嫌なことからすぐ逃げる性格の人が身近にいるとイライラするでしょう。
そのような人の特徴を知り、距離を取って付き合うようにしましょう。
- 好きなことだけして生きたい人
- 嫌なことはしなくてもいいと思っている
- 負けたくない
- 挫折感を味わいたくない
- 好きなことばかりして生きるのが当然だと思っている
- 失敗しないで成功できると思っている
- たくさんチャンスがあると思っている
- 傷つきたくない
- 嫌なことを怖いと感じる
- 嫌なことが多い人
- ストレス耐性がない人
- 勘がいい人
- 悪いイメージをしてしまう人
- まとめ
1. 好きなことだけして生きたい人
「私は好きなことだけして生きていく」と真顔で言う人がいます。
そのような人は、少しでも嫌だと思うことには向き合わずに逃げているように見えます。
中世ヨーロッパのお姫様などの中には、このような生き方を貫いて生きた人もいます。
このような気質の人は現在でもいて、比較的若い時代はその希望が通ることもあります。
しかし結婚をして過程を持つなどすると、好きなことだけして生きて行くことは困難になります。
その時になって、嫌なことと初めて向き合うことになります。
2. 嫌なことはしなくてもいいと思っている
嫌なことから逃げ続けていても、生活できると思っている人がいます。
例えば実家で暮らしている独身女性の中には、そのような人もいるでしょう。
好きな仕事を好きな時間だけして、家事などの面倒なことは両親に任せて生活をしているような人です。
このタイプの人の中には「嫌なことをなぜするの?」と、逆に嫌なことに立ち向かっている人を不思議に思っている人もいるでしょう。
自分の下着を洗ってくれたり、排水溝に詰まった髪を取ってくれる母親や、足りない収入を補ってくれる父親がいなければ、嫌なことをしないで生きて行くことはできないのに、そのことに気付いていません。
3. 負けたくない
嫌なことが苦手なことの場合は、すると負ける可能性があります。
例えば長距離を走ったことがない人は、マラソンは嫌なことであり、苦手なことでもあるでしょう。
もしマラソン大会に友達と一緒に参加したら、友達に負ける可能性が高いです。
本来、マラソン大会などのイベントに市民が参加した場合、負けるも勝つもないのですが、負けず嫌いな人は異様に勝ち負けにこだわるものです。
負けず嫌いで、自分が苦手な物を知っている人は、嫌なことからすぐに逃げるように見えるのです。
4. 挫折感を味わいたくない
嫌なことにチャレンジをして、過去に強い挫折感を味わった人がいます。
そのため「嫌なことに挑戦したら挫折感を味わう」と思ってしまうため、なかなか挑戦できません。
嫌なことからすぐに逃げるのは、強いトラウマのせいと言えるでしょう。
5. 好きなことばかりして生きるのが当然だと思っている
「人生は一度きり」「だからできるだけ好きなことをしたい」と言う人がいます。
この言葉には、嫌なことが多い世の中だから自発的に好きなことをしていこうという前向きな意味があります。
しかし言葉を取り違えて、やりたくないことはやらない、好きなことだけやると受け取ってしまう人もいるのです。
6. 失敗しないで成功できると思っている
何事も上達するためには、トライ&エラーが必要です。
嫌なことからすぐ逃げる人は、トライ&エラーの必要性を感じていません。
好きなことだけに集中して、失敗をせずに成功しようと思っている人です。
好きなことの中にも、必ず嫌な成分が含まれていますので、早晩行き詰ってしまうでしょう。
7. たくさんチャンスがあると思っている
まだまだチャンスがたくさんあると思っている人は、目の前にチャンスがあってもちょっと嫌だと感じたら逃げてしまいます。
例えば合コンに行く時に、少し嫌な要素が混じっているだけで逃げてしまいます。
しかしもしかしたら、嫌な要素は錯覚で、運命の人と言えるような相手巡り合えるチャンスだったのかもしれません。
いくらでもチャンスが来ると思っている人は、条件を厳しく審査しすぎて、チャンスを逃し続けてしまうでしょう。
8. 傷つきたくない
過去にトラウマがあり、心が今でも傷ついている人がいます。
トラウマ的な出来事が過去の出来事になっておらず、今でもその人の身体に巣食ってしまっています。
このような人は嫌なことに過剰に反応してしまいます。
周囲の人が強制的に向き合うように言うのは難しいでしょう。
9. 嫌なことを怖いと感じる
嫌なことをして怖いと感じた過去がある人の中には、嫌なことの全てが怖いと思ってしまう人もいます。
例えば嫌だった水泳にチャレンジして、おぼれかけて怖くなってしまった人がいます。
このタイプの人が、海外旅行に行くのも何となく嫌だと思っているとします。
すると「海外旅行も怖いもの」と思ってしまいます。
色眼鏡をかけて世界を見ているような状態で、「嫌なこと=怖い」と錯覚しているのです。
10. 嫌なことが多い人
嫌なことからすぐ逃げると感じる人は、周囲の人から見て「逃げてばっかり」と思われている人です。
もしその人の内面を見てみると、嫌なことから逃げてばかりなのではなく「世の中に嫌なことが多すぎる」のかもしれません。
例えば一般的な人が、嫌なレベルが5の物が1、嫌なレベルが4の物が3くらいあるとするとします。
逃げてばかりの人は、嫌なレベルが5の物が10あり、嫌なレベルが4の物が100くらいあるのかもしれません。
一般の人でも、嫌なレベルが3の物には立ち向かっても、5や4のものからは逃げるでしょう。
すぐ逃げるように見える人は好き嫌いの数が多すぎるだけで、反応としては普通なのかもしれません。
11. ストレス耐性がない人
ストレス耐性が弱く、嫌なことをすると心が病んでしまうタイプの人もいます。
このような人は無理をせず、すこしずつストレス耐性を強くする必要があります。
12. 勘がいい人
要領がいいというか、勘がいい人は、嫌なことからすぐに逃げます。
会社の嫌な仕事の分担がある時は、上司の目に入らない場所にいたり、外回りをしているようなタイプの人です。
このタイプの人は逃げるというよりは上手に立ち回っている人と言えそうです。
13. 悪いイメージをしてしまう人
嫌なことから壮大な悪いことをイメージする人がいます。
小雨が降っただけなのに、洪水になって家が全損してしまうと悪い空想を広げてしまうタイプの人です。
このような人は、イメージ力が強すぎるので、嫌なことからすぐに逃げようとします。
人生経験を踏み、それほど怖い予感は当たらないことを知れば、落ち着いた行動を取るようになるでしょう。
まとめ
嫌なことからすぐ逃げる人にも、それなりの理由があることが分かります。
持って生まれた性格、そしてトラウマや考え方が影響しているようです。
たいした理由もなく、嫌なことから逃げ出してしまうタイプの人は、立ち止まって向き合うことも必要でしょう。
その中に幸運の種が落ちているかもしれません。