何か話していないと気が済まない、静かな場所だと逆に落ち着かなくなる、そんな沈黙が苦手な人の性格や特徴についてまとめました。
- おしゃべり
- 気を遣いすぎる
- 緊張しやすい
- 落ち着きがない
- 静かな場所が苦手
- 神妙で真面目な雰囲気に耐えられない
- 空気が読めない
- 自分に自信がない
- 余計なことをしゃべって損をしている
- ひょうきんで誰かを笑わせることが好き
- 八方美人で誰からも嫌われたくない
- 相手の話を聞くのが苦手
- ネガティブな性格である
- まとめ
1. おしゃべり
沈黙が苦手な人はおしゃべりな人が多いです。
黙っていることができずに、ついついに話しをしてしまい、静かな雰囲気を台無しにしてしまうこともあります。
また、話すことに疲れを感じずに、時間が許せば、いつまでも話していられるという人も多いでしょう。
ファミレスやファーストフード店などで、ドリンク1杯で何時間もいられる人も多いです。
2. 気を遣いすぎる
沈黙が苦手な人は、気を遣いすぎている場合が多いです。
会話が止まり、静かになってしまうと
「相手は機嫌が悪いのではないか」
「私が話題を提供しなければいけない」
など、いろいろと考え過ぎてしまい、あれこれ話してしまったり、必要以上に疲れてしまうことが多いです。
また、黙ってしまうと思考がどんどん働きすぎて混乱してしまう人も多いでしょう。
冷静さを保てずに、失敗してしまうことも多いので気をつけましょう。
3. 緊張しやすい
沈黙が苦手な人は、緊張しやすい人が多いです。
スポーツの大会で、学校の試験で、舞台で、さまざまな場面で、静寂はやってきて、集中しなければならない時が必ずあります。
しかしながら沈黙に耐えられない人は、そうした静寂の場面で、人よりも緊張しやすく、空回りしてしまうことが多いのです。
自分の持っている実力よりも低いパフォーマンスしかできない人も多いでしょう。
心音が聞こえすぎたり、呼吸が浅くなったり、吐き気がしたりと、緊張感が度を超えて、自分の行動を邪魔してしまう場合が多いのです。
4. 落ち着きがない
沈黙が苦手な人は、落ち着きがないです。
時間を持て余してしまうと、その場でじっとしていられず、何かしらそわそわと行動してしまいます。
静かな場所では、そのような行動が顕著になり、周囲の人間に敬遠されたり、嫌悪感を抱かれたりすることもあるでしょう。
また、生活音全般が大きくて、雑なのも特徴です。
アパートやマンションなどに住む時は、迷惑をかけていないか、注意して生活しなければなりません。
5. 静かな場所が苦手
沈黙が苦手な人は静かな場所が苦手です。
図書館や、役所、病院、など、静かな公共施設にいると身の置き場がないように感じられ、落ち着きを失います。
静かに待って座っているということができず、何度もトイレに立ったり、そわそわと歩き回る人もいます。
また、沈黙に耐えられない人は、敏感な気質でもあります。
静寂の中で感じられる僅かな音や気配を拾い、なかなか寝付けない人もいます。
それゆえに、わざと音楽をかけながら寝たり、扇風機やエアコンを動かして機械音を聞いたりと、安定した音のある環境でなければ寝られないという人もいるのです。
6. 神妙で真面目な雰囲気に耐えられない
沈黙が苦手な人は、神妙な雰囲気や、真面目な場面に耐えられない人もいます。
静かにしていなければならない、式典や儀式の時に
「なんでこんなに真面目にならなければならないだろう」
「静かな場所だと緊張してしまい、胸が苦しい」
など、精神的にも肉体的にも疲労を感じてしまう人がいるのです。
中には、真面目さに耐えられず、突然笑い出してしまい、周囲に不審がられたり、顰蹙を買ってしまうこともあります。
とはいえ、本人は本当は真面目で神妙な態度をとりたいのです。
これは失笑恐怖症という病気の場合があり、真面目な雰囲気に過度にストレスを感じ、そのストレスを和らげるために、自然に笑ってしまうのです。
