テレビを通じて、様々な情報が流れてきます。
世界の情勢から健康に良い食品まで、実に、様々な多種多様の情報が、洪水のように流れてきます。
そんな情報の影響を、そのまま真っ直ぐに受け入れて、無意味な警戒や無駄な買い物などをしないようにしたいものです。
- 軸足が定まってない
- 他人を信じて疑わない
- ステレオタイプの傾向
- 素直で良い人
- 何事も信じやすい
- 他人の意見に振り回される
- ひねくれていない
- 論理的に考えられない
- 責任を転嫁する
- 自分で考え、判断できない
- 言葉に一喜一憂する
- 自分に自信がない
- テレビの見過ぎ
- まとめ
1. 軸足が定まってない
物事の是非を判断したり、評価したり、価値づけたりする上で、自分自身の明確な基準が、はっきりと定まっていないタイプの人が、影響を受けやすようです。
一定の基準をもたないので、コメンテーターや解説者によって、「〇〇さんが言うのだから」と、発信内容ではなく、発信者で信じてしまいがちです。
同様に、品物についてもメーカ名や販売元で、品質や成分なども見ずに購入してしまいます。
2. 他人を信じて疑わない
他人を信用し、他人の言うことを信じて疑わない、ある意味では、とても良い人です。
芯がとても優しい性格なので、テレビからの情報だけでなく、新聞や雑誌、折り込みチラシなどの情報も信じていく方向で受け取ります。
よくチラシに載っている使用した人達の体験談まで信じてかかるほど、優しい性格をしています。
3. ステレオタイプの傾向
考え方に柔軟性がなく、型にはまったものの見方や考え方しかできない、「これはこう」という凝り固まった概念の持ち主など、ステレオタイプ思考の人もテレビの影響を受けやすいタイプです。
流されてくる情報を是か非か、買いか売りか、のように両極端で受け取っていきますから、一度「そうだ」と信じたら、とことん信じていくことになります。
4. 素直で良い人
人物的には、2とも重複しますが、素直で、人の良い性格の持ち主です。
そのため、テレビで報道されること、ワイドショーで流される情報、様々なバラエティー番組も、全てが本当の事というとらえ方をします。
クイズ番組なども、視聴率が上がるよう、番組が盛り上がるよう、ある程度、演出されているとは考えもしません。
5. 何事も信じやすい
どんなことでも、信じやすいタイプの人も、テレビなどの影響を受けやすいタイプです。
都市伝説や噂話もすっかり事実として受け止めて、異常に怖がったり、秘密を打ち明けるかのように噂話を広めたリするタイプの人です。
ラッキカラーの財布だの金運の猫だのといった、一瞬「本当だろうか」思うようなというものでも、購入していて、その度に、反省はするのですが、どうしても誘い文句に弱く、また、購入してしまうようなタイプです。
6. 他人の意見に振り回される
自分の軸足が定まっていないので、他人の言葉によって、右にも左にも、どうにでも流されていくタイプです。
画面上での意見の大勢や討論の流れ、あるいは、ゲストの知名度や好感度によって、賛同する意見が変わるようなタイプの人です。
賛同するのにも、意見の内容より、発言者が誰かの方が重要な要素となるようなタイプのひとです。
7. ひねくれていない
素直な人とも似ていますが、性格が真っ直ぐで、基本的に、テレビ局は正しいという考えで視聴しているタイプです。
天邪鬼的に、ものごとをとらえませんから、どのテレビもあるがまま、放映されるがまま、そのままを信じて視聴するタイプです。
従って、「やらせ」という番組のとらえ方をする意見には、賛同できないタイプの人でもあります。
8. 論理的に考えられない
そうなった原因や結果、それに伴ったことの経過や変化、といったように細かな項目を立てて、物事を論理的にとらえようとすることが苦手なタイプです。
筋道立てて思考することが苦手で、その場その場で、場当たり的に事の解決を図るタイプですので、テレビも場当たり的で、そこに写された画像が、何を意味し、何を意図しているのかといった深読みは、しないタイプです。
9. 責任を転嫁する
何かまずいことや失敗するようなことがあると、「〇〇がやったから~」「材料が不足して~」と、他人や材料・諸条件などのせいだと、すぐに責任転嫁を図るようなタイプの人です。
責任を他へ転嫁するので、例えば、ダイエット食品に関する報道に関して、ある特定の食品を毎日摂取し、たとえそれが失敗に終わったとしても、大量に買い溜めた食品を前に、テレビ報道に責任を転嫁し、報道に踊らされた自分への責は求めませんから、次も、平然とチャレンジできるタイプの人です。
10. 自分で考え、判断できない
情報に対して、その背景にあるものや意図されているものなどを、多面的、多角的にとらえようとする姿勢に乏しく、どちらかと言えば、大勢に流され、大勢の意見に巻き込まれるタイプの人です。
自分で判断することが、なかなかできませんから、次々に、流れてくる大量の情報を取捨選択し、必要なものだけを取り入れることなどとはほど遠く、結局は、大量のテレビ情報に押し流され、押しつぶされて、自分自身の立ち位置までも見失いかねないタイプの人です。
11. 言葉に一喜一憂する
テレビから流れてくる言葉の一つ一つに、敏感に反応するタイプの人です。
テレビ報道は、関心を呼ぶために、チャンネルを合わせてもらうために、目や耳を向けさせるような、異質な言葉や過激的な言葉をあえて使用しますが、その言葉一つ一つに、一喜一憂するようなタイプの人です。
そのために、必要以上の警戒をしたり、危機感をもったりするような、ある面では、反応過多の傾向にある人とも言えます。
12. 自分に自信がない
結局のところ、自分に自信がないタイプの人です。
自信のなさが、人の意見に左右される要因になっていますし、自己判断できない原因にもなっています。
自信がないだけに、テレビ報道などにはある種の権威を感じ、報道内容を鵜呑みにしたり、全てを信じ込んだりといった、テレビに飲み込まれたようなタイプの人です。
13. テレビの見過ぎ
何と言っても、テレビを見過ぎるタイプの人です。
朝ドラから始まって、お昼のワイドショー、メロドラマ、夕方のワイドショー、ゴールデンタイムのバラエティーやドラマ、深夜番組までも視聴していたら、影響を受けない方が、不思議です。
まとめ
テレビ報道は、映像のプロ集団が創ったある種の洗脳画像です。
何らかの影響を受けない方が不思議です。
だから、自分の意見、軸足、考えをもって、比較しながら、ある程度、批判的に視聴することが、影響を受けない秘訣です。
だらだら見るのを避けて、正しい情報を得るように自ら考え、判断する姿勢を持ちながら、テレビを楽しみたいものです。