集団行動を苦手とする人は社会生活の中で苦労することが多いでしょう。
そんな集団行動が苦手な人の特徴を13項目挙げて解説します。
- 干渉されるのが苦手
- 他人を優先しすぎる
- 自分本位に考える
- 面倒くさがり屋
- 他人と価値観が違う
- 自分の世界を大事にする
- 大人数が苦手
- 自己表現が苦手
- 視野が狭い
- 会話自体が苦手
- 頑固な人
- 自信がない
- 思い込みが激しい
- まとめ
1. 干渉されるのが苦手
自分の行動を干渉される事が苦手な人は集団行動を苦手とする人が多いです。
集団の中では自分だけ違う行動をすることは許されません。
集団で何かする時は自分が今やっている事に他人から注意を受けたり、中断させられることあります。
自分はやりたくなくても他人と同じような行動をしなければならない事もあります。
他人によって自分の行動を制限させられるのがイヤ、自分の思い通りに事が進まない事がイヤ等、少し我儘な性格の人は集団行動が苦手になるでしょう。
2. 他人を優先しすぎる
他人に行動を合わせすぎたり他人を優先しすぎる人も集団行動が苦手になります。
他人から良い人、優しい人に見られようと集団の中では自分を押し殺して行動する人達です。
ある程度の協調性は集団行動において必須ですが、自分の行動を自分で制限しすぎるのは大きなストレスになります。
その時は良くても後からどっと疲れが来るでしょう。
集団ルールに従うのも大事ですが自分の気持ちをないがしろにし過ぎるとやがて集団行動が嫌になってきます。
3. 自分本位に考える
他人の事を考える余裕のない、自己本位な人は集団行動が出来なくなってきます。
所謂「KYな人」です。
このような人は自分は気付かない間に周りから一緒に行動したくないと思われる人です。
常に自分の事ばかり考え、他人を少しでも優先する考えがないので周囲は大変疲れるでしょう。
時間やルールにもルーズなので周囲に迷惑をかけてしまいます。
自分だけ良ければいいという考えは結果的に集団から嫌われる存在となるでしょう。
4. 面倒くさがり屋
行動を起こすことにもともと消極的で面倒くさがり屋の人は集団行動が苦手です。
自分が休みたい時に休めないこともあるのが集団行動です。
基本的に他人と同じ目的に向かって物事を進めていく事は簡単なことではありません。
自分がやりたくない時に他人に合わせて行動することに積極的になれない人は集団行動に苦手意識を持つようになります。
5. 他人と価値観が違う
一般的には楽しいと思われている事に自分は興味が無い人は集団の中にいると面白くない事があります。
みんなが楽しんでいる時にそれがなぜ楽しいのか分からない人と違う価値観を持つ人は集団の中に居たがりません。
集団では楽しさや面白さの共通認識が必要ですから、それが無いと何で自分が他人と一緒にいるのか分からなくなってしまいます。
そのような人は集団を離れて自分一人で楽しみを見つけようとします。
6. 自分の世界を大事にする
自分の世界を大切にし、自分の好きな事に熱中している人は他人と関わる事自体に重きを置いていません。
集団でいるよりも自分の世界で常に楽しんでいる人なので本人にとって外の世界はどうでも良いことです。
そのような人達が集団行動をしなければならない時は、人と行動を合わせることが出来なくなっている事が多いです。
普段から一人でいることが多いので必然的に集団行動が苦手になってしまいます。
7. 大人数が苦手
大勢でワイワイ騒ぐことや賑やかな場所が嫌いな人の中にも集団行動が苦手な人がいます。
大きな音が鳴っている場所や人酔いしそうな場所が苦手で、本人にとっては大変疲れてしまいます。
自分が知らない人達が大勢いる場所は特に苦手で、盛り上がることが出来ません。
飲み会やイベント事などで神経をすり減らしてしまうなら一人でいるほうがよっぽど楽に感じる人達です。
8. 自己表現が苦手
集団で行動する時には協調性だけでなく、自分を表現することも大事です。
自分がどんな性格でどんなことをやっている人間なのかを相手に伝えないと相手が受け入れてくれないこともあります。
他人と関わる時は自己開示が必要ですから、それが上手くできないと他人から仲間と認められない場合もあります。
また、集団の中でも少しは自分の意見を主張しないと自分自身が疲れてしまうこともあります。
自己表現が上手く出来ない人は集団行動が嫌になってしまうでしょう。
9. 視野が狭い
視野が狭い人もなかなか集団行動が出来ません。
他人が設定した目的や目標に対して興味が湧かず頭から楽しくない、やっても意味がないと思ってしまう人達です。
逆に自分が知らない事に対して興味を持てる視野の広い人は他人から誘われたら積極的に参加しますし、協力してくれます。
狭い視野しか持っていないはせっかく集団で行動できる機会があってもそこに新しい発見を見出せません。
10. 会話自体が苦手
会話する事自体に苦手意識を持っている人も集団行動が苦手です。
他人が多くいる場所ではコミュニケーションが不可欠になります。
会話が上手い人程集団の中でも役に立つ存在になってくるので、その逆に会話が苦手な人は集団内でのコミュニケーションが上手くいかず、つらい思いをすることが多いでしょう。
11. 頑固な人
あまり頑固な性格でも集団行動ができなくなります。
基本的に集団の中では自分の意見が通らない事が多いからです。
自分がやりたくない事でも相手に合わせることの方が多いので柔軟に対応できないと周りからも疎まれる存在になってしまいます。
12. 自信がない
自分自身に自信が無い人は集団の中で活動することが苦手になるでしょう。
自分が他人から受け入れられるかどうか怖い人です。
自信がない気持ちは会話や行動に現れます。
おどおどしたしゃべり方や態度で周囲の人と接していると頼りにされる存在にはなりません。
周囲も自身の無い人に声をかけようとは思いませんから、必然的に集団から孤立してくことになります。
13. 思い込みが激しい
例えリーダー気質の人でも思い込みが激しすぎる人は集団から疎まれます。
視野が狭いとも似ていますが、集団の中では他人あっての自分ですので集団の意見、他人の意見を尊重することこそが上手く集団内でやっていくコツです。
まとめ
集団行動が苦手な人は基本的に自分中心の考え方を持った人や、他人とのコミュニケーションに苦手意識を持っていることが分かりました。
いきなり大きな集団で活動することがハードルが高いのなら、小さなグループの中で自分がうまくやれるように訓練していくのが良いかもしれません。