自己嫌悪に陥いるというのは、自分に対して嫌気がさし、自分の事を嫌いになってしまう事です。
そんなに苦しい思いをし、毎日を不安に過ごしている原因とは何なのでしょか?
今回は自己嫌悪に陥りやすい人の特徴15選を紹介したいと思います。
- 物事を色々考える
- コンプレックスが多い
- 競走心が強い
- ネガティブ思考から先に入る
- 他人の言葉に傷つきやすい人
- 負けず嫌いな人
- プライドが高すぎる
- 承認欲求が強い
- 昔の失敗をよく思いだす
- 自分が嫌いな人
- よく我慢する人
- ネガティブ思考
- 何でもかんでも引きずる
- 理想が高い
- よく思われたい
- まとめ
1. 物事を色々考える
何か事が終わった後に、考え込んでしまう人は、自己嫌悪に陥りやすい特徴があります。
考え込むことで、無駄な不安を抱え込んだり、恐怖の気持ちに駆られたりします。
気を使いやすい人は、あそこでああすれば良かったなと、自分の事を責めてしまいがちです。
相手に嫌われたくないという思いが強く、周りを優先して物事を考えてしまうため、何か自分の納得がいかない事があると、自己嫌悪に陥ってしまいます。
すべてを自分のせいにしないで、もっと相手を信頼することで、良好な人間関係を築くことが出来ます。
真面目な人ほど、事が終わった後に色々考え込んでしまい、自分を責めてしまう事があります。
2. コンプレックスが多い
自己嫌悪に陥りやすい人は、コンプレックスを多く抱えこんでいる人が多いです。
他人と自分を比べてしまい、自分をどんどん傷つけてしまいます。
自己否定する感情が大きくなると、どんなに小さい欠点も許せなくなってしまいます。
コンプレックスは誰しもが抱えていますが、自己嫌悪が強い人は、コンプレックスがコンプレックスを呼び込んで、劣等感をより深く抱え込んでしまうので、注意が必要です。
3. 競走心が強い
競争心が強い人は、どんな事でも他人と自分を比べたがります。
そうすることで、自分が勝っていることがあれば気持ちを落ち着かせることが出来ますが、逆に自分が相手より劣っていると感じた場合は、自己嫌悪に陥り、自分を責めてしまいます。
誰にだって得意なことや不得意なことはあります。
どんぐりの背比べのような大差のない比較にも勝って、少しでも安堵感を得たいという感情があるのです。
しかし、相手と比較して負ける度に自己嫌悪に陥って、自分の事が嫌になってしまいます。
4. ネガティブ思考から先に入る
何か行動を起こそうとしたとき、自己嫌悪に陥りやすい人は、今まで失敗した経験や、デメリットなどを考えてから行動する人がいます。
理由は、過去に自分が決断して行動を起こした時に、トラウマになるような出来事があって、物事を始める前はネガティブな思考が先行してしまうという特徴があるのです。
自己嫌悪は長引くほど改善しにくくなります。
過去の経験を引きずっている人は、ずっとネガティブ思考に陥って、自己嫌悪を抱いている可能性があります。
5. 他人の言葉に傷つきやすい人
相手の言葉を上手くかわすことが出来ない人や、相手の言葉にいちいち傷ついてしまう人は、自己嫌悪に陥りやすいです。
コンプレックスや劣等感を抱えていることもありますが、他者からの評価を過剰に気にしていたり、相手の感情に敏感に反応してしまう事も原因となっています。
自分に対して自信がなく、今まで誰かに褒められたことがあまりない人は、被害妄想を抱きやすく、メンタルが弱くなってしまい、他人と接するのが怖くなってしまいます。
6. 負けず嫌いな人
負けず嫌いな人は、常に自分の能力を高めようとします。
仕事でもっと結果を出したかったり、勉強やスポーツでライバルに勝ちたい、などです。
そうすると、なかなか思うようにいかなかったり、結果がついてこなかったりすると、自己嫌悪に陥り、もっと頑張らないといけないと自分を鼓舞します。
負けず嫌いな人は、自分をほめたりすることが苦手です。
肯定よりも、否定することにより、自分の能力を高めたいと思っています。
自己嫌悪を繰り返すことにより、もっと頑張らないといけないという気持ちを自分の中に芽生えさせようとしているのです。
7. プライドが高すぎる
プライドが高い人は、相手の評価を気にしています。
なので、何か上手くいかなかった時に、どう思われているのか気になってしまい、自己嫌悪に陥りやすくなってしまうのです。
また、プライドが高い人は自分の意思を曲げることが出来ないので、相手と衝突してしまうことも増えてきます。
そうすると、自分の中では間違っているとわかっていても、相手に対して反発してしまったりするので、後々なんであんな事いってしまったんだろうとか、キツイ事をいってしまったと後悔し、自己嫌悪に陥ってしまう事が多くあります。
