無意識に差別をしている人を多くみかけますが、差別をしている人ほど自分自身の差別に全く気が付いていない場合がほとんどです。
では、差別をする人の特徴とはどんなものがあるかここで考えてみたいと思います。
- 自分の価値観がいつでも中心になっていて周りが見えていない人
- 社会的地位、家柄などを重んじている人
- 学歴社会を信じている人
- 物事の本質を見ることができない人
- 古い考えや伝統というものに固執している人
- 出身地などにこだわる人
- 何事も区別をしたがる人
- 自分以外の存在を認められない人、受容範囲が狭い人
- まとめ
1. 自分の価値観がいつでも中心になっていて周りが見えていない人
自分の価値観をしっかりと持っていることは長所となりますが、その度が過ぎてしまい、他の人の価値観を全く受け入れない態度というのは差別につながっていく可能性があります。
「〇〇は変だ」「〇〇のような職種の人はルーズだ」など、決めつけてしまうと差別になってしまいます。
2. 社会的地位、家柄などを重んじている人
自分自身の社会的地位や家柄などを重んじている人は、自分の「位」というものを自覚しすぎてしまうため、そこを中心に「上下」関係をクリアにして話をすることがあります。
人の資質や心を重んじるよりも、世間から見た位置というものが基準になるため、そこで差別的な発言が発生してしまいます。
3. 学歴社会を信じている人
学歴などに固執する人も差別発言を自然にしている可能性があります。
「あいつは〇〇大学だから」とか、「〇〇学部出身のやつは」などというように、卒業校や学んできた内容によって人を振り分け差別してしまいます。
4. 物事の本質を見ることができない人
現在の物事の本質を見ずに、その人の周囲にあるインフォメーションによって判断してしまうと差別が発生することがあります。
例えば、「〇〇国出身の人だから」とか、「肌の色が〇〇だから」とか、「髪型が〇〇な人は」というような発言です。
見た目で判断してしまうと差別につながる可能性があります。
そのようなものを取り払い、故人の資質自体に目を向けると差別が少なるなるでしょう。
5. 古い考えや伝統というものに固執している人
伝統を重んじるのはとても大事ですが、その伝統を守るために新しい伝統を作っていくことを排除することは差別することになります。
例えば、〇〇の血族とは混ざることができないという発言は差別につながります。
ただ、伝統を守りたいのでその方法以外のものを受け入れるのは困難だというようにして伝統を守り続けるのは差別にはなりません。
ようするに、伝統にしたがったルールに従う限り受け入れるというのであれば、差別的な発言ではなくなるわけです。
6. 出身地などにこだわる人
〇〇の出、などといって、出身地にこだわる人達も差別発言につながる恐れがあります。
〇〇の出だから品が良い、〇〇の出だから野蛮だ、など、ステレオタイプの特徴を自然に植え付けて発言をする場合です。
ある程度特徴はあるものの、だから必ずそうだということは絶対にありません。
7. 何事も区別をしたがる人
色々と区別をしたがり、白黒つけたがる人も差別発言が多くなります。
物事の事象に説明が必要になってくるため、〇〇だから〇〇だ。
と必ず理由付けするために差別をしてしまうことがあります。
女性のグループは集まると人の悪口ばかり言うから女性は頭が悪い、だから仕事ができない。
というような発言や、男性は臨機応変なマルチな態度が取れず機転が利かないので役立たずだから男は必要ない、などという性差別などもそうです。
8. 自分以外の存在を認められない人、受容範囲が狭い人
自分が育ってきた環境や、その考え方以外のものをなかなか受け入れられない人も差別発言が多くなります。
「だから外国人はだめだ」とか、「部活をやってなかったから精神が弱い」などといって差別しながら同時に他社を否定してしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こうして差別する人の特徴をあげてみると、意外と自分もそのような発言をしていたかも・・・と思いませんか?発言は自由が許されています。
許されているからこそ気を付けておきたいエチケットについて一度振り返ってみましょう。
言い方を少し変えるだけで、差別発言は少なくなりますよ。