寂しがり屋の人の性格や特徴を11選まとめました。
- メールの返事が遅いと不機嫌
- これといった趣味をもたない
- 自立心が弱い
- 一人で行動できない
- 友達が多い
- 心配性
- 世間体を気にする
- 独占欲が強い
- 依存性体質
- 悲観的・否定的にとらえる
- 孤独を演じる
寂しがり屋と一口に言っても、友達がいないとか、その組織や地域に参加しての時間が浅いとか、家族が離散しているといった状況の下で、物理的にひとりぼっちにならざるを得ないことに起因した寂しがり屋の人と、身の回りには大勢の人や友達がいるのに、芯からその中に溶け込めずに、多くの人の輪の中で孤独感を感じ、心理的に寂しがり屋になっている、どちらかと言えば、自分自身の内面から寂しがり屋になっている人との大きくは、2パターンに大別されます。
また、生来、寂寥感や虚無感といったこの世のはかなさや寂しさ、空しさといったものを非常に強く感じ取る心をもち合わせた、一種、病的な寂しがり屋の人もいます。
こうした、起因はどうであれ、世に言う寂しがり屋の人には、以下のような性格や特徴が見られます。
1. メールの返事が遅いと不機嫌
メールや電話など、自分から連絡を取った場合に、相手からの返信メールだけでなく、留守電や着信通知に対する電話が、ある程度の時間内にないと不機嫌になり、どうして返信してくれなかったのかと、比較的親しい仲であれば、問いただしたりします。
逆に、相手からのメールや着信通知に対しては、即座に対応します。
ある意味、自分がそうするから即対応を求めるのかもしれません。
2. これといった趣味をもたない
何かしら、お小遣いもつぎ込んで、自分の好きなことにはまり込むような趣味やコレクションといったものをもっていません。
自分を忘れて夢中になるものをもたないために、いわゆる何も予定もない、ぽっかりと空いた隙間の時間を埋めるものが、何もありません。
畢竟、友達に電話するかメールするかの行動をとった結果が、電話がない、返信メールが届かない結果を招き、友達がいない感に攻められることになります。
3. 自立心が弱い
どこかに出かけるにしても、何かを食べに行くにしても、自分から進んで行動し、決めていくことが少ない傾向にあります。
飲み会にせよ、食事会にせよ、群れについて行くタイプで、先頭だって、群れを引っ張ることは少ないようです。
旅行先でも、みんなの行く方向へついて行くタイプで、「これを見る」「〇〇を食べる」といった強い意志もありません。
集団の流れのままに行動する傾向にあります。
4. 一人で行動できない
自立心が弱いこととある面重複しますが、何かあるとすぐに友達を誘いがちで、何事も複数で、事に当たろうとします。
事を進めていく上での相談相手となる仲間の他にも、何らかの支障が生じた祭のなぐさめ役やいわゆる防波堤役となってくれる友達を求めがちです。
ただし、実際の職場では、そうした同僚を望めなないだけに、自分を理解してくれる友達に、その役を代行してもらうような行動にでます。
5. 友達が多い
寂しがり屋だけに、一人ぼっちのことが多く、当然、友達の数も少ないだろうと思われがちですが、その実は、反対のことが往々にしてよくあります。
つまり、寂しがり屋だけに、機会さえあれば、誰とでも友達になり、いつも一緒の友達から、「〇〇さんなら、知っている」程度で、日頃はほとんど接触もない、単に見知っている程度の友達まで、幅広く、多くの人と友達になっています。
中には、一方的な友達関係もありますが、多くの人とのつながりをもつことが、寂しがり屋からの脱出手段でもあり、弱点でもあります。
6. 心配性
自立心が少ないことの要因の一つでもありますが、物事を悪い方へ悪い方へととらえる傾向にあります。
「もし失敗したら」のおもいが、決断力や判断力を低下させ、ついつい大勢の意向に従う方向に進みがちです。
群れていれば、群れの判断に従っておけば、安全という意識が、強い仲間意識を生み、逆に、認められない場合の孤独感を助長しています。
7. 世間体を気にする
自分がどう見られているかが、常に、気になります。
それは、反面、よく見られたい、よく見られるように行動したいという気持ちの裏返しでもあります。
世間の見る目が気になるだけに、ついつい一人になると、自分のとった行動や言動が気になり始め、不安や反省の気持ちで、一人では過ごせない時もでてきます。
8. 独占欲が強い
友達を独り占めしたいと思う気持ちが強く、恋愛関係にある友達間であれば、メールの相手や電話の相手を知りたがるだけでなく、スマホや携帯の住所録を見たり、チャンスがあれば無断でのぞいたり、着信・送信の履歴を調べたりともめ事になるまでエスカレートすることさえあります。
休日の予定を知りたがったり、返信の遅れや毎日の電話を求めたりと、相手のことを思う愛情が、極度の独占欲として表出されることもしばしばです。
9. 依存性体質
一人で行動できないことや自立心が弱いこととも重なる面として、人に頼りがちな性格が、見受けられます。
自己決定力、自己判断力が弱いだけに、人に頼りがちで、何となく人の後からついて行くような、どちらかと言えば消極的な行動が、目に付きます。
寄らば大樹の陰的行動で、なかなか自ら一歩を踏み出そうとはしません。
10. 悲観的・否定的にとらえる
社会の様々な出来事をある面、悲観的、否定的にとらえる傾向にあり、ささいな出来事も深刻な出来事にすり替えてしまいがちな傾向があります。
そのため、孤独感が増大し、友達に連絡したり、急に、訪ねたりさする行動にでることもあって、「なんてことないさ」と、開き直って受け止められない分、余計な心配や不安を抱え込むこといがあります。
11. 孤独を演じる
寂しがり屋は、あえてそう見えるように、演じていることもあります。
意欲的に、つぎつぎと事に当たり、精力的に処理していくブルドーザーのようなたくましさまよりも、どこか影のある、ある種の弱さが垣間見える方が、魅力的に映る場合もあるので、その弱さを寂しがり屋として演じている場合もあります。