気持ちに余裕があると、仕事や勉強を今まで以上に丁寧にこなすことができます。
心にすき間を作る方法をご紹介します。
- 怒りのエネルギーをためない
- 脳をしっかり休ませる
- 目下の人に優しく接する
- 人の悪口を言わない
- 「作り笑い」をする
- 恋愛をする
- 弱い自分を認める
- 誰かに相談する
- 「自分がやらなくては」を捨てる
- 人生の「腹八分」をめざす
1. 怒りのエネルギーをためない
感情の波が激しいと、ちょっとしたトラブルが起こると癇癪を起こしやすくなります。
気持ちに余裕がある人は、どんなときも穏やかに過ごすことができます。
怒りのエネルギーをためないコツは色々ありますが、一番手っ取り早いのが「イライラしたとき深呼吸してみること」。
ひと呼吸付いてから問題を考えると、そこまで怒るような事態ではないことに気付けます。
優しい気持ちで過ごせるようになります。
2. 脳をしっかり休ませる
ココロに余裕がある人は、休むことも得意です。
休む・動くのメリハリがしっかり付いているため、行動を起こさなければならないときに、自分の力を瞬時に発揮できます。
しっかり脳を休ませることができるからこそ、仕事や勉強に集中して臨めます。
ダラダラとした生活にマンネリを感じたとき、積極的に「休み」を入れてみること。
ブレイクタイムを上手に利用することで、人生の新たな開拓者になれます。
3. 目下の人に優しく接する
気持ちに余裕がある人は、自分より弱い立場の人にも、積極的に優しく接することができます。
たとえば高級レストランでフルコースを注文したとき。
なかなか注文した料理が出てこないこともあります。
本当に心が広い人は、こんな時こそ優しい態度で接することができます。
目上の人や肩書きの重い人に丁寧に接するのは、簡単な行動です。
あえて自分より弱い立場の人の気持ちや状況を考えてあげることで、塞がっていた気持ちを温かく開放させることができます。
4. 人の悪口を言わない
他人の悪口や誹謗中傷など、負のエネルギーは人生を暗くさせます。
心がギスギス暗くなってしまうため、先の見えない迷路に迷いこんでしまうこともあります。
他人に対する文句は、言った瞬間は楽しいものの、見えないところで自分に必ず降りかかってきます。
気持ちに余裕のある生活を送りたいとき、周囲の人の「良いところ」に注目すること。
物事の明るいスポットを観察できるようになると、心が晴れやかになっていきます。
人間関係もスムーズになります。
5. 「作り笑い」をする
怒ってばかり、不機嫌な表情をしていると自然と気持ちが塞ぎます。
反対に作り笑いでも良いので、意識して笑顔をつくるように努力すると、自然と気持ちが前向きになります。
やらなければならない事が多くて、毎日あくせくしている時ほど、口角を上げて生活をしてみること。
口角を引き上げておくと、表情が明るくなり血のめぐりも良くなります。
周囲の人が「感じの良い人」として明るく接してくれるため、毎日が心地よくなります。
6. 恋愛をする
仕事や勉強が忙しいとき恋愛をしておくと、心にビタミンを補充できます。
誰かを好きになると人の痛みが分かるようになるため、周囲の人に思いやりの気持ちをもてるようになります。
たとえ山のように膨大な仕事があっても、会いたい人が心の中にいると、1分でも早く片付けたいと思うようになり、サクサク気分よく目の前のタスクを進められます。
気持ちに余裕をもちたいとき、あえて好きな人を作って恋愛を楽しむことも、ひとつのテクニックです。
7. 弱い自分を認める
ギスギスした自分を嫌いになってしまいそうなとき、弱い自分を含めて認めてあげる心理テクニックがあります。
人生は好調なときばかりではなく、不調なときもあります。
悪いときの波も含めて真正面からぶつかっていけるようになると、どんな困難があっても逃げないタフな精神力が培われるようになります。
気持ちに余裕がないと感じるのは、良いときの自分しか知らないからです。
悪いとき・焦っているときの自分を客観的にチェックしてみましょう。
冷静な観察眼をもてるようになると、どんなときも余裕をもって生活できるようになります。
8. 誰かに相談する
人には言いづらい悩みがあると、誰もが気持ちに余裕がなくなってきます。
気持ちにフタをして会社や学校に通っていると、うつなどのメンタル的な病にかかってしまうこともあります。
素直になれる場所、何でも言い合える場所をいくつか持っていると、気持ちに余裕がなくなったときスピーディに解決しやすくなります。
親友や家族など近しい人がそばにいないときは、カウンセラーを尋ねるのも一手。
心の内側をありのまま露呈できる場所と出会えると、いつでも穏やかに過ごせます。
9. 「自分がやらなくては」を捨てる
几帳面でマジメな人ほど、必要以上に仕事を抱え込んで苦しくなることがあります。
けれどもよく考えてみてください。
あなたが切羽詰まっている問題は、本当にあなたが解決しなければならない項目でしょうか。
世の中の仕事の多くは、多くの人の手によって成り立っています。
あなたが「私がやらなければならないこと」だと思っている事柄の多くが「他の人に代わってもらえる仕事」の可能性もあります。
自分がやらなければならないという想いを捨て、不必要な正義感を失くしてしまうこと。
追われていた雑用から解放されると、自然と気持ちに余裕が生まれてきます。
10. 人生の「腹八分」をめざす
いつも自分のペースで過ごせる人は、完璧主義者ではありません。
良い意味で肩の力を抜く方法・手抜きする方法を知っています。
たとえ十二分に力を発揮したとしても、私生活がいつもイライラ不機嫌の塊だったとしたら…果たして人生の成功者といえるでしょうか。
自分のスキルを良く知って、余力を残して仕事をこなす。
腹八分で何事もとどめておくことで、いつでも居心地よく過ごせます。
幸せのヒントに出会うことができます。