笑ってはいけないと感じれば感じるほど、そうした症状に悩まされてしまいます。
ストレス耐性を上げ、カウンセリングなどの処置を受けると良いでしょう。
7. 空気が読めない
沈黙が苦手な人は、空気が読めない場合もあります。
周りに気を遣って話しているつもりが、場を白けさせ、盛り下げてしまっている時があるでしょう。
TPOを考えず、環境や状況になじめないので、周囲から浮いてしまうような行動をしてしまうこともあります。
8. 自分に自信がない
沈黙が苦手な人は、自分に自信がない人も多いです。
相手も自分も黙ってしまうと身の置き場に困り、「嫌われていないだろうか」
「自分は面白くない人なのだろうか」というようなネガティブな気持ちに囚われて、話をしなければならない、空気を変えなければならないと焦ってしまいます。
泰然自若な態度を取れず、いつも羞恥心や惨めさが頭を巡り、落ち込みやすい性格でもあります。
9. 余計なことをしゃべって損をしている
沈黙が苦手な人は、他人の地雷を踏んでしまうことが多いです。
静寂に耐えられず、何か話さなければならないと焦るあまり、言ってはいけないことを言ってしまったり、余計な発言をしてしまい、相手の不興を買ったり、怒らせてしまう場面が多いです。
本当は繊細で、周囲のことが見えすぎているくらいに細やかな観察力を持っているのに、言葉にしてしまうせいで、損をすることが多いのです。
口は災いの元というのを肝に銘じなければなりません。
10. ひょうきんで誰かを笑わせることが好き
沈黙が苦手な人は、サービス精神が旺盛な場合もあります。
ひょうきんな性格で、誰かを笑わせたり楽しませたりすることに、喜びを抱く人も多いでしょう。
それゆえに、神妙にしていられずに、ついふざけてしまったり、余計な発言をしてしまったりすることがあります。
空気をぶち壊してしまい、叱責されたり呆れられることもあるでしょう。
こうした人は、本当は気遣いができる人なのですが、落ち着きがないために、失敗してしまうことが多いのです。
11. 八方美人で誰からも嫌われたくない
沈黙が苦手な人は、臆病な場合が多いです。
八方美人な性格で、誰からも嫌われたくないがために、沈黙を嫌い、何か話さなければ、場を盛り上げなければならない、という考えに捕らえられすぎて、失敗することが多いです。
人間関係や会話の中で、沈黙が必要な場面もあります。
焦りや恐怖をコントロールし、静寂に耐えられる心を持ちましょう。
12. 相手の話を聞くのが苦手
沈黙が苦手な人は、相手の話を聞くのが苦手な人も多いです。
上手く会話のキャッチボールができず、自ら途切れさせてしまったり、見当違いな応答をしてしまったりと、会話が苦手な人が多いのです。
言葉に対する連想力が強く、ひとつの言葉にとらわれてしまうと、会話よりも、思考を優先してしまう場合も多いです。
それゆえに、自分の世界にとびがちで、会話をおろそかにしてしまうことも多いのです。
自ら招いた沈黙に対処しきれない人もいるのです。
13. ネガティブな性格である
沈黙が苦手な人は、ネガティブな性格です。
「嫌われていないだろうか」
「言いすぎたのではないか」
というような心配事に思考が埋め尽くされて、正常に会話できない人もいます。
会話が止まったのは自分のせいだと、思いこむことも多く、状況を打開しなければと焦るあまりに、失敗も増えてしまいます。
心拍が上がり安く、緊張しやすい性格も相まって、他者との会話に余計に体力や精神力を削る場面が多いでしょう。
呼吸法やカウンセリングなどを取り入れて、落ち着いて会話をし、沈黙に耐えるトレーニングをしましょう。
まとめ
沈黙に耐えられない人は、気にしすぎる性格の人が多いです。
ネガティブな思考にとらわれて、焦りや恐怖に負けてしまい、余計な発言や、行動をしてしまうのです。
メンタルトレーニングをすることで、自分の弱さを見つめ直し、少しずつ直していきましょう。