あなたの周りに愚直な人はいますか。
愚直な人というのはどういった特徴を持っているのか、ここでは8つの特徴を挙げて考えてみました。
- 正直者である
- 柔軟性がない
- 頑固
- 視野が狭い
- 信念が強い
- 不器用である
- 継続性がある
- 信用できる
- まとめ
1. 正直者である
まず初めに、愚直という言葉を辞書で引くと最初に「正直すぎて気のきかないこと」という意味が確認できます。
正直すぎると聞くと消極的な意味に捉えてしまいがちです。
ただ、正直であるというのは、局面にもよりますが、基本的には好意的に映る特徴だと言えます。
仮に一緒に仕事をする際にその人が正直者であるかどうかはその後の成果に直結はしないかもしれません。
しかしその過程において気持ちよく仕事ができるかどうかは非常に重要であり、その点では重宝されるはずです。
2. 柔軟性がない
愚直である人は柔軟性がないという特徴を併せ持っています。
何かものごとに取り組む際に、突発的にトラブルに直面したとします。
状況によっては変化を必要とするかもしれません。
それでも愚直な人であるならば、臨機応変に対応することを拒んだりあるいは、苦手としてしまいます。
愚直さを発揮して貫き通すというのは誰でもできることではありません。
それを考えれば一見立派なことのように感じます。
しかしそれが却って弊害になることもあり、その状態は柔軟性がないといわざるを得ません。
3. 頑固
頑固な人には愚直であるという特徴を備えていることがあります。
社会には人の意見に流されやすいという方がいる反面、頑固であるという立場の人がいます。
そして頑固な人というのは扱いづらいという消極的評価が下されることもしばしばです。
自分の意見や信念を立派に持ち、それに基づいて行動を取るということは現代社会において非常に貴重な人材であると考えられます。
しかしそれがいきすぎて相談を行わない、他人の意見を取り入れないという人は頑固な人と捉えられかねずマイナスな評価を受けることがあります。
愚直な人の特徴として頑固という側面があることは十分に考えられます。
4. 視野が狭い
視野が狭いという特徴を愚直である人に見られることがあります。
ものごとに対してまっすぐに向き合うというのは大変な労力を伴います。
そのためそういった考え方の方はより評価されるべき社会であるべきです。
しかしそれに伴って弊害が生じるならば、それは視野が狭い際に生じると考えられます。
単調な状況や停滞してる際にそうなりがちですが、視野が狭いがために自分が行った選択がその人にとって最良なものかどうかを判別することも難しくなります。
愚直であるという人に共通する特徴だと言えます。
5. 信念が強い
愚直な人の特徴として消極的なものが多くあります。
それは蔑視的に使われてきた経緯からなるものですが、その反面、信念が強いという好意的な特徴も存在しています。
信念が強いという特徴は成功する人の条件でもあり、物質的にも精神的にも裕福な国家である日本においては今後も非常に重要であると言えます。
時に衝突することもあるかもしれませんが、愚直であり続けてきた経験などからその信念によって成功してきた人が多くいることも事実です。
6. 不器用である
愚直である人にとっては一心に取り組んできたものごと以外に目を向けるということが苦手であることが多いのではないでしょうか。
それもそのはず、愚直であるということの意味は「正直であり、気のきかない」であるということを前述しています。
そういった特徴を持つ人に器用なイメージを持つことは容易ではありません。
ただ、不器用であることは周りの協力を得るための理由に繋がると考えられます。
頑固さや視野の狭さから愚直である人には社交性や協調性といった特徴を見出しづらいところもありますが、それを克服できるチャンスであるとも考えることができます。
7. 継続性がある
継続的に何かに取り組んでいる。
そういった人は愚直であると当てはめて考えることがピタリとはまると言えます。
昔から学校や会社にあるように、皆勤賞の表彰や勤続年数数十年に対する評価といったものが存在しています。
それに反して、三日坊主という言葉があるように、本当に好きなことや何かを行うべき環境にいる場合を除いて何かを継続するということは非常に難しいことです。
しかしそれにもかかわらず継続性を持って取り組んでいるという人は、それだけで評価するべきです。
そしてそういった人は愚直な人が備えている特徴であると言えます。
8. 信用できる
愚直な人は信用することができる場合が多くあります。
臨機応変に対応できずとも、柔軟性がなくても、裏表なく正直に向き合うことができる人というのは誠実であるとも言えます。
臨機応変であったり、柔軟性があるということは時と場合によっては、その場しのぎであったり、相手を裏切る可能性も含んでいます。
そう考えるならば、付き合う相手というのは信用できる人であると考えるのが適当です。
愚直である人にはそういった特徴があるといえます。
まとめ
以上のように、愚直な人の特徴を8つに分けてご紹介しました。
マイナスな側面もあれば、プラスな面もありましたが、
思い当たる節ありましたでしょうか。
これを機会にご自身が当てはまるかどうか、またそういった人が周りにいないかどうかみてみてください。
付き合い方にも変化が現れて、うまく付き合えるようになるはずです。