普段はキャプテンを補佐する役目を担いつつ、キャプテンがいない時は全体の指揮をとるなど、副キャプテンには様々な仕事があります。
副キャプテンに向いている人の特徴についてまとめてみました
- 冷静に周囲を見渡す観察力がある
- キャプテンの足りない部分を補えるサポート力がある
- キャプテンに意見が言える、発言力や知識などがある
- チームのことを考えられ、思いやりや配慮ができる
- キャプテンがいない時は全体を指示できるリーダーシップがある
- 人徳や人望に厚く、周りの人が慕う
- 作戦を考える参謀としての役目が担える
- 自ら進んで努力ができる
- でしゃばらず、他人を立てることができる
- 決断力があり、時に冷徹に物事を決められる
1. 冷静に周囲を見渡す観察力がある
副キャプテンには、周囲を冷静に見渡せる観察力が必要です。
キャプテンとは違った視点が必要になりうえに、時に、チームがリーダーと共に、間違った方向に進みそうになった時は止める役目も要します。
特に、情熱的で突っ走りがちなキャプテンの場合は、冷静な副キャプテンが必要でしょう。
2. キャプテンの足りない部分を補えるサポート力がある
副キャプテンには、キャプテンの足りない部分を補う役目もあります。
時に知識を、配慮を、優しさを、厳しさなどを補い、チームのバランスを保ちます。
キャプテンを観察し分析するのも、副キャプテンの役目なのです。
また、キャプテンの仕事が多ければ、おのずと仕事を分担することになるでしょう。
キャプテンの負担を減らすことも、副キャプテンの務めです。
3. キャプテンに意見が言える、発言力や知識などがある
時に、キャプテンが誤った判断や、自己中心的な考えを述べた時、副キャプテンはキャプテンを正さなければなりません。
トップに意見を言うには、相応の勇気や知識、発言力、観察力、分析力、判断力など様々な能力を要します。
キャプテンとぶつかり合うこともありますが、チームのためを思って発言しなければならないのです。
4. チームのことを考えられ、思いやりや配慮ができる
チーム全体のことを考え、思いやりや配慮をもって、メンバーに接することも、副キャプテンにとって大切なことです。
特にキャプテンが厳しい場合は、副キャプテンは逆に優しさを見せた方が、チームの安定をはかれます。
二人のリーダー共々厳しいと、後輩は委縮してしまう傾向にあります。
だからといって、誰かを贔屓したり、甘やかしてしまってはダメです。
たしかに相性は人それぞれですが、できるだけ平等に接することが、上に立つ者の務めなのです。
バランスのとれたコミュニケーションを大切にしましょう。
5. キャプテンがいない時は全体を指示できるリーダーシップがある
キャプテンが不在の時、全体の指揮をとる役目も、副キャプテンは担っています。
ですから、相応のリーダーシップが必要になるでしょう。
いつもキャプテンの陰に隠れて、職務を怠っていてはいけないのです。
常日頃からチームを観察し、まとめるためにはどうすればよいか思考することが大切です。
そして、指揮をとる時は決断力や判断力をもって、周りを引っ張っていきましょう。
6. 人徳や人望に厚く、周りの人が慕う
前述の通り、副キャプテンにもリーダーシップが必要になります。
そうしたキャプテンシーを満たすには、どうしても人徳や人望というのも必要となってくるでしょう。
どんなに有能であっても、メンバーからの信頼がなければ、チームを引っ張ることはできません。
常日頃から、思いやりをもち、メンバーと積極的にコミュニケーションをし、全員の絆を深めておくことが大切です。
7. 作戦を考える参謀としての役目が担える
副キャプテンは、作戦遂行における参謀としての資質が問われることもあります。
もちろん監督の指揮が最終的な決定権をもつことが多いですが、チームのメンバーだけで、その都度作戦を考え、実行していく場合もあります。
キャプテンだけでは足りない、知識や思考を補い、さらに厚みのある作戦や攻略法を考えるには、参謀としての副キャプテンが必要になるのです。
8. 自ら進んで努力ができる
副キャプテンは、自ら進んで努力をすることも大切です。
上に立つ者が怠惰であったり、いい加減であるチームは成長しません。
信用は失墜し、メンバーは指示に従わなくなり、最悪チームは崩壊するでしょう。
一番嫌われるのは、口だけが達者なリーダーです。
副キャプテンがそうした態度をとっていると、「キャプテンにくっついているだけの調子のいいやつ」「何もしないでリーダー気どりをしているやつ」など、悪い評価も増えてしまいます。
自分が手本になることで、チーム全体が引き締まるのです。
9. でしゃばらず、他人を立てることができる
副キャプテンは、時にキャプテンを立てることも必要です。
もちろんただただ、腰ぎんちゃくのように、よいしょするのではありません。
キャプテンが正しい方向を見ていれば、それを一番に賛同し、間違った方向を見ていれば、キャプテンの威厳を失わないように、上手く指摘します。
そうした器用さが、副キャプテンに求められることもあります。
10. 決断力があり、時に冷徹に物事を決められる
副キャプテンにも、決断力は必要です。
特に、情に流され、判断力を失いやすいキャプテンには、冷徹に物事を判断できるサポーターが必要となるでしょう。
時に、敵になってでも、チーム全体を考えて行動できるのが、副キャプテンに必要なことなのです。
もちろん副キャプテンにも様々あります。
名ばかりで、それほど活動を必要としない人もいるでしょう。
でも、もし、チームをまとめ率いることが大切であれば、これらのまとめを参考にしてみてください。