頭のいい子供。
これは成績の良い子の事だけをいうのではありませんね。
では、どんな子が「頭のいい子供」でしょうか。
見て行きたいと思います。
- 勉強は自分でする
- 塾を嫌う子供も多い
- 頭の回転が速い
- 自分の意見を持っている
- 自分自信で考える事が出来る
- 自分の考えを口に出せる
- 出しゃばらない
- 挨拶がしっかりしている
- 好奇心が旺盛
- 家では頭の良さを感じない子も
- まとめ
1. 勉強は自分でする
頭のいい子供は、自分から勉強します。
親御さんもヤイヤイ言わない方が多いですし、子供も自分のペースで勉強をして行きます。
自分で参考書を使って勉強したり、せいぜい通信講座を使う位です。
人から言われなくても、”学生の本分は勉強だ”ではありませんが、それを分かっています。
兎に角、自分一人で勉強を進める事が出来るのが頭のいい子供の特徴です。
2. 塾を嫌う子供も多い
頭のいい子供の中には、塾を嫌う子供も多いです。
今時塾に行かなくて高校受験や大学受験は大丈夫なのかと思いますが、塾を嫌う子供に聞くと「ああいう環境では、自分は勉強が却って出来なくなる」と答えます。
特に、教室で黒板や白板に向かって先生が講義をする形の塾が苦手です。
恐らく、自分なりの勉強の仕方やペースが既に小さい頃から出来ているのでしょう。
これは子供自身の努力でそうなったと思われます。
3. 頭の回転が速い
例え学校の成績がそれ程良くなくても、頭の回転が速い子は頭がいい子供となります。
その場の状況を的確に捉え、どうすれば良いかを自分なりに考える事が出来る子供の事です。
クラスで何かを決める時、揉めてしまってなかなか結論が出ない事はよくある事です。
そんな時に皆の意見を聞きつつ、その中で丁度良い所で結論を出す事が出来ます。
特定の誰かを阻害したり、仲の良い子の意見だけを取り上げたりせず、客観的な見方を出来るという事です。
4. 自分の意見を持っている
頭のいい子供は自分の意見を持っています。
何かを聞かれた時、自分で考え、自分なりの意見をいう事が出来ます。
それが少し間違っていても良いのです。
自分で考える力があるという事がとても大切な事なのです。
そして、その考えが間違っていれば、それ以降の知恵として心に留めておく事が出来るのです。
5. 自分自信で考える事が出来る
何事も、と言っては大袈裟になりますが、大抵の事は親や先生の助言を受けながら、自分で決める事が出来ます。
子供が自分で考える、そして結論を出すという事は大変な事です。
それで、つい親が口を出してしまいがちですが、頭のいい子供の親御さんは子供が明らかに間違った事をしようとしている時以外は口を出さずに見守っているようです。
そういった親御さんの姿勢も頭のいい子供を作るのでしょう。
6. 自分の考えを口に出せる
頭が良さそうでも、自分の考えを皆の前で口にするのは勇気の要る事ですね。
頭のいい子供は、あまりに誰からも意見が出ず、クラスの話し合いが止まってしまったような場合は自分はこう思う、と言う事を言う事が出来ます。
成績が良くても、内気過ぎてそういうクラスが困っている時にはあまり活躍する事が無い子は、本当の意味で頭がいいと言えるでしょうか?
頭がいいという定義は難しいですが、そういった勇気も又、頭の良さに関係すると思われます。
7. 出しゃばらない
頭のいい子供は、子供ながら自分の出番では無い、自分が今喋ってはいけないと感じた時は口出しをしません。
口は禍の元、子供と大人の世界は違う、そういった事を弁えています。
勿論、そういった事は親御さんの躾けにあると思います。
その躾けの中で、こういう場では出しゃばってはいけないという事を理解し、又体得出来るのが頭のいい子供だと思います。
8. 挨拶がしっかりしている
挨拶は基本中の基本ですが、思春期になると恥ずかしさも出て、中には挨拶をしなくなる子も、特に男の子には多くなりがちです。
しかし、頭のいい子供には挨拶はしっかり身に付いています。
特にご近所の方達には、小さい頃から声を掛けてもらっていた事もあり、無視する事など出来ないのです。
ある意味明るく人懐こい性格と捉えても良いでしょう。
礼儀正しいと言う点も、頭のいい子供の特徴として挙げられるでしょう。
9. 好奇心が旺盛
頭のいい子供は好奇心が旺盛です。
又、興味を抱いた事に対して調べる事を苦にしません。
知りたいことを知る為には、どこへでも行きますし、誰にでも聞いて知識を得ます。
浅く広くよりは、狭く深く知識を得たいと思うのが頭のいい子供です。
そして、得た知識をひけらかすでもなく、自分の実として以降の人生に活かしていく事が出来るのです。
色々な引き出しを持っているのが頭のいい子供の特徴と言えましょう。
10. 家では頭の良さを感じない子も
学校で、クラスのまとめ役、いざとなればこの子に頼れば何とかなる、と先生やクラスメートから見られている子供でも、家ではそんな面を全く見せない場合もあります。
学校と家では立場がまるで違いますから、子供も学校とは違う面を見せます。
そこで、家庭訪問等で先生から「○○さんは本当にいい子で、クラスで頼り甲斐もある」と言われると、親御さんは戸惑う事が多いようです。
家では気を抜いてノンビリしている場合が多いので、まさか学校でそんなに活躍しているとは親は思ってもみないようです。
まとめ
頭のいい子供というのは、成績が良い子供の事では決してありません。
大人と同じく、頭の回転が速く、あらゆる状況に於いて的確な判断が出来、クラスの仲間を上手くまとめる事も出来るようなこの子とを言います。
成績だけで我が子を判断せず、そう言った面も見て上げましょう。