結婚をしても旦那さんが生活費を渡してくれない、そうなったら妻の立場としては大問題です。
どうして生活費を渡さないのか、原因別にその対処方法を探してみましょう。
- 妻が働いて収入がある
- お金のかかる趣味を持っている
- 妻は金銭管理が出来ないと思っている
- 家計管理は自分がしたいタイプ
- 隠れて借金をしている
- 親から援助をしてもらっている
- 妻が頻繁に実家に帰る
- 貢いでいる可能性も
- 妻の方が収入が多い
- 出張や外食が多い
- 自分のものは自分のもの
- 母親に甘やかされて育った
- 自分の両親がそうだった場合
- 生活費にいくらかかっているか分かっていない
- 実はまさかの無職
1. 妻が働いて収入がある
最近では、夫だけではなく妻も働いている共働き世帯がとても多いでしょう。
夫婦共に働いて家計を支える、それは結構な事ですが、中には妻も働いているんだから生活費を渡す必要はないと考えてしまう旦那さんも多いのです。
また、妻が働いて収入を得ている事で自分が生活費を渡さなくても大丈夫だろうという甘えが旦那さん側にあるんですね。
そんな旦那さんへの対処法として一番効果的なのは、妻が仕事を辞めること。
ですが、もちろんそう簡単に仕事を辞める事なんて出来ませんよね。
そういう場合は、旦那さんへは、実際より自分の給料を少なく申告してみましょう。
十分にお金を稼いでいるとは、絶対に思わせてはいけません。
妻に生活費を渡さなくてもやっていけると思っているから、旦那さんがいつまでも生活費を渡してくれないのです。
2. お金のかかる趣味を持っている
例えば車やバイクなど、お金のかかる趣味を持っている旦那さんも生活費を渡さないケースがあります。
これは、単純に生活費としてお金を渡すと趣味にお金を費やせなくなると思っているからですね。
とにかく結婚をしても趣味に一番お金をかけたいのです。
こんな高い趣味のせいで生活費を渡さない旦那さんへは、絶対に趣味を否定するような言葉を投げかけてはいけません。
「そんなものにお金をかけていないで、生活費を渡して!」こんな言い方は逆効果になってしまいます。
では、どうやって対処すれば良いのかというと、まずはその趣味を認めてあげる事です。
「趣味は続けても良いし、あなたの稼いだお金だから趣味に使うのは構わない。
だけど生活費も渡してね。
」こんな風にアプローチしてみましょう。
凄い!素敵!などとおだててみるのも良いですね。
生活費を○○円渡したとしても、これだけお金が残って、この分だけ趣味に費やせると説明してあげると良いでしょう。
趣味を認めて、誉めてあげると、意外と上記の提案に耳を傾けてくれますよ。
3. 妻は金銭管理が出来ないと思っている
生活費を渡さないのには、旦那さんの方にばかり問題があるケースだけではありません。
中には妻の金銭管理能力が低いと感じている旦那さんもいます。
だから、妻に生活費を渡しても浪費をしてしまうに違いないと、あえて生活費を渡さない事もあります。
こんな妻の金銭管理に問題がある場合の対処法としては、家計簿をつけて旦那さんに見せ管理はしっかりと出来るというところを見せましょう。
旦那さんからの信用を勝ち取る必要があります。
4. 家計管理は自分がしたいタイプ
家計管理は妻が行うという家庭が一般的ですが、旦那さんの中には自分が家計管理をしたい、という人もいるものです。
金融関係、法律関係のお仕事をしたり、数字に強い人、几帳面な人に多い原因とも言えますね。
だから生活費も渡さずに、自分でやりくりをするのです。
こういったケースでの対処法としては、話し合いが一番ですね。
その際には、自分が家計管理をすることによるメリットを伝えられるようにしておきましょう。
5. 隠れて借金をしている
最悪なケースとして、旦那さんが妻に隠れて借金をしている場合があります。
借金返済のため、生活費を渡したくても渡すお金がないという事が考えられます。
こういった場合は、まず怪しいハガキや手紙が届いていないか、チェックしましょう。
ただし、勝手に手紙を開封するのはNGですよ。
もし、怪しい手紙などがなかった場合でも、借金をしている様子がないか旦那さんの言動をよく観察してみましょう。
そして、何よりも最終的には直接聞いてみる事も大切です。
もし、本当に借金があるのなら、夫婦力を合わせて完済する事が先決です。
借金問題が解決すれば、生活費問題も解決されるでしょう。
6. 親から援助をしてもらっている
例えば妻の両親が何かと世話をやいてくれる場合、旦那さんは自分が生活費を出さなくても親が援助してくれているから大丈夫、と思っている可能性があります。
自分が生活費を出さなくてもやっていけると思えば、生活費は自分のお小遣いに出来ますよね。
旦那さんにとって親の援助は、生活費を出さなくてもいい良い口実になります。
例えいつも援助してもらっている訳ではなくても、一度そういう風に旦那さんが認識してしまうと生活費を渡さなくなってしまうのです。
この対処法としては、親を頼らないという事が一番です。
また、親からお金を貰ったり、食材を貰ったり何か買って貰ったとしても旦那さんには内緒にしましょう。
あなたが生活費をくれなければやっていけない、そう思わせる事が大切です。
7. 妻が頻繁に実家に帰る
特に子供が産まれると、女性は夫をおいて頻繁に子供と自分の実家へ遊びに行く事が多いですよね。
泊まりがけで出掛ける事も少なくないでしょう。
自宅へ居る時間が減り、自分の実家にばかりいると生活費なんていらないんじゃないか?渡す必要があるのか?と思われても仕方ないかもしれません。
対処法としては、夫がいる家庭での生活を一番大切にする事です。
あまり自分の実家にばかり頼り過ぎたり、夫をおいて頻繁にお泊まりするのも控えましょう。
