よく耳にする「やればできる子」、みなさんも言われた事があると思います。
実際の所、褒め言葉なのかそれとも悪口なのかも、言われた方も喜んで良いのか悪いのか迷ってしまうのではないでしょうか。
勉強だけでなく、スポーツなど、使われる場面も様々です。
今回は、やればできる子の共通点・特徴 15選紹介したいと思います。
- やらない子
- 好きな事しかしない子
- 欲がない子
- マイペースすぎる子
- 続けられない子
- やればできると自分でも思っている
- 集中力がある子
- だらしない子
- ネガティブな子
- 自分を信じられない子
- 考え方が甘い子
- 可愛がられたい
- 動き出しが遅い子
- 周りの方がすごい
- イメージ力がない子
- まとめ
1. やらない子
やればできる子と言われるぐらいですので、普段は積極的になって勉強したり、行動しないやらない子が、やればできる子の特徴です。
あたり前ですが、行動しないから、あいつはやればできる子なのにと、みんなから言われるのです。
あまりに挑戦しないので、結局の所やればできる子なのか、やってもできない子なのか、判別する事ができないというのも、やればできる子に当てはまる共通転です。
2. 好きな事しかしない子
自分が夢中になれるものであれば、一生懸命頑張りますが、嫌いな事にはまったく見抜きもしない子がいます。
小さいころから算数の問題を簡単に解いていたり、ひらがなをすぐに覚える子が、勉強に興味がなくて、絵を書くことにしか興味がなかったとします。
そうすると算数や国語を学ばないで過ごしてしまい、それが原因で成績が悪くなった時にやればできる子なのにと、周りから言われる事でしょう。
周の人は、他の事に興味を持って欲しい、もっと勉強して欲しいと思っても、本人がそれを望んでいないため、人よりも勉強やスポーツで劣る部分が出てきてしまうのです。
3. 欲がない子
才能があっても、無欲だったり、向上心がなければ目標に向かって頑張ろうという気にはなりません。
そうすると、結果を出さなければいけない場面でも、人並みの能力しか発揮できないでしょう。
仕事でも、事業的に展開しなければ売り上げが伸びないと言われても、現状に満足してしまう無欲な子は、次の段階へ進むことはできません。
今よりも良くしようという意欲がなければ、物事の規模を拡大していくことは難しくなってしまいます。
4. マイペースすぎる子
やればできる子と言われても、マイペースすぎる子は自分のペースを崩しません。
好きな時に好きな事をやるをモットーとしており、他人に干渉されようが、期待されようが自分の歩幅でしか歩かない子は、周りが期待しているようなスピードで成長してくれない事になります。
マイペースな子は、無駄なエネルギーを消費することを極力控えようとするので、本人以外はモヤモヤした気持ちになってしまうでしょう。
5. 続けられない子
何をしようにも、3日坊主で終わってしまい、継続する力が足りない子や、飽きっぽい子は、一つの事をずっと続けられる子よりも、勉強や体力で劣ってしまうでしょう。
勉強机に向かっても、集中力を切らして別の事をやってしまったり、今やっている事に必要性を見いだせない子は、継続して物事を進められない中途半端な子になってしまいます。
6. やればできると自分でも思っている
周りからやればできる子と言われたら、本人もその言葉だけで満足してしまい、努力することをやめてしまう子もいます。
どうせやればできるんだからと、今やるべき事を次々と後回しにし、気づいた時には周りの子とも大分差がつけられ、挽回できない状況に追い込まれてしまう可能性があります。
そうすると、今まではやればできる子だと思っていたのに、自分はやってもできない子だと考えて、何をするのもめんどくさくなってきてしまいます。
7. 集中力がある子
集中力がある子は、大成しやすいと言われており、研究でも、集中力がある子は勉強やスポーツで結果を出しています。
周りの人も集中力が高い子だと理解しているのに、何もしないでだらだら過ごしている姿を見ると、どうしても「やればできる子なのに」と口走ってしまう事でしょう。
どんなジャンルにも集中力をもって取り組めば、おのずと結果がついてきます。
