自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする職人気質な方は恋愛でも一途な方が多いのではないのでしょうか?
今回はそんな職人気質な方について書きました。
- 頑固な方が多い
- 面倒見がいい方が多い
- 気が強い方が多い
- はっきりとものをいう方が多い
- 口数が少ない方が多い
- 専門的な話はノンストップな方が多い
- 礼儀を知っている方が多い
- 一度築いた信頼関係は長続きする方が多い
- 声が大きい方が多い
- 悪いことは見逃さない方が多い
1. 頑固な方が多い
職人イコール頑固といった印象を抱く人は少なくないはずです。
確かに職人気質の人の多くは、頑固です。
しかしこれはいい意味での頑固です。
職人はみな自分の仕事に誇りを持っています。
自分の仕事に誇りを持っている
そのため仕事を丁寧に行い、自分のベストを常に尽くしているのです。
そのため他の業者さんから、「ここを改善してください」とか「もう少しこうした方がいいですよ」などといわれると、よほどのことがない限り、自分の意見を貫き通すのが職人です。
2. 面倒見がいい方が多い
職人の多くは非常に若い頃から修行を積み、現在に至っています。
そのため自分が若い頃は先輩や親方などに多くのことを教えてもらい、そのスキルを活かして立派な職人になることができたのです。
恐らく多くの職人は見習だったころ、上手に仕事を行えずに先輩や親方に迷惑をかけたことでしょう。
しかしその都度、先輩や親方がフォローしてくれたために、今の自分があるのです。
こうした経験をしているために、職人の多くは若い職人や見習い人の面倒をよく見てくれます。
3. 気が強い方が多い
これは最初に取り上げた気質と関係しています。
先にも述べたように、職人の多くは自分の仕事に誇りを持っていますし、常にベストを尽くしています。
そのため自分よりも劣った知識しか持ち合わせていない人が仕事についてあれこれいうと、それに耳を傾けようとしないことがあります。
なぜなら自分の方が絶対に正しいという確信があるからです。
つまり自分の仕事の枠内に入り込もうとする人がいる場合、「助けなどいらないから自分の持ち場から出ていってくれ」といった強気な姿勢を示すことが多々あるのです。
4. はっきりとものをいう方が多い
職人の仕事はタイミングやスピードが仕上がりに大きく関わることがあります。
そのため言葉を柔らかくして自分の意思を他の職人に告げることができないことも多々あるのです。
こうした状況により、職人は物事をはっきりと、ストレートに述べることがあります。
「早くしろ」とか「そこにいると邪魔だからどけ」といったような言葉が、現場では常に飛び交っています。
5. 口数が少ない方が多い
自分の仕事ぶりや仕上がりを見れば全てがわかる、という考え方をしている職人が大勢います。
そのためあえて多くを語らず、黙々と仕事を行うことで自分をアピールするのです。
中には職人とは思えないほど口数が少ない人もいますが、仕事をさせたら驚くほど手際が良いという人もいます。
6. 専門的な話はノンストップな方が多い
これまで考えてきたように、職人は自分の仕事に誇りを持っています。
そのため自分の仕事について誰かに尋ねられると、それを嬉しそうに話すのが一般的です。
このような話には大切な点も多く含まれており、現在見習いとして働いている人たちはこうした話に耳を傾けます。
また自分の専門分野について尋ねられた職人は、この点を生き生きと話すために、話が長引くこともあります。
7. 礼儀を知っている方が多い
職人の多くは自分が若い時、先輩や親方にお世話になっています。
そのためそうしたことに対する感謝の気持ちはいつまでも忘れることはありません。
彼らにとって先輩はいつまでも先輩であり、親方はいつまでも親方なのです。
昔気質の傾向が強い
そのためお世話になった人たちに対しては礼儀正しく振舞うのが一般的です。
またこうした考え方が他の方面でも働くことがあります。
たとえば仕事上、お世話になった他の業者さんにきちんとした態度で接したり、仕事が終わった後も連絡を取り、感謝の気持ちを示すことがあります。
8. 一度築いた信頼関係は長続きする方が多い
上記でも少し触れましたが、職人は心を許した人を慕う傾向にあります。
そのためどのような形にせよ、一度築いた信頼関係を長続きさせようと、努力します。
これは非常に素晴らしいことです。
大声を張り上げたり、頑固であるために、なんとなく職人は怖い人たちという印象を抱く人も少なくありませんが、彼らが抱く考え方には共感できる点がたくさんあるのです。
9. 声が大きい方が多い
職人にはいくつかのタイプがあります。
先に考慮したように口数が少なく、仕事の出来で勝負するタイプと、とにかく自分の持ち場には誰も侵入させたくないために、常に大声を張り上げるというタイプです。
しかし現場で大きな声を聞くと、活気が沸き起こります。
そのため大声を出したり、それを聞いたりすることは職人の間では当たり前のことと考えられています。
またこうした状況を好む職人も多く、あえて大声を出すことに努めている人もいます。
10. 悪いことは見逃さない方が多い
立派に育て上げられた職人は、今度は自分が新たな職人を育てるために訓練を施すことになります。
もちろん一人親方のようにずっと一人で仕事を行う人もいますが、仕事が拡大されるにしたがって見習人や若い職人を育てる立場に就くことになります。
このような職人は見習人のことを考え、仕事上の間違いや横柄な態度を見逃さず、それらを叱ります。
叱って育てる方が多い
もちろんこれは見習人のことを思っての行為ですので、職人の優しさでもあるのです。
こうした状況に耐えることができず、仕事を辞めてしまう見習人もたくさんいます。
しかし最後まで残った人は立派な職人となることができ、そのような姿は親方を喜ばせます。