マザコンと聞いて、男性をイメージする人も少なくはないのではないでしょうか。
マザコンというと、一般的には男性が母親に依存しているという傾向にあるのですが、近年注目されているのは女性版のマザコンです。
仲良し親子というのも耳にしますが、仲良し親子とは異なるマザコンの実態とマザコン女性に共通する特徴をご紹介します。
- 物事を一人で決められない
- なにか起きたら責任転嫁しがち
- 協調性がない
- 友達が少ない
- ブランドが好き
- 母親の言うことは絶対
- やたらと母親と仲が良いアピールをする
- 何でも母親に話す
- 自宅に招きたがる
- 母親のことを名前で呼ぶ
- まとめ
1. 物事を一人で決められない
マザコン女性に共通する特徴として、物事を一人で決められないという傾向が見られます。
マザコン女性というのは、小さい頃から母親を頼りにしてきており、母親もまた娘を甘やかして育ててきた傾向にあります。
そのため、マザコン女性というのは母親に物事の決定権を委ねてきて、決断力というのが身に付いていない女性が多いとされています。
そのため、マザコン女性というのは物事を一人で決められない性格であることが挙げられています。
2. なにか起きたら責任転嫁しがち
マザコン女性というのは、学校や職場などで自分が失敗などを起こしたとしても、謝ることを知らず責任を誰かに擦り付けようとしたり、ただ泣きじゃくってその場を治めようとする傾向にあります。
その背景には、マザコン女性というのは決断力が備わっていない人が多く、自分の責任で失敗をしたという経験が少ないことから、失敗を起こしてしまったときに対応できる能力というのが極めて低いとされています。
そのため、なにか起きたら責任転嫁をしたり、泣いてごまかしてまおうとする傾向も見られます。
3. 協調性がない
マザコン女性というのは協調性がないタイプの人が多いとされています。
マザコン女性は母親さえ味方でいてくれたら大丈夫だという安心感を抱いている過多が多く、周りの人たちはこんなことをしたけれどやらなかったというような会話をしたときも、マザコン女性の母親は肯定的に受け入れてしまう傾向にあり、それでいいのではないかとフォローしてしまいがちです。
また、マザコン女性の母親というのは、娘を溺愛しており他者との関わりを嫌がる傾向にあるため、友人を作ることに対して反対的な意見を持っている人が多いとされているため、マザコン女性も母親の期待に添るように自然と協調性をなくしてしまうとされています。
4. 友達が少ない
マザコン女性に共通する特徴としては、友達が少ないことが挙げられています。
マザコン女性と母親というのは相依存している傾向にあり、他者を引き付けない傾向にあります。
母親は娘が他の人と異様に仲良くすることに対して否定的であり、娘自体も母親が他の人と仲良くすることを嫌っていることを悟り、他者に対して否定的になりがちです。
また、同世代の人と一緒にいるよりも母親といる方が気楽であると考えている傾向にあり、マザコン女性というのは友達が少ないとされています。
5. ブランドが好き
マザコン女性というの母親に好きなものを買い与えてもらえているという傾向が見られます。
そのため、同世代の人が持っていないようなブランドアイテムを持っていたりと、ブランドが好きな女性というのは、マザコン女性に多く見られる傾向となっています。
マザコン女性というのは、母親に愛情ではなくもので育てられてきたというような人も少なくはなく、ブランド物を母親に購入してもらうことで愛されているという実感を得ることが出来るタイプが多いとされています。
6. 母親の言うことは絶対
母親が言ったから今日は遊ぶことができない、母親が辞めろと言ったから仕事を辞める、別れるなど、母親が言ったことを絶対に守るというのはマザコン女性の共通する特徴とされています。
誰かと遊ぶなと言われると反発して遊びたくなってしまうのが娘としての心理でもありますが、普通なら口出ししない交友関係などに口を出してきて、なおかつそのことに対して素直に従うというのは、根本的なマザコン女性の特徴です。
自分の意見よりも母親の意見を尊重して、母親の意見を守らなくてはいけないと思い込んでいる傾向にあります。
7. やたらと母親と仲が良いアピールをする
仲良し親子や友だち親子などという仲が良い親子のことを肯定的にとらえているような風潮があるため、マザコン女性というのは必要以上に母親と仲が良いということを周囲にアピールしたがります。
一緒にショッピングに行ったなどから、温泉に行ったということや趣味が同じだから洋服を共有しているなんて聞いてもいないことまでアピールしたがる人がマザコン女性には多いとされています。
母親と仲が良いということをブランド的な感覚で扱っている女性も多いと言えます。
8. 何でも母親に話す
マザコン女性というのはいくつになっても何でも母親に話すという傾向が見られます。
秘密などを持たずに、恋愛話などもしてしまう傾向にあり、娘の交友関係というのは母親につつ抜けであると言えます。
そのため、母親は娘から聞いたことを要約して恋人と別れろと言ったり、仕事を辞めさせてしまうといったところまで発展してしまう傾向にあるのです。
9. 自宅に招きたがる
マザコン女性と付き合うと、付き合って間もないのに自宅に招きたがる傾向にあります。
母親と会わせることが目的であり、自宅でデートは必ず母親も一緒というのが当たり前のようになる傾向にあります。
母親と会わせる目的は彼氏として相応しいか否かを判定させることであったり、単純にマザコン女性は好きな彼氏と母親が仲良くなったら楽しいだろうなという軽い考えからくるものでもあります。
また、マザコン女性はひどいパターンになると、デートに母親を断りもなしにつれてくるといったパターンも見受けられます。
10. 母親のことを名前で呼ぶ
マザコン女性というのは、母親に対しての依存性が強いだけではなく、ラフな関係性を望んでいる親子であるということを強調するかのように、母親のことを名前で呼んだりしています。
小さい頃はお母さんなどと呼んでいたのに、友だち親子という言葉が生まれてから、友だちのような関係であるということをアピールするかのように名前で呼びだしたりすることで、マザコンではないというようなアピールも込められている傾向にあります。
まとめ
友だち親子という言葉があるために、マザコン女性は美化されている傾向にありますが、その実態は実は友だちのようなラフな関係性とはほど遠いと言えます。
小さな頃から母親の言うことは絶対に聞き入れなくてはならないという感情を抱いていたり、実際に母親の意見ひとつで恋人と別れることも出来てしまうのです。
マザコン女性はマザコン男性と実は大きな違いはありません。
どちらも母親に依存をしていて、母親も子どもにいぞんをしている、つまり相依存している状態であるだけなのです。
そのため、マザコン女性というのは母親以外には関わる必要性がないと判断したり、母親自体も娘に仲が良い友人が出来ることに対して焼きもちを妬いてしまい、その結果マザコン女性には友達が少なく、協調性がないタイプの人が多いのです。
マザコン女性を見分けるために様々な特徴がありましたが、仲が良いだけの親子との見分けというのは意外と難しいものでその実態はマザコン女性との付き合いが深くならないと分かりません。
しかし、やたらと母親の話をして褒め称えたり、過剰な仲良しアピールをするというのは、真の仲良しではなく、マザコンという他の人が簡単には割り込むことができないような厚い壁があるということを覚えておくことが大切となっています。