんなことでも全身全霊を使って挑むのが下町育ちの特徴となっています。
2. 仲間を大切にする
情熱的な人が多い下町育ちの方というのは、仲間思いで団結力が強いのが特徴です。
得に、幼馴染みなどで同じ下町で一緒に育ってきた仲間は誰よりも大切にする傾向にあります。
大切な仲間が困っているときなどは、仕事を投げ出してでも駆け付けると言われているほど、下町育ちの方というのは仲間思いであると言われています。
また、下町育ちの人というのは新しい仲間を作るのも得意としており、下町に移住して来た人に対しても好意的に接し、自分達の仲間へと引き込もうと考える方が、若い人だけではなく、中年や高齢者の方にも多く見られます。
3. 地元愛が強い
下町育ちの人はとにかく地元愛に溢れています。
地元が世界で一番住みやすくて魅力に溢れている町だと断言する人もいるほど、下町育ちの方は生まれ育った町を愛しており、誇りに思っている傾向にあります。
そのため、結婚しても下町に住み続けたい、下町から出たくないといった方も実は少なくはなく、男女共に地元愛が強い傾向にあります。
4. お祭りが大好き
下町育ちの方はとにかくお祭りが大好きという方が多いとされています。
仲間意識が高い下町育ちの人々は、仲間が団結するお祭りに人生をかけているといった方も多く、下町で行われるお祭りには何がなんでも参加すると意気込んでいる方も多いとされています。
江戸っ子の下町育ちは祭りを見ると血が騒ぐと言われていますが、その言葉通り、下町育ちの方というのは祭りのシーズンになるとソワソワしてしまい、居ても立ってもいられなくなる性格の人が多いのです。
5. 喧嘩っ早い
下町育ちの人は感受性が豊かである一方、喧嘩っ早いと言われています。
売られた喧嘩は買うというのが下町育ちのやり方であると信じて疑わない人も少なくはありません。
近年では、若い方などは落ち着いている傾向もあるのですが、下町育ちの人と肩がぶつかったらすぐ喧嘩か始まる、下町ではどこかで喧嘩が起こっていると言われるほど、下町育ちの人は喧嘩っ早いイメージが根強くありました。
喧嘩っ早いのですが、喧嘩が終わるとそこから友情が始まることもあり、人情的であるのも下町育ちの人によく見られる性格の特徴です。
6. お金を使うのが好き
江戸っ子は宵越しの銭は持たないと言われているほど、お金があるとパーッと使ってしまう気質にあります。
とにかく楽しいことにお金を使うことに関しては罪悪感などは微塵も感じてはいない方が多く、下町育ちの方はお金を細かく計算するのを嫌がる人が多いとされています。
7. 涙もろい
下町育ちの人というのは人情味溢れる人が多く、涙もろい人が多いのも特徴です。
悲しいことだけではなく、悔しいことやうれしいことなど、感情が溢れたときなどは思わず涙が溢れているタイプの人も少なくはありません。
人の話を聞きながら涙を流していたり、居酒屋などの飲みの席で熱くなって泣いているなんてことも、下町育ちの人なら珍しいことではありません。
8. 細かいことは気にしない
下町育ちの人というのは、細かなことを気にしないという性格の人が多いのも特徴とされています。
買い物などをしても細かな小銭でお釣りなんてしなくてもいいというような人も多く、ちいさなことをいちいち気にしていたら生きていくのが大変だと感じている下町育ちも多いと言えます。
下町育ちの人が喧嘩っ早いのも、細かなことを話し合うよりも、喧嘩をして解決した方が手っ取り早いと感じているからかもしれません。
9. 前向き
下町育ちの人というのは、楽観主義者の方が多く、いつも前向きに生きているかたというのが多いとされています。
下町育ちの人というのは、楽しいことを好みます。
そのため、マイナスの発言や失敗したときのことなどを予想して話されると、頭に血が上ってしまう人もいます。
会話というのは楽しいことを話すためにある、失敗したときはその時にまた考えたらいいじゃないかという考えの持ち主というのが多く、将来に対しての不安などを口にすることがなく、人生はなるようになると楽観視されている方が多いとされています。
10. 陰口や人の悪口を言わない
喧嘩っ早いことで有名な下町育ちですが、陰口や人の悪口を言うことをとにかく嫌がります。
裏で言うくらいなら直接言ってやるというのが下町育ちの人の考えであり、相手の悪い部分は本人に言って直してもらうのが一番であると考えている傾向にあるのです。
下町育ちの人は人の悪口を言いませんし、悪口をいうのも嫌いますので、誰かが陰口を話しているものなら、直接言ってこいと食って掛かる人もいるほどです。
まとめ
下町育ちの人というのは、とにかく情熱的な人が多く、人情味溢れるタイプが多いと言えます。
地元を愛し、地元で共に育ち共に生活をしている仲間を大切にしており、時には喧嘩っ早く、しかし涙もろいという感情表現が豊かであり、人間味のある人が多いのが下町育ちの人の良さでもあります。
宵越しの銭は持たないという江戸っ子気質を引き継いでいますので、下町育ちにケチはいないというほど、お金の使いっぷりが良いとされており、細かなことを気にしないので、楽しいことは思いっきり楽しむことが出来る、純粋なタイプが多いのかも知れません。
お祭りが近づくと下町育ちの血が騒ぎ、喧嘩をする人は増えてしまいますが、下町育ちの人は喧嘩をした相手とも仲良くなってしまう気さくな心と強い仲間意識がありますので、大人になっても友人に囲まれた生活を送っている人が多いと言えます。
それも、下町育ちの人は陰口を言ったりせず、思ったことは相手にぶつけるオープンな性格であるからだとされています。