本人も自分のやりたい事を見つけていない可能性があるので、出来るだけ多くの事に触れさせてあげる事が大切です。
8. だらしない子
だらしない子は、計画性がなくて、勉強に効率よく取り組めないという事があります。
後でやろうと後回しにして、結局何もしないで時間が過ぎてしまったという事も何度もおとずれるでしょう。
時間にルーズだと、嫌なことは後回しにしてしまう事が癖になってしまいます。
そうすると、やればできる子なんだけど、何もしないから、やればできる子のままで終わってしまうといった事も考えられます。
9. ネガティブな子
やればできる子と言われても、本人が自分はやってもできないと思っていると、何をするにも消極的になってしまいます。
失敗する事や、自分にはできないという気持ちが災いして、やればできる子と言われるままで終わってしまう事になります。
周囲からの圧力が強ければ強いほど本人にとっては苦痛であり、どんどん臆病になってしまうでししょう。
10. 自分を信じられない子
やればできる実力を持っていても、自分自身の力を信じられない子は、ポテンシャルや潜在能力を上手に発揮できません。
周りからやればできる子だと言われても、本人からしてみれば、周りにいる子もやればできる子なんだと、自分にかけられた言葉を素直に受け取ることができず、チャレンジ精神が不足してしまいます。
11. 考え方が甘い子
世間知らずで、世の中なんとでもなると思っている子は、努力すること自体がばかばかしくなって、やればできる子で止まってしまいます。
考えが甘いと、ピンチに立った時の恐怖やリスクを軽視しているので、何事にも真剣に取り組むことをしなくなります。
何か困った事がある時に、自分の力ではなく周りが助けてくれたら、その子は今後も人に頼って生活して行こうとします。
12. 可愛がられたい
できない子は、しょうがないなと色々やってもらう事も増えていきます。
何かを買ってきてもらったり、身の回りの事を世話してもらったり、そういう子は、やればできる子になったら、可愛がってもらえなくなると思っているのかもしれません。
やればできる子になったら、自分の事は自分でやらなければならない事が増えて来ます。
いつまでもやればできる子のままなら、みんなから甘やかされる、それが気持ち良くなってしまっているのでしょう。
13. 動き出しが遅い子
夏休みの宿題を最後まで残していたり、崖っぷちにならないと動かない子は、何をやるにも周りの子より時間がかかります。
危機感がないと、行動できない子は、動きだしがいつも遅く、テストの前日とかになるまでのほほんと過ごしている事もあります。
何をやるにも動くのに時間がかかってしまうと、効率が悪く、結果的にやればできる子として終わってしまう事になるかもしれません。
14. 周りの方がすごい
いくらやればできる子と言われても、自分の周りにいる子の方がすごかったら、自分自身がやればできる子だと思う事が出来ません。
スポーツでも明らかに自分より上手な子がいるのに、先生から「やればできる子」だと言われてもまったく実感がわかず、真剣に取り組むことができないでしょう。
才能がある子ばっかりいる所では、自分よりできる居ると思ってしまうでしょう。
15. イメージ力がない子
やればできる子と言われても、勉強して頭が良くなった所や、スポーツでみんなに勝つ場面を想像できないと、やる気が起きないでしょう。
努力してがんばった後の姿を想像できなければ、何をやっても意味がないと思ってしまいます。
そういう子は物事はなるようにしかならないと、状況に身を任せて常に生活しています。
こうなりたいという具体的な将来像が湧かないと、上を目指す気にはなれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やればできる子という事は、頑張れば結果を残すことができる将来有望な人物という事です。
できることならやればできる子のままでは終わりたくないですよね。
原因も色々ありますし、今回の事を参考にすれば、才能ある子どもたちが宝の持ち腐れのような事にはならないはずです。
「できる子」というぐらいですので、年齢的にも十分若く、未来があります。
やればできる子の能力を開花させるのはあなたかも知れません。