女性の社会進出によって初婚年齢が上がっていることや、有名人の年の差結婚報道などの影響で、年の結婚はかなり身近な存在になってきました。
とはいえ、10歳以上も年が離れているとデメリットもあるはず。
今回は、年の差結婚の不安要素を紹介します。
- 人目が気になる
- 友達や親に紹介しづらい
- 共働きできる期間が短い
- 子作りや子育てへの不安
- 介護問題
- 先に死んでしまう可能性が高い
- ジェネレーションギャップ
1. 人目が気になる
年の差カップルの段階で最初のハードルになるのが、他人からの目でしょう。
兄弟や親子に見られてしまった経験がある年の差カップルは多いはずです。
10歳程度ならそこまで顕著に見た目の差は出ないかもしれませんが、15歳、20歳の差になると兄弟というよりは親子に近い年齢になってしまいます。
多少視線が気になることがあるかもしれませんが、だからダメという話ではないので、気にせず楽しみましょう。
2. 友達や親に紹介しづらい
友達や親に紹介した時の反応が不安だという人は多いでしょう。
しかし、友達や親は幸せになってほしいからこそ、心配しているのです。
年の差があっても幸せで、安心して任せられる人だということを見せることができれば、何も問題はありません。
3. 共働きできる期間が短い
どうしても年の差分は相手が先に定年を迎えてしまいます。
結婚をする時の年齢や貯金額にもよりますが、お金の問題は深刻です。
しかし、同い年だろうと2歳差だろうと人生何が起こるか分かりません。
何があっても、支えあうのが夫婦ですから、計画的に頑張りましょう。
4. 子作りや子育てへの不安
年上女性は特に気になるところだと思いますが、不妊の問題は男性側にもある可能性があります。
また、子どもができたとしても、年齢が上がるにつれてダウン症などの染色体異常の確率も上がってしまいます。
更に、健常児が産まれたとしても、その後の子育ても力仕事ですし、お金も必要です。
親の年齢を気にする子どももいるでしょう。
家族で乗り越えなくてはいけない問題です。
5. 介護問題
10歳、20歳も年が離れていると、どうしても介護問題が生じます。
周りの友達がまだまだ楽しんでいる中、自分は介護で時間的にも金銭的にも体力的にも余裕のない生活になってしまうと気が滅入ってしまうかもしれません。
場合によっては、子育てと介護の同時進行になる可能性もあります。
結婚する時の情熱だけで何とかなる話ではないので、きちんとイメージして覚悟をもっておきましょう。
6. 先に死んでしまう可能性が高い
誰だって、いつ死んでしまうかなんて分かりません。
何歳差の夫婦でも同じように可能性は持っています。
しかし、自分が60歳の時に相手が80歳では、死んでしまう可能性は60歳の夫婦よりは高いと言えるでしょう。
それでも、一緒にいたいと思える相手ならば、一緒にいられる限り全力で夫婦を楽しみましょう。
7. ジェネレーションギャップ
年の差結婚をする時に、初めは新鮮だったジェネレーションギャップがだんだんと別れたくなる原因になることがあります。
生きてきた世代が違うということは、同じ日本でも受けてきた教育が違ったり、流行や文化が違ったりします。
そういうところから人の価値観が出来上がったりするものなので、大事な時に全く意見が合わない、なんてことも少なくありません。
相手に寄り添う感覚や新しい価値観を更新していく感覚を大事にしましょう。