人を踏み台にする人にはいくつかの特徴が存在しますが、ここではそのうちの13個について取り上げています。
- 自分のことしか考えない
- ずる賢い
- 目標がある
- 自分も踏み台にされた
- 情がない
- 失敗を人のせいにする
- 八方美人
- 頭の回転が速い
- 空気を読める
- 打たれ弱い
- 利用できるものは何でも利用する
- 優位に立ちたい
- 嫌われている
- まとめ
1. 自分のことしか考えない
人を蹴落としてまでも自分の立場を確保しようと考える人は、間違えなく自分勝手です。
もちろん競争社会では誰かが勝ち、誰かが負けるといったことが当たり前のように生じます。
しかし「自分はあなたの仲間です」と言うような顔をしておきながら突然その人を踏み倒すような行動に出る人は周りの人のことを考えず、自分のことしか考えていない人であると言えます。
2. ずる賢い
上記でも述べたように、人を踏み台にするには最初からライバル心をむき出しにするのではなく、何気ない仕方で付き合いつつもあるときいきなり行動を起こし、その人を蹴落とすことがあります。
このようにすることで自分の立場が随時脅かされるわけではなく、それでいてライバルよりも上位に立つことができるために、効果的であると考えるのです。
3. 目標がある
目標がある人はそれにむって一生懸命になります。
そのためときには手段を選ばないこともあり、そうした人の中には人を踏み台にすることがあります。
このような人の場合は周りの人よりも自分の目標が第一として考えられるために、それを達成するためにはあらゆることを行います。
しかしハッと気づいたときには自分がひどいことをしたという罪悪感に悩まされることもあります。
4. 自分も踏み台にされた
以前に自分が誰かの飛躍のために踏み台にされたという経験をしたことのある人がいます。
このような人は自分の躍進のためであるなら人を蹴落としてもかまわないという教訓を学んだと思い込み、それに倣います。
また誰かを踏み台とすることで自分が受けた仕打ちに対するうっぷんを晴らしているように感じることもあり、すっきりするという人もいます。
このような連鎖は決してふさわしいものとは言えません。
5. 情がない
誰かが気まずい思いをしたり被害を被るのを見ると、心が痛むものです。
しかし人を踏み台にする人はこのような感情を抱きません。
そのため自分のせいで誰かが嫌な思いをしても、それを何とも思わないのです。
このような状況がエスカレートすると無感情になってしまうことがあります。
そして困っている人を何とも思わず、助けの手を差し伸べなければ自分も招来同じような経験を必ずすることになります。
6. 失敗を人のせいにする
人を踏み台にする人は自分の躍進のためだけの周りの人を利用するのではありません。
自分が現在得ている立場を失わないようにするために躍起になります。
そのため自分が絡んでいる状況で何らかの不具合が生じた場合にそのミスを自分ではなく、他の人のせいにして立場を守ろうとします。
7. 八方美人
ライバル関係にある人と自分が上司によって比較され、優位な立場を得るためには日頃から良い評判を得ていることが重要であると考え、八方美人でいることを心がける人がいます。
このような人は「あの人と自分は異なる」と言って比較対象をけなす仕方で人を踏み台とします。
八方美人の裏の顔は時として非常に恐ろしいことがあるのです。
8. 頭の回転が速い
人を踏み台として自分が飛躍するチャンスは突然訪れることがあります。
そのようなときにふさわしく行動することによって自分という存在を際立たせ、成功を見ることができるのです。
そして人を踏み台にして躍進する人の多くはこのようなチャンスを見逃さず、すかさず行動することができます。
つまり頭の回転が速く、自分は今何を行うべきなのかを瞬時に見分けることができるのです。
9. 空気を読める
上記でも述べましたが、人を踏み台としてステップアップする機会は突然訪れることがあります。
そしてこのような状況をいち早く察知できるのです。
また逆の状況に関してもこのタイプの人は素早く行動することができます。
つまり自分の評判が落ちそうな状況に直面しそうになると、その場から逃げ去るのです。
このように人を踏み台にする人は状況察知能力に長けています。
10. 打たれ弱い
これまで考えてきたように、人を踏み台にする人は上手に自分をアピールし、さらに自分の評判を落としそうな状況を上手く潜り抜けてきました。
しかし実際に何かの問題に直面したり、誰かに自分の行ったことを咎められたりしたことがありません。
そのためいざそのような状況に直面するとすぐにへこんでしまい、大きなショックを受けることになるのです。
11. 利用できるものは何でも利用する
人を踏み台にしようとする人の心理は、自分のために利用できるものは何でも利用しようという考え方です。
このような考え方をしていると感謝の気持ちや自分が人に対して何かをしてあげようという気持ちが湧いてこなくなります。
そのためたとえ成功を見てもいずれ誰も寄り付かなくなるほど性格の悪い人になってしまうことがあります。
12. 優位に立ちたい
人を見下したいという欲望や、誰かの上に立って優位な立場を満喫したいという人がいます。
このように誰かの上に立つことによって満足感を得たいと感じる人も、容易に人を踏み台としてのし上がろうとします。
中には大した能力を持ち合わせていないにもかかわらず、このようなポジションを望む人がいます。
このタイプの人は確実に謙遜さを欠いています。
そのためこうした性格は改善されるべきです。
13. 嫌われている
人を踏み台にしてのし上がろうという人は、結局のところ自分のことしか考えないセルフィッシュな人間です。
そのため当然のことながら人から嫌われてしまいます。
またどんなに上手く物事を運んでも、結局のところはその人の悪い評判は知れることになります。
そのため一時期は物事がうまく運んでいるように見えても、いずれは痛い思いをすることになるのです。
まとめ
正直なところ、自分のことを大切にしない人などいません。
そのため人の幸せと自分の幸のどちらかを選ばなければならないとき、多くの人は自分の幸せをチョイスします。
しかし自分も、そして他の人も幸せになって欲しいという願いを抱いているなら、人を踏み台として自分だけ幸せを得るという選択肢以外のものが見えてくるはずです。
このような思考を持つことができなければ、人から次第に敬遠されることになります。