大好きな友人や恋人や家族をすぐに庇ってしまう、子供が悪いことをしても怒らないなど、過保護な人の性格や特徴についてまとめました。
- 世話焼き
- 優しすぎる
- 困っている人みるとほっとけない
- 繊細で感受性が強い
- 心配性
- 神経質で潔癖気味
- 母性が強すぎる
- 独占欲が強い
- 歪んだ優越感や万能感に浸りたい
- 交友関係が狭い
- 何でも自分のせいにしてしまう
- 愛情に飢えている
- 子供頃貧乏だった
- まとめ
1. 世話焼き
過保護な人は、世話焼きな性格です。
自堕落で生活が乱れている人を見ると、世話を焼きたくて仕方ありません。
また、あえて世話が焼ける様な友人や恋人と付き合うこともあります。
世話を焼いていることに自己満足を感じる人もいますし、偽善ではなく、癖のように世話を焼いてしまう人もいるのです。
また、兄弟間において、兄や姉などの世話を焼く立場である時も、他人に対しても世話焼きを発揮してしまうことがあります。
弟や妹が欲しかったと感じている、末っ子もこうした傾向が強いです。
2. 優しすぎる
過保護な人は優しすぎる性格です。
たとえ、友人や恋人や子供が悪いことしても、すぐには責めず、怒りもしません。
理由を聞いて、許すことの方が多いでしょう。
たとえ、自分が不快になったり、悲しくなったりすることでも、笑って許してしまうでしょう。
ケンカや争いを嫌い、平和主義なので、自分から身を引くのです。
それゆえに、他者から侮られて、付け入られる場合もあるので、気をつけなければなりません。
3. 困っている人みるとほっとけない
過保護な人はお人よしです。
困っている人を見るとほっとけなくなり、たとえ赤の他人に対しても、手を貸してしまいます。
自分のことは後回しにする傾向が強く、それゆえに遅刻してしまったり、トラブルに巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
自己犠牲的側面が強すぎるのは、セルフネグレクトの可能性もあるので気をつけましょう。
4. 繊細で感受性が強い
過保護な人は、繊細で感受性が強いです。
相手の気持ちに敏感で、苦しい気持ちや悲しい気持ちが、相手から自身へと伝播しやすい気質を持っています。
強い感受性があるゆえに、ドラマや映画で悲しいシーンや感動シーンを観ると、すぐに泣いてしまいます。
また、誰かがいたたまれない状況に追いやられたり、傷つけられているシーンを見ると、自分の胸まで苦しくなってしまうのです。
サスペンスなどの殺人シーンなども、痛みを感じて観れないという場合もあります。
苦しみを同じように感じ、その人を守ってあげることで、自分の心も守るという側面もあるのです。
5. 心配性
過保護な人は心配性です。
時に強迫的なまでに、自分の周囲の人間に気を配り、安全であるか、危険はないかと細部まで確認します。
忘れ物はないか、トイレはいったかと相手に何度も聞く人も、この性格に当てはまるでしょう。
自分に対しての心配だけではなく、相手に対しても心配すぎて、心が疲れてしまう場合もあるので気をつけましょう。
6. 神経質で潔癖気味
過保護な人は神経質で潔癖な性格の人が多いです。
自分を清潔にするように、一緒に暮らす人の公衆衛生も守り、管理したいと思うことが多いです。
汚れていることを嫌い、部屋の隅々まで掃除をしないと気が済まない性格です。
菌を恐れて、常に消毒を行うこともあるでしょう。
特に赤ちゃんが生まれると、新しい命を守り、健やかに育てるために、そうした気質が強くなりやすいのです。
7. 母性が強すぎる
過保護な人は母性が強すぎる傾向にあります。
自分の子は何があっても守る。
自分子は誰よりもかわいい。
そうした気持ちが強く、子供が悪いことをしても、庇うこと優先します。
子供が他の子に危害を加えたとしても、非を認めずに、相手側に責任をなすりつけることもあるでしょう。
モンスターペアレントになりやすいので、注意が必要です。
8. 独占欲が強い
過保護な人は、独占欲が強い傾向にあります。
自分の大切な人を守りたいがために、相手を管理したり、監視したりしたくなってしまいます。
また独占したいからこそ、誰にも触れさせずに、隠し守ろうとする気持ちが働いてしまうのです。
どちらが先でも、行きすぎるとモラハラや虐待になってしまうので気をつけましょう。
9. 歪んだ優越感や万能感に浸りたい
過保護な人は、大好きな人を守ることで優越感や万能感に浸りたい、という側面を持っています。
被保護者よりも、保護者の自分の方が上であり、被保護者は自分の言うこと聞いていればいいという、身勝手な気持ちを隠し持っている場合もあります。
子供の好きなようにしていいと言いつつも、「この進路では子供が幸せになれないからダメ」
「この恋人では子供が傷付いてしまうからダメ」といった、何でもダメと決めつけ、子供の可能性を奪ってしまう人も多いのです。
そうして、「私がいなければ子供は何もできない」というように、子供の心も、自分の心も縛り付けてしまうのです。
10. 交友関係が狭い
過保護な人は、交友関係が狭く、孤独な傾向があります。
数少ない友人に対して、家族に対して、依存してしまいがちで、いつでも見守りたい、常に一緒にいたいといった、歪んだ願望ゆえに、過保護な気質を持ってしまうことが多いです。
交友を温めることは大切ですが、しばしば支配的で独善的な行為や発言をしてしまい、友人が離れていってしまうことも多いです。
11. 何でも自分のせいにしてしまう
過保護な人は、何でも自分のせいにしてしまう傾向が強いです。
責任感が強すぎて、自分の愛する人が過ちを犯した時は、自分がすべての責を負うべきだと思ってしまいます。
何でも自分のせいにして、犠牲を払うことは愛とは言えません。
他人から責任を奪うということは、自由や意思を奪うことと同じで、非常に身勝手な行動なのです。
12. 愛情に飢えている
過保護な人は、愛情に飢えている場合が多いです。
幼いころに愛された記憶がない、暴力やネグレクトを受けていた、そんな悲しく苦しい記憶がある人が、過保護になってしまう場合が多いのです。
自分の子供や大切な人には、そんなつらい思いをさせたくないと、必要以上に自分の心割いて行動してしまうのです。
そして、自分の行動に対して、ひそかに見返りを求めるような人もいるでしょう。
13. 子供頃貧乏だった
子供の頃、貧しかった人も、金銭的に過保護な性格になりやすいです。
自分の子供にはひもじい思いはさせたくないと、何でも食べさせたくなりますし、何でも買ってあげたくなるのです。
それゆえに過保護で育った子供は肥満の人が多く、浪費家で堪え性のない性格の人が多いのです。
必要なものは買い、ムダ遣いはやめさせる、そして自分の意思でお金を稼いで、自分の意思で買うということを教えないと、子供が大人になった時に苦労することが多いです。
まとめ
過保護な人は、己のメンタルの弱さゆえに、相手を甘やかしてしまうことが多いです。
自分の生き方や、子供の生き方を見直してみることも大切です。
甘やかし守ることだけが愛ではないことを学びましょう。