その人のことを好きではないのに嫉妬を覚えることもあります。
なんとも不思議な人間心理ですが、どうしてそういうことが起こるのか、ここでは、好きじゃない人にやきもちを焼く心理について紹介しましょう。
- 自分には恋人がいないからうらやましくてしかたない
- その人が幸せなのが許せない
- その人が自分にアプローチしてこないのがおもしろくない
- その人の交際相手が魅力的でくやしい
- その人の魅力に気づき始めている
- まとめ
1. 自分には恋人がいないからうらやましくてしかたない
もし、自分に恋人がいて、恋人とラブラブの状態であったなら、好きでもない人にやきもちを焼くということはないでしょう。
今がじゅうぶんに幸せなのですから、わざわざ好きじゃない人に嫉妬する必要はありません。
やきもちを焼くのは、つまり、自分に現在恋人がなく、幸せを感じることができていないからです。
「自分はひとりぼっちでさみしいのに、あの人は幸せそうでうらやましい」という感情が起こるからこそ、嫉妬してしまうと考えていいでしょう。
その人が幸せそうにしていればしているほど、嫉妬心は強くなるに違いありません。
その人を自分とを比べて、その人のほうがずっと幸せそうに見えるために、うらやましくてしかたがないというのが、好きじゃないのにやきもちを焼く心理なのです。
2. その人が幸せなのが許せない
これも、自分とその人を比べて嫉妬するケースですが、「幸せなのが許せない」という心理から、好きでもない人にやきもちを焼くというケースもあります。
その人に対して恋愛感情はないけれど、好感は持っているということもあるでしょう。
その場合は、その人に恋人ができて幸せにしているのを見ても、「よかったな」とすなおに喜べるにちがいありません。
しかし、その人に良くない感情を抱いている場合はそうはいかないはずです。
自分の嫌いな人が幸せにしていることを、すなおに喜べないというのは、よくある人間心理と言っていいでしょう。
つまり、その人のことを嫌いなために、「幸せにしていることが許せない」と感じ、その結果、やきもちを焼くということがあるのです。
このケースでは「好きじゃないからこそ嫉妬してしまう」ということになるでしょう。
3. その人が自分にアプローチしてこないのがおもしろくない
こちらはその人に恋愛感情を抱いていないにもかかわらず、相手からはアプローチされたいと思うことも、人間にはあります。
特に自分に自信がある人、異性からモテるという自負心のある人は、自分の感情はどうであれ、できるだけ多くの異性からアプローチされたいと思うケースが少なくありません。
モテることで自尊心を満足させたいのです。
そういう人は、自分が好きじゃない相手で会っても、自分には興味を示さず、ほかの人と付き合っているのを見ると、おもしろくありません。
「なんで自分にアプローチしてこないんだ」と不満に思うのです。
そうした不満が、嫉妬に結びつくと考えていいでしょう。
4. その人の交際相手が魅力的でくやしい
その人に対するジェラシーではなく、その人が付き合っている相手に嫉妬して、やきもちを焼いてしまうということもあります。
たとえば、その人が職場の同僚で、職場恋愛をしているとしましょう。
職場恋愛ですから、当然、その交際相手のことも知っています。
そして、その交際相手が自分よりもずっと魅力的な人だった場合、その交際相手と自分とを比べて、「あんな魅力的な人と交際していることがくやしい」と感じてしまうわけです。
交際相手と自分とを比べて「自分の方が劣っていることがくやしい」と感じるのが、好きじゃないのにやきもちを焼く心理ということになるでしょう。
5. その人の魅力に気づき始めている
「好きじゃない」と思っていても、その人に対する自分の感情が、自分でも気がつかないうちに変化しているということも少なくありません。
その人の魅力に気づき始めていて、「好きじゃない存在」から「ちょっと気になる存在」に変化しているというケースです。
このケースでは、つまり、その人に好意を抱き始めているために、やきもちを焼いてしまうのです。
恋愛感情の小さな芽が芽生え始めていると考えていいでしょう。
まとめ
好きじゃないのにやきもちを焼いてしまう心理を5種類紹介しました。
自分でもなかなか説明のつきにくい心理です。
参考になさってください。