身の回りに冷酷、冷たいと感じる人が一人はいるのではないでしょうか。
それがこの人の性質なのだと理解しようと思ってもなかなか受け入れるのは難しいものです。
冷酷、冷たいと思われている人の特徴をご紹介します。
「冷酷」
引用元:「冷酷」の意味とは?
- 周りに興味がない
- 損得で物事を考える
- 嫌われることを気にしない
- 笑うことが苦手
- 泣くことが苦手
- 端的に意見を述べる
- 人の誘いに乗らない
- 子どもや動物が苦手
- プロ意識が強い
- 犠牲を出してでも成し遂げようとする
- 人に優劣をつける
- 上昇志向が強い
- 集団行動をあからさまに避ける
- まとめ
1. 周りに興味がない
冷酷、冷たいと思われている人は、実は冷たく接しようとは特に考えていないことが多いです。
ただ、基本的に周りの人にあまり興味がありません。
普通だったら「どうしたの?」「大丈夫?」と声をかけるような場面でも、その状況に気づいておらず、冷たく振舞う結果となってしまうのです。
2. 損得で物事を考える
冷酷、冷たいと思われている人は、損得を基準として物事を考える傾向があります。
優しいと思われている人は、多少自分が時間的にまたは金銭的に損をするような場面であっても、頼みごとを引き受ける傾向にあります。
反対に冷酷、冷たいと思われている人は自分が損をするような場合の頼みごとは受けない、と線引きをしていることが多いです。
3. 嫌われることを気にしない
冷酷、冷たいと思われている人は、自分が嫌われることを気にしない人が多いです。
人が相手を気遣ったり、本当は嫌な時でも優しく振る舞う背景には、人に嫌われたくないという想いが少なからずあるでしょう。
冷酷、冷たいと思われている人は、嫌われたくないという感情が薄い人が多いです。
人に好かれるために生きているわけではない、というくらいに考えています。
4. 笑うことが苦手
案外、笑うことが苦手なゆえに冷酷、冷たいと思われている人もいます。
人は、相手が直接的に何かしてくれたというわけではなくても、話している時の相手の表情によって、この人は優しいと判断を下しています。
相手を判断するのは、イメージによるところが大きいです。
そのため、笑顔をつくるのが苦手であったり、うまく相槌を打って話を聞けないという人が、冷たいと思われてしまうことは往々にしてあります。
5. 泣くことが苦手
反対に、みんなが泣いているような時に泣くことができない、という人も冷酷だと思われる傾向があります。
悲しい時に、みんなで涙を流すということは、かなり大きな一体感を生みます。
そこで一人涙を流していないような人がいれば、悲しみを理解しない冷酷な人、ということになってしまいます。
6. 端的に意見を述べる
冷酷、冷たいと思われている人は、端的にズバッと意見を述べる傾向があります。
批判的な意見、正しくても相手が傷つくような意見は、言わない傾向にある社会の中で、自分の思うことを端的に発することができる人は冷たいと思われがちです。
正しくても、そこまで言わなくても…と同情的な雰囲気を呼んでしまうことが多いです。
7. 人の誘いに乗らない
遊びの誘いなどをよく断る人は冷たいと思われがちです。
断るにしても、行きたいのは山々だけど、どうしても行けない、というような断り方をする人が多い中で「その日は無理です」などと、スッパリと誘いを断る人は、冷酷、冷たいと思われてしまう傾向があります。
また、申し訳なさそうな態度が少しでもついていれば、相手の感じ方は変わるものですが、あまり表情を変えず、スパッと断ると、更に心象はよくないといえるでしょう。
8. 子どもや動物が苦手
子どもや動物が苦手という人は、冷酷、冷たいと思われがちです。
一般的に可愛いとされているものを苦手というと、それを愛でている人からは特に冷たいと思われてしまいます。
感覚の違いといってしまえば、それだけのことなのですが、当たり前のように、子どもや動物は可愛いと思っている人にとっては、どうしても理解できないポイントとなってしまいます。
9. プロ意識が強い
仕事の関係などで、プロ意識を持って、部下にも厳しく接するという人は、冷酷、冷たいと思われがちです。
初めてやったことだからしょうがない、これだけできていればまぁいいか、といった妥協がなく、部下の失敗を厳しく指導するような人は冷たいと思われがちです。
しかし、そのような人は、自分の仕事にも妥協なく取り組んでいることが多いので、冷酷だと思われながらも、上司として信頼されている、という人も少なくありません。
10. 犠牲を出してでも成し遂げようとする
自分の目的のためならば、多少の犠牲はいとわないという考えをする人は、冷酷、冷たいと思われがちです。
そのような人は視野が広く、物事全体を見ている人が多いです。
しかし、多少リスクを背負ってでも、細部の人の気持ちなどを尊重しながら物事を進めていきたい人にとっては、冷たい人間と思われてしまいます。
自分の考えをよく話す人ならばまだしも、あまり周りに理解を得ようという努力をしない人はなおさら冷酷だと思われてしまいます。
11. 人に優劣をつける
悪気なく、人に優劣をつけたり、露骨に優先順位をつけたりすると、冷酷な人間と思われてしまう傾向があります。
例えば、同じタイミングで人が話しかけていても、絶対に優先的に話を聞く人が決まっていたり、学歴など、客観的な指標によって人の価値を判断するような部分があれば、冷酷だと思われてしまいます。
誰しも、多少は人を比較してしまうこともありますが、それを表に出してしまうかどうかで、冷たいと判断されるかどうかは変わってきます。
12. 上昇志向が強い
仕事などで、キャリアを積もうという上昇志向が強い人ほど冷酷だと思われがちです。
キャリアを人より早く積もうと思うことで、なりふりかまわない態度をとったり、相手を出し抜くといったことを行なってしまう傾向があるためです。
物事を競争として捉える傾向がある人ほど、相手を敵とみなし、冷たい態度をとってしまうことが多いです。
13. 集団行動をあからさまに避ける
集団行動をあからさまに避ける人は、冷たいと思われがちです。
クラス、仕事など、集団行動を求められる場面はとても多いです。
そのため、大人になればなるほど、協調性に優れた人は多く、集団行動を大切にしない人を冷たい人とみなす傾向があります。
それだけ、仕事であっても、集団としてのつながりを求めている部分は大変大きいです。
まとめ
以上のように、冷酷、冷たいと思われがちな人は、自分の考えがはっきりしていて、それを表に気にせずに出せる人が多いといえるでしょう。
裏を返せば、プロ意識が強い、責任感が強いといった長所となっている部分も必ずあるはずです。