国語や漢字ができない人の共通点はあるのでしょうか?
読書をしないからなどと言いますがそれだけではないでしょう。
10選でご紹介します。
- 本を読まない
- わからない漢字をわからないままにする
- 自分勝手
- 勉強そのものが嫌い
- 字を綺麗に書けない
- スマホやパソコンをよく使う
- 用心深くない
- 国語は問題文から答えを探すだけ?
- 理数系こそかっこいいと思っている
- 口下手
1. 本を読まない
普段から本を読まない子は国語がなかなか得意にならないとよく言います。
小さい頃から絵本に慣れ親しみ、まずは読んでもらうことで物語や文字に興味を持つようにしましょう。
そして本に抵抗をなくし、ゆくゆくは自分の興味のあるジャンルから自分で読めるようにしていきます。
それができるようになって読書の楽しさがわかってくると他の本も読んでみようという気がわいてきます。
今からでも遅くありません。
まずは無理せずに自分の好きそうな本から。
読書する人が暗そうなんて思わずにその楽しさを知って国語に活かしましょう。
2. わからない漢字をわからないままにする
読書をしている人でもわからない漢字をわからないままなんとなく読み進める人もいます。
しかしそれでは本の内容を正しく理解できなかったり、登場人物の細かい感情が読み取れないことも多いものです。
ルビがふられていない本を読む時はそばに辞書を置いて調べながら読むくらいが理想的ですね。
特に子供のうちはそうやって言葉を覚えていきます。
親は言葉の意味を聞かれても面倒がらないで正しく教えてあげてください。
わからないまま読書をしているとそれがクセになってしまうので気をつけましょうね。
3. 自分勝手
自分の気持ちが一番というような自分勝手な性格の人は、国語の問題で「この時○○さんはどう感じたでしょうか」とか「作者の思いを書きましょう」という問題が苦手。
なぜなら相手の立場に立って気持ちを想像してあげる気持ちがないからイメージできないのです。
わがままな性格のお子さんや自分で自己中心的だと自覚がある人には読み取りやすい作品から本を読む習慣をつけてみましょう。
そして感想を聞いて人の気持ちになってみることに慣れさせます。
4. 勉強そのものが嫌い
勉強そのものが嫌いになってしまうと国語も嫌いになるはずです。
だって、国語は他の教科と比べても気持ちの細かい部分を探ったり問題の言い回しが複雑でわかりにくい点が多くありますね。
だから問題に取り組もうとする気持ちが弱いと解くのも難しくなってしまいます。
勉強が嫌いにならないためには完全に苦手意識を持ってしまう前に解決すること。
親や先生の教えと本人のモチベーションが欠かせません。
5. 字を綺麗に書けない
字を綺麗に書けない子は国語に苦手意識を持ってしまいます。
逆に国語がそれほど得意ではなくても字が褒められていると国語の書きの部分で評価され、国語に対する印象も少し良くなりそうですね。
漢字の練習では字の綺麗さが目立つので字に自信を持たせてあげるのも大人にとって大切なこと。
持ち方の美しさも同様です。
6. スマホやパソコンをよく使う
スマホやパソコンばかりを使っていると漢字を機械が変換してくれるので漢字を覚えにくくなってしまいます。
だから紙に書く時にとっさに感じが浮かばないと言うことも増えます。
スマホやパソコンを使うなら言葉を調べたり勉強のアプリを入れて学習に役立てる工夫をしてみましょう。
また、変換で新しく知った漢字を保存しておくことでも学習に役立てることができます。
7. 用心深くない
用心深くない性格の人は国語の回答でもあっさり答えを考えてしまい、長文で答える回答が薄い内容になってしまうこともあります。
答えを書いてから「これで本当に知らない人にも言っている意味や趣旨が全て伝わるか」をもう一度怪しんで読み返してみるくらいの用心深さを持っておくべきですね。
長文の回答は書いているうちにわけがわからなくなることもあるので読み返しは重要です。
8. 国語は問題文から答えを探すだけ?
国語なんて問題文の中に答えがあってそれを見つけるだけだから簡単、という人もいます。
確かにそういう部分も多くありますがあまり簡単に考えすぎて勉強を怠ると苦手になるのは当然のことですね。
いろんな例題を解いてトレーニングを積み重ねましょう。
こういう聞き方の時はこう言わないと△になるとか、〜だからが抜けると減点されるなどと言うようなコツを学ぶには数を解いて慣れることも大切です。
9. 理数系こそかっこいいと思っている
文型なんてと馬鹿にしているところはありませんか?
理数系の方が賢いとかかっこいいなどと言う人も中にはいます。
しかし、どんな教科においても問題文の言っている意味がわからなければ正しく答えることなんてできません。
そう思うと国語という教科は全ての教科において役立つ大切な教科。
馬鹿にはできないのです。
言葉の正しい意味や出題者の意図を感じ取るために国語を得意教科にできるように目指していきましょうね。
10. 口下手
普段から口下手な人は文字として感情を書き表すこともうまくいかない部分があると思います。
勉強だからと言って書くスタイルばかりにこだわらず、普段から言葉でも気持ちや状況をうまく伝える努力をしましょう。
そうすることで限られた文字数で相手に正しく伝えるということもできるようになってきます。