日本中・世界中で名前が知られる大物と言われる人たちがいます。
彼らは、多くの人から尊敬を集め、歴史に名前を残します。
大物になる人には、どんな共通する特徴があるのでしょうか。
- 幼いうちから夢を抱き続けている
- 繰り返し努力できる
- 必要なことに集中する
- 本気で怒れる
- 泣き虫である
- 大きなハンデを持っている
- 利益よりも公益を優先する
- 人に嫌われることを厭わない
- 味方もいれば敵もいる
- 破天荒である
- 常にアンテナを張り巡らしている
- 朝早起きする、体を動かす
- 邪念がない
- まとめ
1. 幼いうちから夢を抱き続けている
大物になる人は、幼い頃、将来こうなりたいという夢を抱き、それに向かって努力し続けることができます。
メジャーリーグのレジェンドとなったイチロー選手は、小学生の時に書いた作文にすでに「プロ野球選手になって、メジャーリーグに行く、そのためにこれくらい練習する」という将来の夢を書き、本当にその通り練習し、メジャーリーグに行く夢を叶えました。
2. 繰り返し努力できる
イチロー選手の例も然り、大物になる人は、毎日同じことを繰り返し努力し続けることができる人です。
大物になれない人は途中で諦めますが、大物になる人は何十年でも繰り返し努力を続けることができます。
テレビでもおなじみの脳外科の世界的権威である福島孝徳医師は、毎日休むことなく手術を続け、これまでに4万例を超える手術実績を積み重ねました。
福島医師は現在74歳ですが、未だこの実績を伸ばし続けています。
3. 必要なことに集中する
大物になる人は、自分の目標を叶えるために必要なことに集中し、それ以外のことに極端に無頓着になります。
Facebookのマーク・ザッカーバクやアップルのスティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着ることで有名です。
どの服を着るか決断するエレルギーを割かなくて済むからだそうです。
4. 本気で怒れる
大物になる人は回りにいる仲間たちにも本気になります。
本気で褒め、そして本気で怒ります。
ホンダの創業者である本田宗一郎は、よく仕事でケアレスミスをした部下を怒鳴りつけたり、引っ叩いたりしたそうです。
「良く部下のことがかわいいから怒るというが、俺は本気で腹が立つから怒るんだ」と生前のインタビューで語っています。
5. 泣き虫である
歴史の偉人になる人物の中には、幼い頃泣き虫でどちらかというといじめられっ子だったという人が多いです。
泣き虫で弱い心を持つ人物のほうが、人の痛みをわかり、仲間を得ながら大事を為すことができるということなのでしょう。
坂本龍馬は小さい頃、寝小便癖がなかなか治らず、それをからかわれて泣いていたそうです。
それを見た、「お仁王さん」と言われた実の姉がいつも龍馬をかばっていじめっ子から守っていたそうです。
6. 大きなハンデを持っている
世間を驚かす実績を残した人は、偉業を為す代わりに、大きなハンデを持っていることが往々にしてあります。
物理学の天才アインシュタインは5歳になるまで言葉を話さなかったそうです。
字を書くことも苦手で、生涯アルファベットのRの文字は反対向きに書き続けていました。
7. 利益よりも公益を優先する
大物になる人は、自分の利益を追求せず公益を優先します。
そしてそのことを人に誇りません。
カリスマ的投資家のフォーレン・バフェットは目先の利益を目的とした投資を行わないことで有名です。
世界一の大富豪であるビル・ゲイツは自らの財産を寄付するための財団を運営しています。
8. 人に嫌われることを厭わない
大きな目標をもってそれを達成しようとする大物になる人は、短期的に回りの人に嫌われることを厭いません。
自らが嫌われても、事を為すことを優先します。
日本のプロレス界で多くのレスラーを育てた山本小鉄は、あまりにスパルタな練習を選手に課すあまり、選手から「本気で殺してやりたい」と思われていたことがあるそうです。
ある選手は本気で殺そうとしたが、小鉄の顔を見るなりすくんで動けなくなってしまったとか。
9. 味方もいれば敵もいる
大物になる人は、多くの人を魅了し、たくさんの味方を得ます。
しかしそれと同時に敵も作ります。
どんなに良いことをなしても、全ての人がそれに賛同するわけではないからです。
歴史上の偉人を見渡してみると敵に暗殺されて生涯を終えた人物がいかに多いことでしょう。
リンカーン、ガンジー、キング牧師、あげればきりがありません。
大物となった人の回りには必ず敵がいました。
10. 破天荒である
大物となった人物の中には、若いうちにそのエネルギーを爆発させるように破天荒な生き方をし、太く短く散っていた人たちもいます。
ロック・ギターに革命をもたらしたジミ・ヘンドリックスやローリング・ストーンズを作ったブライアン・ジョーンズ、女性シンガーのカリスマであるジャニス・ジョプリンは皆27歳でその生命を終えています。
欧米には彼らを総して27クラブと呼ぶこともあります。
11. 常にアンテナを張り巡らしている
ひとつのアイデアから世界を変える偉業をなした大物たちは、日常生活で常にアイデアを拾うアンテナを張り巡らせていました。
電球を発明したエジソンは、京都の竹林の竹を見て、電球のフィラメントの素材を思いつきました。
アイザック・ニュートンは木から落ちるりんごを見て万有引力をひらめいたといいます。
12. 朝早起きする、体を動かす
大物になる人はこの2つの習慣を実践していることが多いそうです。
1日の中で自分の時間を確保することで精神と肉体を良い方向に保ち続けているのかもしれません。
スターバックス創業者のハワード・シュルツやアップルCEOのティム・クックの早起きや運動の習慣は有名ですが、なんと戦国武将の織田信長も朝4時に起きて、4kmの乗馬をこなすのが日課だったそうです。
13. 邪念がない
大物になる人は、金儲けをしてやろうとは思いません。
人の役に立つことをしよう、これをやれば世の中が変わるという熱意と努力を絶やさず大物になります。
松下幸之助は、企業の利益は「役立ち益」だと語ったそうです。
人の役にたって初めて利益が得られるのだと。
現に今年の世界の富豪ランキングのベスト10にランクインする人物は皆投資家ではなく実業家です。
唯一の例外はフォーレン・バフェットですが、バフェットの投資スタイルは先に述べた通りです。
まとめ
大物になる人は、決めた目標に対してまっすぐに向き合い、努力を辞めません。
こうして色々な特徴をまとめて見ると、実際には「正直者が最後に徳をする」世の中なのかもしれません。