日本には「油断も隙もない」という言葉があります。
ではそんな言葉の意味をまとった人にはどのような特徴があるでしょうか、あげていきましょう。
- 人を疑いやすい
- 消極的である
- 何事も無難に過ごす
- 先を読む力がある
- 実はいろんな経験をしている
- 組織の中ではトップの右腕につきやすい
- 人には信用されやすい
- まとめ
1. 人を疑いやすい
油断も隙もない人の特徴のひとつに、人を疑いやすいというところがあります。
このような人はまず自分が損をしたくないし、痛い目には合いたくないという心理が働きますので、少しでも信用に欠けるようなことを言われるとすぐに疑いにかかります。
周りの人からすれば「そんなに慎重に構えなくても良いのに」と思うようなことでも細かいところまで芯を問うことでしょう。
だんだんと「あの人には下手なことも言えないな」と周りも慎重になり、まさに油断も隙もない人と言えますね。
2. 消極的である
油断も隙もない人は消極的な性格と言えるでしょう。
先程も言いましたように、油断も隙もない人とは自分が損をしたくないのです。
つまり安全な道にしか進むことはありません。
確実にここは自分に支障がないという確証がなければ、その道を選ぶことはないでしょう。
つまり新しいところには足を踏み入れないのです。
しかし、新しいところに進むということは未知なる危険が待っているかもしれません。
予想だにしない事態になることもあります。
それでもあえてその道を選ぶ人は積極的と言えるのですが、逆に安全を喫して行かないとなれば、それは消極的となります。
慎重な油断も隙もない方なら、どちらかと聞かれたらもちろん後者ですね。
ということで、油断も隙もない人は消極的なのです。
3. 何事も無難に過ごす
油断も隙もない人は冒険をしません。
それはつまり無理なことは最初からしないし、挑戦しようとは考えない考えなのです。
上手くいけば素晴らしい報酬があり、失敗すれば何も報酬がないという事であれば、最初からそのようなギャンブルはしないでしょう。
お堅くて必ず一定の報酬がある無難な方法でいきます。
ですので、大勝もしなければ損もしない、常に安定した無難な生活を送る人と言えるでしょう。
4. 先を読む力がある
油断も隙もない人は先を読む力があります。
悪い結果になることを恐れるがゆえに、目の前のことを行うことでどういう結果になるのかを想像する力があるのです。
それにより自分の望む結果になるのであれば、目の前のことを実行していくでしょう。
何か少しでも難を感じることがあれば、瞬時に先を読むようにしています。
油断も隙もない人には「なんとかなる」という言葉は無いものと言えるでしょう。
5. 実はいろんな経験をしている
油断も隙もない人は、常に慎重になり思いきったことをなかなかすることはありませんが、そんな行動力からは想像できないような経験を過去にしているのです。
それは成功談もありますが、失敗談も多いことでしょう。
言ってしまうと、過去のそのような経験が今に活かされていると言っても過言ではありません。
失敗した経験が多いほど後の行動に活かされるものです。
今これをすれば良い結果は生まれない、これをすれば先に繋がるということは経験上知っているのです。
それが今の消極的な行動に繋がっていたのですね。
6. 組織の中ではトップの右腕につきやすい
油断も隙もない人は会社で働く上では上位に上ることが多いです。
しかしトップではなく、その右腕になる傾向が強いです。
会社などが発展していくためには先を読む力はとても重要なことです。
ひとつの企画を立てたときに、それを実行することのメリットはもちろんですが、デメリットも先に知っておかなければいけません。
ただやみくもに実行しては、いつかつまずくだけですので。
てすので自然にそれが読める油断も隙もない人が必要となるのです。
しかし組織の発展にはギャンブルとも言える行動力も時には必要となります。
それはトップの方がそのような性格が良いと言われていますし、もし安全策しかとらないトップであれば会社は衰退するだけなのですね。
ですので、思いきったことを提案するトップに、それをどこまで行動に移すか考える油断も隙もない人が右腕にいることが理想の形なのです。
7. 人には信用されやすい
油断も隙もない人は周りの人に信用されやすいと言えるでしょう。
やはり失敗が少なく確実な道を選べるということが尊敬に値するのでしょう。
やはり誰だって好んで失敗はしたくありませんので。
ただお堅い性格もにじみ出ていますので、接しやすいかどうかはまた別の話になりますが、信頼できる存在であることは確かなことです。
まとめ
油断も隙もない人の特徴をあげていきました。
なんとなく取っつきにくくて接するのが難しいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実は剃るが良い面にも繋がるということも沢山あります。
人を疑ったりお堅い性格でもあるため深い関係になれるのは一部の人かもしれませんが、その分だけ強く信頼される部分もありますし、グループ形成をするために一人はいてほしい存在でもあるのです。