思い込みが激しい人がいると、時として周囲が困惑する事がありますね。
自分の勝手な考えで周囲を振り回す事があるからです。
こういう人の特徴とはどういうものか、見て行きましょう。
- じっくり考えられない
- 気が小さい
- 周りを巻き込む事も
- 自分が可哀想
- 人に相談しない
- 家族や親友の支えが必要
- 周りが当たり障りない接触になる
- 人間関係を掻きまわすのが好き
- 周囲から孤立する事も
- 家族の重要性
- 考え方が狭い
- 理性的に考えられない
- 深呼吸をさせ、ゆっくり考えさせる
- まとめ
1. じっくり考えられない
このタイプの人は、物事をゆっくりじっくりと考えられない事が多いです。
「早とちり」が多いと言っても良いでしょう。
まだ自分が置かれた状況をきちんと把握する前に、自分が「こうなんだ」と思い込んでしまいます。
そして、その状態で行動に走ってしまうので、とんちんかんな事をし出かしてしまう恐れも含んでいます。
短気とも言えるかもしれません。
じっくり考えてから行動するようにすると、自分も周りも後で、「あんな事しなければ良かった」という事にならずに済むでしょう。
2. 気が小さい
一見ごく普通か、積極的に見えますが、実は気が小さい点があるのが思い込みが激しい人によく見られる特徴です。
何か問題が起きると、それを必要以上に大事として捉えてしまうのです。
周りの人の意見をよく聞いたりして、落ち着くと良いのですが、自分なりに把握した状況にあたふたしてしまうのです。
どっしり構える事が難しいようです。
3. 周りを巻き込む事も
このタイプの人は、往々にして周囲も巻き込み、実際より事をどんどん大きくしてしまう傾向を持っています。
酷い場合は、皆で楽しんでいる趣味のサークル等が解散してしまう、といった方向へ持って行ってしまう様な例もあります。
人から聞いた事を思い込みで自分にとって悪い方に捉えてしまうのが、思い込みの激しい人の特徴です。
それを周囲に言い回り、周りを振り回した結果、上記の様な事を起こしてしまうのです。
キッパリと物が言えるリーダー的な存在がいればまだ何とかなるかもしれませんが、女性の場合はそれが難しいようです。
4. 自分が可哀想
何故かこのタイプの人は、物事を自分に取って不利に捉える事が多いようです。
言い方を変えれば、自分は不利な事をされた、相手が非常識だ、という考え方です。
これがもう一段回進んでしまうと、相手が酷い、相手が悪いとなり、悪口を言ったり、ハキハキした性格なら本当に相手に食って掛かる事さえあります。
言われた方はビックリですが、相手が悪いと自分の物差しで決めつけているので、話しても平行線になってしまいます。
それでいて、相手に文句を言えば気が済む場合が多いので、知らない所で嫌われている場合もあります。
5. 人に相談しない
思い込みが激しい人は、あまり人に相談をしません。
人に話す事はあっても、それは聞いてもらいたいだけで、どうしたら良いかと聞く為ではありません。
それで、聞く方もアドバイスがしにくく、「酷いでしょう」と言われれば「そうね」と返す位になってしまいます。
初めから自分の思い込みで判断してしまうので、「どうするべきか」も自分の思い込みで決めてしまいます。
色々な人の話を聞いたり、本を読んだりする事を習慣にすると良いと思います。
6. 家族や親友の支えが必要
思い込みが激しい人には、話を聞いてくれ、冷静な意見を言ってくれる家族や親友の存在が必要です。
まず話を聞いて心の中を全部出してしまうと、本人もすっきりします。
そこで、第三者が客観的な意見を言ってあげると、「そういう考え方もあるかな」という事に気付くからです。
思い込みの激しい人が行動に出てしまうと、周りもそれに振り回されてしまう事も多いので、その前に話を聞いて上げる人が必要です。
7. 周りが当たり障りない接触になる
このように思い込みが激しい人は、何を言っても滅多に人の意見を聞きませんから、自然周りも諦めてしまいます。
おまけに話好きなので話が長いのです。
「あの人は何を言っても無駄だから」「時間の無駄」と、いった具合で避けられる人もいます。
話を聞くのも、楽しい話よりは不満や自分が酷い目に遭っている話の方が多いので、気が合う人以外はあまりこのタイプの人と話したがりません。
気が合う人も、噂話が好きな人が多いようです。
8. 人間関係を掻きまわすのが好き
周りも巻き込んでのお騒がせが多いのも、思い込みの激しい人の特徴です。
特に人間関係について、自分の思い込みで2つのグループに分けるような事をしたり、嘘を言う訳ではありませんが、噂話で一定の人達に嫌な思いをさせ、仲が良かったグループを別れさせてしまうのです。
自分自身が不利な場合も騒ぎますが、それよりも自分が知っている人達の仲を掻きまわす事の方が多いので、迷惑ですね。
9. 周囲から孤立する事も
このような性格は、周りが知ってしまえば当然避けられてしまいます。
大人ですから口も利かないという事はありませんが、皆が「あの人はね・・・」という事で深い付き合いをしたがらず、いつの間にか孤立している事もあります。
しかし、話を聞いてくれる人がいる限り、このタイプの人は自分の思い込みの激しさに気付かない場合が多いです。
女性の場合、更年期には被害者意識のような状態になって、ご近所と揉める事すらあります。
10. 家族の重要性
上記の様な場合、ご主人がおとなしい場合が多く、妻の態度を抑える事というか、もう長い事こういう性格だからと、諦めてしまっているようです。
これでは奥さんが可哀想ですし、周りにも迷惑を掛けます。
家族は思い込みの激しい本人にとって大事な存在です。
何より長い時間一緒に過ごしてきているのですから、周りに迷惑を掛ける様な行動に出る前に、よく話を聞き、頭ごなしに押さえつけずに穏やかに諭していってあげる事が重要です。
11. 考え方が狭い
このタイプの人は、柔軟な考え方が出来ません。
色々なパターンを想定して、最も良い方法を見つけて行くという事が難しいのです。
その為、益々自分が最初に思ったままで行動に移してしまいます。
もっとゆっくり考え、更に先まで見通し他考え方が出来れば、随分思い込みも少なくなります。
12. 理性的に考えられない
このタイプの人は考える時も感情的です。
これは、自分自身の勝手な考え、つまり妄想に走る可能性がとても高くなります。
理性的に、落ち着いて、客観的に、といった言葉を絶えず頭の中に置いていくと良いでしょう。
周りも落ち着いて状況を説明し、本人の思い過ごしや思い込みを正して上げましょう。
13. 深呼吸をさせ、ゆっくり考えさせる
思い込みが激しい人は、熟考する事が出来ないので、慌てるあまり余計自分の思い込みで思考を進めてしまう傾向があります。
周りや家族は、まず深呼吸をさせ、穏やかに話し掛けて、客観的に考えられるように仕向けてあげましょう。
まとめ
思い込みが激しい人は、周囲を攪乱する事があると書きましたが、中には物事をネガティブにばかり捉えて、苦しい思いをしている人もいます。
周り、特に家族はこのタイプの人に振り回される事無く、段々と理性的な考えが出来るように導いていってあげましょう。