「彼氏が、元カノの誕生日を憶えているらしい」とか、「別れたのに、私の誕生日を忘れていないらしい」といったとき、男性心理をどう考えれば良いでしょう。
そこに未練は?
- しっかり記憶したため、忘れることがない、未練はなし
- 季節変化で気づいてしまう、未練はなし
- 女性の誕生日が特徴的である、未練はなし
- 別れてからのほうが、記憶が強くなっていく、未練はなし
- 何らかのアクションを考えている、未練がある場合も
- 彼女との誕生日イベントを思い出している、未練がある場合も
- 各種記念日をすべて憶えている、未練がある可能性大
- まとめ
1. しっかり記憶したため、忘れることがない、未練はなし
この場合、感情ではなく、「ただの記憶」として誕生日を忘れないのです。
「あの日が忘れられない」のような意味ではなく「クリスマスイブが12月24日であることは、忘れることが不可能である」のようなものですね。
何故これが起きやすいかというと、男性はそもそも交際相手の誕生日や、初めてデートした日などにこだわらない傾向があるからです。
それゆえに「しっかり憶えよう」とし、別れて、未練がなくても憶えているのです。
2. 季節変化で気づいてしまう、未練はなし
このケースでは、季節の移り変わりで、つい思い出してしまうというものです。
「初夏の雰囲気が出てくる頃」とか、「猛烈に寒くはないけど、少し冬めいてくる頃」などの体感するイメージから、ふと「あ、○○の誕生日だ」と思ってしまうのです。
このケースでも、男性は単なる自然現象のように「記憶していること」を捉えます。
未練は付随していません。
3. 女性の誕生日が特徴的である、未練はなし
元日や七夕、あるいは著名人の誕生日と同じであるなど、誕生日に特徴のある女性では、忘れられにくくなります。
1月23日、2月22日など、数字に特徴がある場合でも、同じですね。
たとえば著名人が誕生日であることをネットニュースなどで知り、「あれ?何の日だっけ」というところから、容易に思い出してしまう男性もいます。
日常的には忘れていても、潜在的には憶えている状態ですね。
記憶には「記銘・保持・想起」の3プロセスがありますが、「何かのきっかけで思い出す」は、常に「想起」はしなくても、「保持」はされている状態となります。
このケースにおいても、特に未練というものは関連していませんね。
4. 別れてからのほうが、記憶が強くなっていく、未練はなし
ものごとは、何度も暗唱するなどで記憶しやすくなりますね。
掛け算の九九なども「しちろくしじゅうに」などと、何度も言うこと、思うことで憶えます。
たとえば2年交際した場合、誕生日は2回経験するわけですが、その後「あ、今日は○○の誕生日だ」とふと気づいてしまい、それが5年続いたらどうでしょうか。
交際時よりも「誕生日について考えること」が累計で増えているため、何の気持ちもないのに「記憶だけしっかりしてくる」という例があります。
5. 何らかのアクションを考えている、未練がある場合も
メールを送るなど、何らかのアクションを画策している場合、未練があることもあります。
しかし、ややこしいことですが「誕生日にメールを送るけど、復縁希望はない」というケースも多いのです。
6. 彼女との誕生日イベントを思い出している、未練がある場合も
楽しいパーティを行ったり、普段とは違うデートをしたり、自分でも印象に残るプレゼントをしたり…。
こういった思い出に耽りがちな男性では、多くの場合誕生日は当然のように憶えており、未練があることも考えられます。
「もう復縁は無理だから何もしないけど、奇跡が起きるならやり直したい」と考えるような男性にも、ありがちです。
7. 各種記念日をすべて憶えている、未練がある可能性大
「初めてデートした日」「しっかり告白した日」「最初に旅行に行った日」など、あらゆる「記念日」を気にかける女性もいますね。
いわば女性に合わす形でこれらを記憶する男性は多いものですが、もし男性が誕生日を含めた記念日のすべて・ほぼすべてを憶えているというなら、未練がある可能性は大です。
ただし、天才的なほど記憶力が良いとか、単純な理由の場合も考えられます。
まとめ
どちらかというと、未練がないケースのほうが多くなります。
正確には、「男性側に未練がないかどうかは、誕生日を憶えているかどうかでは、判断不能」ということです。
男性が元カノの誕生日を憶えていることには、「大した意味はない」と考えたほうが良いでしょう。
現在の彼氏からそのことがうかがわれても、心配は不要です。
また、元カレが自分の誕生日を憶えている、と何らかの事情でわかったとしても「気持ち悪い」「しつこい」などと思う必要はないのです。
ただし、「誕生日を思い出したこと自体は自然現象的に思ったが、それをきっかけに未練心が生じてくる」ということは考えられますので、全く誕生日を忘れられているのとは、わずかに違います。