「大げさだよ」とツッコミたくなる発言を繰り返す人の、特徴的な性格や心理を見て行きましょう。
- 変な口癖がある
- 常識がない
- まだそのジャンルに精通していない
- 子どもっぽい人
- 兄弟が多い人
- 注目されたい人
- アクションが大きい人
- 表情が大きい人
- 声が大きい人
- 極度に悲観的な人
- 極度に楽観的な人
- 想像力が豊かすぎる人
- 妄想力がたくましい人
- まとめ
1. 変な口癖がある
何かを相手に伝える時に「すごい話がある」などの前置きをして話をする人がいます。
しかしその内容が、相手にとって全然すごいと思えない時に「おおげさだな」となってしまいます。
もしも「すごい話がある」や「大変だよ」などと変な前置きをしなければ、おおげさだと思われずに済みますし、普通におもしろい話として聞けるかもしれません。
つまり大げさな人は、変な口癖を持っているだけ、ということがあります。
もし自分が「大変だよ」「やべえよ」などの口癖を持っている場合は、もしかしたら周囲の人に大げさな人だと思われている可能性がありますので注意が必要です。
2. 常識がない
大げさな話をするときに「大変だよ」という前置きをする人がいます。
先ほどの例では、それが単なる口癖でしたが、中には本当に「大変だ」と思っていることもあります。
つまり大変だと本当に思って伝えた話が、相手にとって大変だと思えずに「大げさだな」と思われてしまうケースです。
この場合は、大げさな人に「常識がない」可能性があります。
一般的な人が感じる大変なことと、その人の大変なことがずれているからです。
このような人は、一般的な感覚の人から見ると当たり前なことを「大変だ」と思っています。
熱を込めて普通のことを言ってくるため、少し迷惑に感じる人もいるでしょう。
3. まだそのジャンルに精通していない
本当に大変だと思って、大変ではないことを言うケースは、若い頃や、新卒の時期などに良くあります。
転職したての頃なども、業界の常識がないため、普通のことを特別に思いがちです。
子どもの趣味に合わせて話をする親も、子どもから見れば当たり前のことを興奮しながら話します。
親からすれば、子どもに話を合わせようと良かれと思っているのに、子どもは冷めてしまいます。
このようにある業界やジャンルに精通していない時期は、物事を大げさに捉えがちです。
4. 子どもっぽい人
子どもはまだ世の中に慣れていないため、当たり前に思えることにも感動することができます。
例えば、海の水が塩辛いことにも感動をすることができます。
子どもなら「海水を天日干しすれば、美味しい塩が作れるんだって」と大げさに話をしても親は微笑ましく聞いてくれますし、周囲の子ども達も「すごいね」と言ってくれるでしょう。
大人になっても子どものような感性を持ったままという人は、大げさに見えてしまいます。
「空が青くてきれい」と言ったり、「ハワイの海はすごい綺麗だな」と感動する姿を見ると、つい大げさだよと思ってしまいます。
しかし瑞々しい感性を持ち続けられれば、毎日が楽しくなるはずです。
子どもらしい一面を残したまま大人になることは悪いことばかりではありません。
5. 兄弟が多い人
兄弟が多い人は、大げさな言動を取りやすくなります。
ひとりっこなら黙っていても、親から話を聞いてもらえます。
「今日学校で何があったの」という具合にです。
しかし兄弟が多いと、黙っていたらいつまでたっても、話を聞いてもらえません。
多少大げさな表現をしてでも親に注意を払ってもらう必要があるのです。
そのため大家族で育った人は、大げさな表現が多くなりがちです。
6. 注目されたい人
大家族で育たなくても、注目されたい人はいます。
いつでも注目されたいと思っている人は、大げさな表現をして気を引く必要があります。
例えばSNSなどをしている人が注目を集めようと思ったら、普通に日常について記載するのではなく、少し大げさな表現にするでしょう。
このように注目されないと生きている甲斐がないと感じるような人は、普通のことを大げさに表現する癖がついています。
芸能人の多くがこのようなタイプの人でしょう。
7. アクションが大きい人
日本人から見ると、アメリカ人の行動は「大げさ」に見えることがあります。
フランス人やイタリア人の行動も同様です。
それは彼らのアクションが大きいからです。
「美味しい」と言う時に、身振り手振りを加えて表現するので大げさに見えるのです。
そのため帰国子女の人は、大げさだと思われやすいでしょう。
帰国子女以外でも、なぜか身振り手振りが大きな人がいて、やはり大げさだと思われているのです。
8. 表情が大きい人
身振りや手ぶりが大きいだけでなく、表情が大きな人も大げさに見えます。
何か怖い話を伝える時に、目をひんむいて話をすると、大げさだと思われてしまいます。
単純に目をむく癖があるだけの人も多いです。
9. 声が大きい人
声が大きな人も、大げさな印象を与えやすいです。
例えばテレビドラマに出ている役者さんの中で、なぜか演技が大げさに見える人がいます。
調べてみるとその人は舞台役者さんやミュージカル俳優だったりします。
舞台では大きな声で、遠くのお客さんに言葉を届ける必要があります。
大きな声は舞台役者さんにとって重要なスキルです。
しかしテレビドラマでは高性能のマイクがあるので、ぼそぼそと話しても聞き取れます。
まだテレビドラマになれていない舞台役者さんは、声のボリュームが大きくなりがちで大げさに見えてしまいます。
動揺に日常生活でも声が大きすぎる人は、何となく大げさな印象を持たれます。
10. 極度に悲観的な人
何かが起きた時に、ものすごく悲観的な反応をする人は「大げさだよ」とツッコミを入れられます。
環境汚染のニュースを見て、「もう地球は終わりだ」と本気の暗い顔をする人がいます。
「大げさだよ」と言われても仕方ないでしょう。
11. 極度に楽観的な人
逆に楽観的すぎる人も大げさに見えます。
クラスでいちばん可愛い女子と目が合っただけで「俺に惚れている」という男子は、周囲の男子から「大げさだよ」とツッコミを入れられるでしょう。
12. 想像力が豊かすぎる人
「風が吹けば桶屋がもうかる」という話があります。
ある街に風が吹いたら、巡り巡って桶屋さんがもうかるという話です。
このようなことを良く考える、想像力が豊かすぎる人も、大げさだと言われやすいでしょう。
13. 妄想力がたくましい人
アイドルのインタビュー記事を読んで、勝手に暗号などの存在を指摘し文章を作り、「これは自分への秘密のプロポーズだ」などと妄想する人は、大げさな人です。
他にも特別に深刻ではない事柄やくだらないことを、いつでも深く考えている人は大げさな結論に達しやすい傾向があります。
突拍子の無い大げさなことを言う人ですが、不思議と周囲の人から愛される人物です。
まとめ
大げさな人の性格や特徴を見ていると、生まれ育った環境への適応のためだったり、生まれ持った性格のせいだったりすることが分かります。
悪意を持って大げさなことを言わない限り、グループのスパイス的な存在になる、憎めない人でしょう。