8. 承認欲求が強い
承認欲求とは、他人に認められたいという欲が人一倍強い人の事を言います。
認めてほしいという事は、認められなかったときに、「何でダメだったんだろう」と自己否定をしてしまう思考に陥りやすいです。
認められたい気持ちとは裏腹に、相手から評価を十分に得られないと、自分の力や頑張りが足りなかったせいだと自己否定に陥りやすく、結果として自己嫌悪につながっていってしまいます。
何も努力していないのに承認欲求が強すぎると、いつまでもその欲が改善されないので、悪環境に陥ってしまう可能性が高くなって来ます。
9. 昔の失敗をよく思いだす
ネガティブ思考な人は、昔の失敗や苦い経験をよく思い出します。
あの時ああすれば、恥をかくことはなかったのにと永遠に考えて、自己嫌悪に陥ってしまいます。
ポジティブに考えられる人は、過去の失敗をプラスに考えることも出来ますし、笑い話にして心を成長させることも出来ます。
過去の事よく思い出してしまう人は、何かやり残したことがあると後悔していることが多いです。
過去は変えられませんので、気持ちを切り替えて前を向いていくことが大切です。
10. 自分が嫌いな人
自分の事が嫌いな人は、自己嫌悪に陥りやすいです。
そもそも自己嫌悪とは、自分に対して嫌気がさすという意味なので、自分の事が大好きな人は、自分を否定することはほとんどありません。
自分の悪いところばかり目がいってしまうと、自分の事が嫌いになってしまいます。
自己嫌悪に陥りやすい人は完璧主義な所があるので、きちんとこなさなければ自分を認めることが出来ないのです。
自己嫌悪を治すためには、自分の長所にきちんと目を向けなければなりません。
11. よく我慢する人
よく我慢する人は、自分に対して厳しい人です。
自分に対して優しくすることが得意じゃないので、それが時として自己嫌悪につながってしまう事があります。
何でこんな事も出来ないんだと、納得がいかない場面が増えてきます。
我慢する人は苦しい場面をたくさん経験しています。
それなのにもっと頑張らなければならない、忍耐強くなければいけないと、自分に対して厳しくなっていくのが原因です。
12. ネガティブ思考
ネガティブ思考な人は、物事を悪い方向へ考えがちです。
相手から嫌われているんじゃないかとか、嫌なことが続くと、何もかもが嫌になってしまう時があります。
ネガティブ思考な人は、ネガティブに考えてしまう自分の事が嫌になってしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。
マイナス思考にとらわれすぎて、自分で自分をどんどん追い込んでしまい、暗闇に飲み込まれてしまうでしょう。
13. 何でもかんでも引きずる
どんなに小さいミスでも、引きずってしまう人がいます。
ミスは誰にでもありますし、気持ちを切り替えることが大切ですが、ミスをいちいち気にしてしまい、引きずってしまう人は自己嫌悪に陥ってしまいます。
仕事を完璧にこなしたいという気持ちの表われですが、小さなミスをいちいち気にしているようでは、ポジティブな感情は生まれてきません。
14. 理想が高い
理想が高い人は、ノルマも高く設定しがちです。
仕事や作業をするときも、今日はこれぐらいやっておきたいと、無理な注文を自分に課すことが多くなります。
そうすると、ノルマを達成出来なかった時に「こんな事も自分は出来ないのか」と自己嫌悪に陥る回数が増えていきます。
理想が高い人は、これくらいの事は出来て当然だと考えて物事を判断することが多いので、結果がついてこないと自分の事が嫌になってしまいます。
15. よく思われたい
他人からよく思われたい思っている人は、相手の評価をとても気にしています。
ファッションに気を使っておしゃれしたり、綺麗にお化粧したり、努力を重ねます。
そういう人は、他人にどう思われているかとても敏感なので、失敗することを恐れています。
なので、きちんと考えてからでないと発言や思い切った行動が出来ません。
なので、上手くいかなかった時や、相手に良い印象を与えられなかった時には、自己嫌悪に陥ってしまいます。
まとめ
自己嫌悪に陥りやすい人は、頭の中で深く考え込んでしまうのが原因です。
自己嫌悪に陥りそうな時は、あえて別の作業をすると気持ちを紛らわせることが出来ます。
いつまでも引きずっていても、解決策はほとんど浮かんで来ません。
それよりも、落ち込んでいる時間を別の事に使った方が、もっと理想的な自分に近づくことも出来ます。
自己嫌悪に陥っている間は、無駄な時間なので、さっさと気持ちを切り替えることが大切です。