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スレンダーマンの特徴

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スレンダーマンの特徴

たとえば吸血鬼や狼男。

どこかの辺鄙な田舎町で生ませた言い伝えの具現化です。

最近だとチュパカブラとかスカイフィッシュとか。

目撃情報は数あれど、科学的根拠も証拠もない、ただの都市伝説。

そしてその「ニューウエイブ」としてアメリカを今騒然とさせているのが、「スレンダーマン」と呼ばれるモンスターなのです。



  • スレンダーマンの特徴
  • スレンダーマンの出自
  • スレンダーマンの影響
  • スレンダーマンのその後
  • スレンダーマンの映画
  • まとめ

1. スレンダーマンの特徴

スレンダーマンの特徴

その名の通りスラリとした体形で背丈が異常に高い。

腕や脚の長さも異常で、背中には触手が生えているとする人もいます。

能力としてはスレンダーウォーキングと呼ばれる瞬間移動で姿をあらわし、ターゲットと定めた子供にストーカー行為を行ったり拉致してしまって、心的外傷を発症させるなどの被害を与えるのだとか。

服装はいつも黒い背広に白いシャツでネクタイをしており、その顔には目や鼻や口がない、いわゆる「のっぺらぼう」だと言われています。

森の中に住むとされ、その姿を直視した者は「スレンダー病」にかかり精神を病み、鼻血や嘔吐を引き起こします。

2. スレンダーマンの出自

スレンダーマンの出自

実はスレンダーマンの出自ははっきりしています。

ネット上に立てられた「フォトショップでパラノーマルな画像を創り出そう」というスレッドに投稿された一枚の写真。

たくさんの子供たちの背後に長身の謎の人物をコラージュした、その一枚からすべては始まったのです。

数日後写真の投稿者であるビクター・サージがみずから、「目撃者」の証言と「スレンダーマン」という名前を付け加えてリアリティーを持たせたようです。

ところがネット上でこの画像が話題となり、あっという間に拡散してしまいました。

出自は置き去りとなり、画像と名前とストーリーだけが独り歩きを始めました。

その後他の投稿者たちによって「スレンダーマン」は様々な「肉付け」が成され、「創作者」であるサージの手を完全に飛び出してしまったのです。

3. スレンダーマンの影響

スレンダーマンの影響

スレンダーマンを語るうえで避けて通れないのは、「スレンダーマン事件」でしょう。

12歳になる二人の少女が、同級生の少女をめった刺しにして殺害しようとした事件です。

その動機が「スレンダーマンの手下になるため」。

二人は「生贄」となる友人を「お泊り会」に招待し、かくれんぼをしようと森に誘い出して凶行に及びました。

ナイフで19か所をメッタ刺しにした後、二人は被害者をその場に放置して立ち去ったので、かろうじて息があった被害者は、たまたま自転車で通りかかった人に助けられ最悪の事態を免れることができました。

その後ほどなく二人は被疑者として逮捕されました。

いまだ凶器のナイフを所持していた二人は、一方でお菓子をいっぱいに詰め込んだバックパックを背負っていました。

12歳の少女らしく. . 。

4. スレンダーマンのその後

スレンダーマンのその後

加害者である二人にとってインターネットのホラー専門サイト「クリスピーパスタ」が唯一の居場所でした。

「共通の趣味」を通じて親しくなった二人は、やがてスレンダーマンの「存在」を知ることとなります。

ネットの中だけの「真実」は二人を静かに洗脳し、現実の世界へと侵食を始めました。

「スレンダーマンの意思に背けば家族が殺される」 そう信じてしまった二人は同い年の友人を生贄として、スレンダーマンに身をささげることを選択してしまったのです。

彼女たちは12歳でありながら成人扱いの刑事裁判にかけられています。

犯行の計画性が認められたためです。

そのため先に判決が言い渡された被告には、精神科病院への25年間収容という判決が言い渡されています。

残る一人は、今年の2月に判決が言い渡される予定です。

事件を担当した警察署長は「子供たちのインターネット利用を監視するべきだ」と苦言を呈しているそうです。

5. スレンダーマンの映画

スレンダーマンの映画

時折実際にあった事件や事故が映画化されることがありますが、今回の事件も今年2018年に公開が予定されているようです。

ただ、この流れに批判の声を上げている人物もいます。

当事者の一人である、加害者の父親。

彼は映画の製作・公開は「悲劇の大衆化」だとし、不快感をあらわにしています。

映画の内容は必ずしも実際の事件に則したものではないようですが、それを下敷きにしたものであることは誰もが知るところでしょう。

事件関係者としては、面白いはずがありません。

まとめ

まとめ

結局、スレンダーマンの正体とは、何だったのでしょう。

普通のスーツ姿をしたモンスターがアメリカの若者に恐怖の象徴として受け入れられたのは、現代アメリカが抱える、平凡な隣人への不信感の表れではないか、という意見もありました。

普通に学校に通っていたはずの高校生が乱射して無差別殺人を起こしたり、友好的な良き隣人と思っていた人がテロリストだった、というケースもアメリカでは少なくないようです。

奇しくもスレンダーマンは、そんなアメリカ人の深層心理を表していたのでしょうか。


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