計算ばかりしている人は、周囲の人を不快にしてしまいます。
また「計算できない人」も、身近な人にいる場合は心配になります。
特に彼氏が計算できない人の場合、将来が少し心配かもしれません。
今回は計算できない人に共通する特徴をみていきます。
- お金持ちに生まれた
- イケメン・美女に生まれた
- 学歴が高い
- 親のコネがある
- 何も考えていない人
- 野心がない人
- 正直な人
- 素直な人
- まとめ
1. お金持ちに生まれた
計算できない人に共通することとして「計算する必要がなかった」という理由があります。
例えば「お金持ち」の家に生まれた人がそうです。
親がお金持ちの場合、何かが欲しい時は親に頼めば買ってもらうことができます。
必要なものを手に入れるためにいろいろなことを考える必要がないのです。
あまり裕福でない家で育った場合、好きなものを買ってもらうために「日頃からお手伝いをして点数を稼ごう」とか、「母の日や父の日にプレゼントをして、クリスマスに倍返ししてもらおう」などと計算するようになります。
これは「生活力」をつけるという意味で、とても価値がある体験ですが、お金持ちに生まれた場合は、それほど必要のない力かもしれません。
最終的には親の財産を譲ってもらい死ぬまでお金に困ることがない場合、計算して生きる必要がないからです。
2. イケメン・美女に生まれた
恋愛中は、誰でも好きな相手に振り向いてもらうために様々な努力をします。
特にあまりモテないタイプの人は、人一倍努力をする必要があります。
「顔で勝負できないから、トークで笑いを取って好かれよう」とか「バイトをしてお金を貯めてプレゼントをして好かれよう」などと、自分のことを客観的に見て好かれるための戦略を立てます。
誰でもこのような計算をして、好きな相手に振り向いてもらうのがふつうです。
しかしイケメンに生まれた男性や、美女に生まれた男性は、このような計算をする必要がありません。
「好きです」と意思表示をすれば、ほとんどの相手が振り向いてくれるからです。
3. 学歴が高い
学歴が高い人は勉強中はたくさん計算しますが、進学後はほとんど計算をする必要がありません。
例えば東大に入ることができれば、その後、官僚になったり、大企業に入社することができます。
ふつうに仕事をこなしミスをしなければ、生活に困ることがありません。
一方でほとんどの人は、進学の時点で挫折をします。
そのため就活で苦労して、何とか就職をしても、定年までひとつの会社で勤め上げられる人はほとんどいません。
途中退職をして転職活動で苦しみます。
このような経験をしながら定年を迎え、さらに年金を受給できる年まで生活のために仕事を続けます。
学歴が高い人は、進学するための勉強はたくさんしますが、進学後はとてもスムーズに生きて行くことができるため、計算をする必要が少なくて済みます。
4. 親のコネがある
親に強力なコネがある人も、計算をする必要がない人です。
例えば高校進学や大学進学のために、たくさん受験勉強をする必要がありますが、親に強力なコネがある場合は別です。
幼稚園に入学する時点で親のコネを使い、その後は大学進学までエスカレーター式で進むことができます。
一流大学を卒業しているということで、大企業への入社も容易になります。
またこのくらい強力なコネを持っている親は、大企業にもコネを持っていますので、実際は本人の努力なしに一流企業に入社することができます。
デートをする時の飲食店の予約や、コンサートのチケットも、親のコネで取ることができます。
計算をしてどうにかする経験をする機会がありません。
5. 何も考えていない人
何も考えていない人は計算ができません。
例えば会社の上司に向かって「こう言ったら怒られるだろうな」と考えずに発言するため、上司を怒らせてしまいます。
彼女に対しても何も考えずに発言するため、地雷を踏んで彼女を怒らせてしまいます。
このような人が計算ができるようになるためには、何かを言ったり行動をする前に「いったん考える」という習慣をつける必要があるでしょう。
6. 野心がない人
野心や大きな目標がない人は、計画を立てて行動することもありません。
朝起きた時に今日やるべきタスクを眺めて、一日のスケジュールを計画するような行為は、目標がある人にとって必要な計算になります。
しかし、将来的な展望を持たずに行動をしている人は、朝起きてそのまま出かけてしまいます。
計算をする習慣がつくこともないでしょう。
7. 正直な人
計算ができない人は、彼氏や家族にいるとハラハラする対象になります。
しかしそれは「正直」という魅力の裏返しでもあります。
計算せずに行動と発言をするため、周囲の人からすると付き合いやすい人です。
本音はどこにあるのか、狙いはどこにあるのかを考えずに済むからです。
ほとんどの親は計算できない正直な子どもに対して「計算して生きろ」とは言わないでしょう。
将来的に苦労することも多いかもしれませんが、人間的な大きな魅力だからです。
8. 素直な人
素直な人も、言い換えれば計算できない人ということになります。
何かをする時に、「こうしたら自分がもっと得するかもしれない」「こう行動したほうが効果的な演出になる」ということを考えたりしない人は、計算をしない素直な性格の持ち主だからです。
正直な人と同様、将来的には苦労が多いかもしれません。
しかし人間的に大きな美点を持っている得難い人だと言うこともできます。
ほとんどの素直な人が、大人になるにつれて計算をするようになります。
辛い体験や厳しい経験を積むごとに、計算をするようになっていきます。
できるだけ素直な部分を残しながら、生活をふつうに送るだけの計算ができる大人になることが理想的と言えるかもしれません。
まとめ
計算ができない人は、「そもそも計算をする必要がない」タイプの人と、「考えるのが苦手」なタイプ、さらに「正直で素直」なタイプの人と、3パターンあることが分かります。
計算する必要がないまま育った人の中で、急に計算が必要になったら、とても苦労するかもしれません。
計算ばかりして、ものごとを損得だけで考えているよりも、計算できない人のほうが魅力が大きいかもしれません。
計算できない人は困った側面よりも、世の中全体にとって魅力の方が大きな人と言えそうです。