職場や教室に向こう見ずな人がいると、つい注目してしまうでしょう。
危なっかしいですが魅力的な部分もある人たちです。
- 根拠のない自信がある
- 大きな目標がある人
- 目標と現実が乖離しすぎている人
- その気になりやすい人
- 現在の自分では無理だと思わない人
- リスクを恐れない人
- 恐怖を感じない人
- 「何とかなる」と思っている人
- 危険な場所でワクワクする人
- できないことはないと思いたい人
- 結果的に失敗することが多い人
- 大きな事故を起こしたことがある人
- 好きになる相手が芸能人クラス
- まとめ
1. 根拠のない自信がある
向こう見ずなひとは、夢見がちな人に多いです。
現実を見て、堅実な生き方をしている人は向こう見ずと呼ばれることはないからです。
もともと向こう見ずとは、「向こうを見ないで行動する」という意味があります。
大きな夢を達成しようとすると、達成をするために様々な困難に出会うことになります。
そのような困難を想像すると、ほとんどの人が歩みを止めてしまい、他の夢へと逃げてしまうでしょう。
しかし向こう見ずな人は、大きな夢や目標を「なぜか達成できる」と思い込み、行動を開始します。
途中にある困難や課題などは「見ず」に行動を開始してしまいます。
この「なぜか達成できる」と思う、「根拠のない自信」が、向こう見ずな人の向こう見ずたるゆえんと言えるでしょう。
周囲の人から見て勝算がなさそうな場面でも、向こう見ずな人には勝利している自分の姿が見えているはずです。
2. 大きな目標がある人
夢見がちなだけでなく、大きな目標を持っている人がいます。
大きすぎる目標に向かうということは、それを達成するのがとても困難だという意味でもあります。
つまり大きな目標を持つこと自体が向こう見ずな人という印象を与えます。
「世界征服する」と子どもが自分の夢を語ることがありますが、大人になっても似たようなレベルの夢を持っている人がいます。
「宇宙飛行士になる」と20代になっても言っている人がいたら、向こう見ずだと思われてしまうでしょう。
「総理大臣になる」と地盤もない若者が言っていたら、向こう見ずだと思われます。
実現が不可能に見える目標を持っているだけで、向こう見ず判定をされてしまうのです。
3. 目標と現実が乖離しすぎている人
先ほどの「宇宙飛行士になる」の例でも、仮に親が金持ちで、留学経験があり英語がペラペラで、運動神経も抜群だという人が言った場合は、向こう見ずだとは思われないかもしれません。
現実は難しいけれど、そこに可能性を見ることができるからです。
向こう見ずな人は、目標と現実のその人の乖離が大きいという特徴があります。
「その目標を達成するのは、お前には無理だろ」というような状況の人は、向こう見ずだと言われやすいです。
4. その気になりやすい人
その気になりやすい、調子に乗りやすいタイプの人も、向こう見ずな人の特徴です。
「君は役者になれるよ」と第三者に言われた時に、普通の人なら「おだててくれただけ」と思うでしょう。
本気で役者になれるとは思わないはずです。
その気になりやすい人は、君は役者になれるよと言われた途端にその気になります。
「そうか役者になれるのか」と思い、「役者になろう」と思ってしまいます。
大きな夢に向かっている人が、そのキッカケを話す時に「近所のおじさんに言われたから」とか「友達が言うから」などと話すことがあります。
まさに「その気になった」人達です。
5. 現在の自分では無理だと思わない人
夢を持つ時に、それを達成できるかどうかを判断するために、現在の自分を客観的に見るのが普通の人の行動です。
現在の自分が小さく見えると、大きな目標を持つなんて無理だと思うはずです。
しかし向こう見ずな人は、現在の自分を「無視」します。
大きな目標と、それを達成した自分の姿しか見えず、現在の自分の姿は関係ないと考えます。
実際に人間がどのくらい成長するかどうかは、誰にも分かりません。
現在の自分の姿に限界を感じる必要は、どこにもないのです。
6. リスクを恐れない人
向こう見ずという言葉には、「リスクを恐れない」という意味が込められています。
何せ向こうにある、様々な障害やトラップなどは見ずに、先に進もうとしているからです。
ほとんどの人が、危機管理能力を働かせて、歩みを止めてしまうでしょう。
先が見えない状態で前進するのは危険だからです。
しかし向こう見ずな人は、最終的な目標地点さえ見えていれば、どんどん前進していきます。
リスクを恐れない傾向が強い人ほど、向こう見ずという称号にふさわしい人でしょう。
7. 恐怖を感じない人
たまにリスクを恐れないのではなく、恐怖自体を感じない人がいます。
恐怖を感じるのは、例えば蛇に噛まれてしなないように、生存本能が働いているからだと言われています。
蛇を恐れないで近づくと、噛まれて毒が回って死んでしまうかもしれないからです。
たまに恐怖を感じる機能が壊れているように見える人がいます。
そのような人は、蛇がたくさんいる藪の中でも、まっすぐ前進できる人です。
8. 「何とかなる」と思っている人
向こう見ずな人は、かなりのピンチでも「何とかなる」と思って進めます。
そして実は何とかならない人も、本当に何とかなる人もいます。
結果よりも、何とかなると思えるかどうかが、向こう見ずかどうかの違いです。
9. 危険な場所でワクワクする人
危険な場所を恐れないのでも、危険を感じないのでもなく、「危険な場所が好き」な人がいます。
当然いつか大きな事故や失敗をしてしまいがちです。
向こう見ずと呼ばれやすい人ですが、長く活躍するのは難しい人です。
10. できないことはないと思いたい人
「全能感」を持っていて、まるで自分が神のように考えて行動できる人がいます。
海の上を歩こうとするような、奇跡すら起こせると思っているようなタイプの人です。
このような人がリスクのある行動を取る時に、向こう見ずと呼ばれます。
11. 結果的に失敗することが多い人
大きなことに挑戦して、成功した人は、成功者と呼ばれます。
途中で失敗をしてしまうと「あの人は向こう見ずだから」と言われてしまいます。
12. 大きな事故を起こしたことがある人
現在は普通に生活をしていても、かつて大きな事故を起こした人は、「向こう見ずな人」という噂をされてしまいます。
13. 好きになる相手が芸能人クラス
好きになる相手が、素敵過ぎる場合も「向こう見ず」と呼ばれます。
芸能人クラスの美女や、本当に芸能人と結婚しようとしている人も、当然向こう見ずと呼ばれます。
しかしこのような向こう見ずな人が、時として本当に芸能人と付き合ったり結婚したりするのです。
まとめ
向こう見ずな人は、リスクに関して鈍感だったり、リスクを感じない傾向がありました。
そのため、いつもハラハラしながら見守ることになります。
いつかその人と離れることになっても、記憶に残る人になるでしょう。