妊娠している奥さんのおなかをやたら触ってくる夫が少なくありません。
奥さんにしてみると、なんで、そんなに触ってくるのか不思議に思うこともあるでしょう。
ここでは、妊娠中やたらお腹を触ってくる旦那の心理と紹介します。
- 子どもの成長を確認して安心したい
- 自分の子どもであるということを実感したい
- 子どもができた喜びを妻と共有したい
- 妻の不安を解消してやりたい
- 生命の神秘を実感したい
- まとめ
1. 子どもの成長を確認して安心したい
奥さんが妊娠すれば、男性は「無事に子どもが生まれてほしい」と思うに違いありません。
無事に生まれるためには、子どもが母胎の中で順調に成長していく必要があります。
女性のほうは自分の体内に子どもがいるわけですから、特に何もしなくても、お腹の中の子どもの成長を実感することができるでしょう。
しかし、男のほうはそうはいきません。
そのため、だんだん大きくなる奥さんのお腹を触ることで、こともの着実な成長を確かめようとするのです。
それを確かめることで、夫は初めて安心感を得られるわけです。
母胎の中のわが子の成長を確かめることによって安心したいというのが、妊娠中の奥さんのお腹をやたら触ってくる男性の心理ということになるでしょう。
2. 自分の子どもであるということを実感したい
女性は妊娠すれば、何もしなくても自分の体内にいる新しい生命が自分の子どもであることを実感することができます。
自分の子どもであるからこそ、自分の体内に宿っているわけで、そのことに疑問を抱く余地はまったくありません。
男性は違います。
奥さんから妊娠を告げられれば、「自分に子どもができるんだ」という認識を持つことはできますが、それが自分の子どもであるという実感はなかなか持てないのです。
そのため、奥さんのお腹がだんだん大きくなってくると、それに触ることで、「これは自分の子どもなんだ」ということを確かめようとします。
触ったからと言って確かめることはできないのですが、何とかそれを実感したいと思うのが、男性の心理と言っていいでしょう。
お腹の中にいるのは自分の子どもであるということを実感したいというのが、お腹を触ってくる旦那の心理なのです。
3. 子どもができた喜びを妻と共有したい
子どもを望んでいない夫婦のケースは例外ですが、多くの場合、子どもができたことは夫婦にとって共通の喜びに違いありません。
妊娠がわかって、夫婦で喜び合うということは多いでしょう。
その喜びの気持ちがずっと続いていて、妊娠中の奥さんのお腹を頻繁に触るというケースもあります。
そこにある旦那の心理は、「子どもができた喜びを妻と共有したい」というものです。
夫婦でつかんだ幸せをいっしょに共有したいという思いがあるため、お腹を触ることで妻とスキンシップを図っていると考えていいでしょう。
4. 妻の不安を解消してやりたい
奥さんが妊娠すると、「妻は精神的に不安定な状態になっているのではないか。
不安な気持ちになっているのではないか」と考える男性が少なくありません。
そう考える男性は、「心配しなくてもいいよ。
おれがついてる」と、妻を励まし、慰めたいと思います。
言葉でそれを表現すればいいのですが、照れ屋の男性は、言葉で妻を励ますことができません。
そこで、だんだん大きくなってくる妻のお腹に触ることで、妻を励ましているのです。
「妊娠している妻の不安を解消してやりたい」というのが、このケースでの旦那がやたらお腹を触ってくる心理ということになるでしょう。
5. 生命の神秘を実感したい
男性にとって、女性の妊娠と出産は人体の不思議、生命の神秘にほかなりません。
奥さんのお腹がだんだん大きくなってくること、そして、やがて新しい生命としてこの世に誕生することがピンとこないのが、男性特有の心理と言っていいでしょう。
そのため、妊娠中の奥さんのお腹を触ることで、その神秘を実感したいと思うのです。
子どもが、自然界のものに興味を持ち、そのものに真剣な視線を送るということがよくありますが、それと同じように、自然の神秘に心とらわれているというのが、奥さんのお腹をやたら触ってくる心理なのです。
まとめ
妊娠中の奥さんのお腹をやたら触ってくる旦那の心理を5種類紹介しました。
妊娠中の方は旦那の心の中を知るための参考になさってください。