このケースでは、夫も自分は必要じゃないと寂しい思いを抱えているものです。
まず、生活の基盤は実家ではないこと、妻側も見直す必要がありますね。
妻の誠意が伝われば、きっと旦那さんも生活費を入れてくれる様になるはずです。
8. 貢いでいる可能性も
妻側にとって考えたくないことですが、女にお金をつぎ込んでいる事もあります。
女遊びは、はまってしまうといくらでもお金が出て行ってしいます。
節度のある旦那なら生活費を渡せなくなるまで遊びはしません。
しかし、依存が強い男性は、妻子の生活費の事さえ考えられなくなる程ハマってしまうんですね。
ある意味中毒と同じなので、生活費を渡さないなら離婚すると強く出る事が必要な場合もあります。
実際に生活費を渡さない事は、離婚の原因になります。
また、本当にハマって抜け出せない男性には、親に間に入ってもらう必要があることも。
親には知られたくない、そう考える男性は多いですから、恥ずかしい思いはしますが生活費を貰う為にも頼んでみては如何でしょうか。
9. 妻の方が収入が多い
自分よりも妻の方が圧倒的に収入が多い場合、旦那さんが生活費を出さない原因になる事もあります。
自分より収入が多いのだから、妻が生活費を工面するのが当然と考えている人もいれば、詰まらないプライドからひねくれて逆に生活費を出さないという人もいます。
どちらの場合も話し合いをもつ必要がありますね。
ただし、生活費を全て出してと言うのではなく、生活費の折半や他の支払いについて見直してみると良いでしょう。
例えば、家賃は私が支払うからあなたは生活費を出して、などとしっかり決めてしまうのも賢明な方法です。
10. 出張や外食が多い
出張や外食が多く、家で生活をしたり食事をする機会が極端に少ない男性は家庭生活を送っているという実感が少なく、生活費を支払わなくなってしまうことも。
家で過ごしていないし、食事を作ってもらってる訳でもないし、そういった気持ちから生活費を払わなくてもいい、払いたくないという心理が起きるんですね。
この場合の対処法としては、旦那さんともっとコミュニケーションをとってみましょう。
また、出張や仕事から帰宅した旦那さんがやっぱり家庭っていいな、と思える環境を作るように努力する事も大切です。
11. 自分のものは自分のもの
自分で稼いだお金は自分のもの。
家族であっても誰にも渡さない、そんな自己中心的な考えの旦那さんもいます。
こうした考えの男性は、はっきりいって結婚には向かないタイプの人間です。
結婚すると後悔してしまうタイプの男性ですね。
でも、もしこうした男性と結婚してしまった場合、正直正論で訴えても効果はありません。
なんといっても自己中心的な男性ですから、まともに話し合いは出来ません。
この場合、最も効果的で最終的な手段を使う必要があります。
それは家庭裁判所に調停を起こすことです。
夫婦は互いに協力をしなければいけないという義務があるのです。
旦那さんが生活費をいれない事の証拠となるものを集め、記録をし調停を起こしましょう。
12. 母親に甘やかされて育った
母親に過保護に育てられた男性は、女性を自分の事を守ってくれる存在だと思っている事が多くなります。
そのため、自分が生活費をだして妻を支えるといった意識がありません。
逆に妻が自分を養ってくれるもの、そんな風にすら考えているのです。
こうした場合、旦那さんの考え方は根本的に間違っていますが、本人はそれに気づいていません。
ですから、妻が時間をかけて教育し直す必要画あります。
時間はかかりますが、根気よく家族とはどうするものなのかなど教えていきましょう。
不本意ながら、母親のような広い心で気長に教育し直す必要があります。
13. 自分の両親がそうだった場合
旦那さんの両親が、父親が生活費を出さない家庭だった場合、それを普通だと思って育ってしまった可能性があります。
旦那さんの母親もそれを受け入れていた場合は、生活費を入れない事が特に悪い事だとも思っていないのです。
そのため、生活費を入れてくれないとこんなにも困るんだという事を旦那さんに説明しましょう。
出費を表にまとめたり、口だけではなく通帳を見せるなど現実をつきつけるべきです。
14. 生活費にいくらかかっているか分かっていない
生活をする上でどれくらいのお金がかかるか分かっていない男性は少なくありません。
もともと、女性よりも男性の方が金銭的にだらしない一面があります。
そういった事もあり、生活費かどれくらいかかるか分からない、そんなにかかっていないでしょ?と軽く考えている旦那さんも珍しくありません。
それくらいなら、妻が出せるでしょ?そんな風に思っているのでしょう。
家族で暮らしていくには、想像以上にお金がかかる事を説明して、分かってもらうようにしましょう。
家計簿や支払いの請求書などを見せ、生活費は実際にこれくらい掛かるのだと教えてあげてください。
15. 実はまさかの無職
もし、今まで生活費をいれてくれていた旦那さんが、ある日を境に生活費を渡さなくなった場合、まさかの無職になっているかもしれません。
誰にも相談せず勝手に仕事を辞めていたり、リストラになって言い出せなかったり、妻の知らないうちに旦那さんが無職になっている可能性がない訳ではないのです。
無職になってしまっては、毎月生活費を捻出する事は出来ませんよね。
もし、旦那さんが無職かもしれないと感じたら、怒らずに冷静に話しを聞いてみましょう。
そして、本当に無職だった場合、再就職先を二人で探すしかありません。
責めてもしょうがない面もあるので、少しでも早く再就職出来るように夫婦で協力しましょう。
今まで生活費を渡してくれていたなら、就職さえ決まれば、また渡してくれるようになりますよ。