勉強ができない子にもいくつか特徴があります。
知ることで勉強が得意になったり好きになれるかもしれません。
- 間違いをそのままにしてしまう
- 悔しいという気持ちがない
- できる喜びを知らない
- 負けるのが怖くて人と競い合おうとしない
- 勉強して何のためになるのかを深く考えてしまう
- 授業中おしゃべりをしてしまう
- 忘れ物が多い
- 整理整頓が苦手である
- 言われたことしかしない
- 親や先生が嫌い
- まとめ
1. 間違いをそのままにしてしまう
間違いやわからないところをそのままにしてしまうと、わからないことをずっと引きずってしまって立ち直るきっかけが生まれません。
人に質問するのが恥ずかしいとか悔しいから聞けないという子、忙しそうな親や先生に気を遣いすぎて教えてもらえないような優しい子もそうですし、単にそのままでいいやと思ってしまうようないい加減な子もさします。
2. 悔しいという気持ちがない
勉強はスポーツと同じで悔しいという気持ちがないと伸びません。
悔しいという気持ちがあればいい点数をとってももっと上を目指せますし、少しでもわからないと気持ち悪くてしっかり理解するまで取り組もうとします。
できないことで諦める習慣がつく前に親や本人が気づいて適度に悔しがらせ、頑張らせてあげるのがいいですね。
3. できる喜びを知らない
勉強ができない子は大してできる喜びも味わったことがないのでしょう。
できる喜びさえ知っていればまたそれを感じるために他の教科でも頑張ろうとできるはずです。
ちょっとしたテストと大切なテストを分けて考えず、いい点数を取れば褒めてもらうという経験が大切です。
そしてしっかりとできたと認識し、確実に自信をつけていきましょう。
4. 負けるのが怖くて人と競い合おうとしない
負けるのが怖いと最初から人と競い合おうとしなくなります。
だからテストでクラスメイトがいい点数をとっても無関心を装います。
「あいつは特別、自分はあんな風にはなれないんだ」と諦めてしまい、それ以降立ち上がるチャンスが生まれません。
周りに励まされても卑屈になる一方です。
点数が低い者同士でもいいので良いライバルの存在を見つけるのがいいですね。
5. 勉強して何のためになるのかを深く考えてしまう
「こんなこと覚えて将来役に立つの?」と聞いてくる生意気な子供もいますが、実際に何のためになるのかわからないことを学ぶ機会も多いものです。
勉強ができない子は勉強することを理屈で考えてしまうのです。
親や先生は子供は勉強するのが当たり前だというように言い聞かせなければいけません。
そして、将来の選択肢を広げるために学んでいるのだと認識させるべきです。
6. 授業中おしゃべりをしてしまう
勉強は授業さえちゃんと聞いていれば大幅に遅れることはありませんが、勉強ができない子に限っておしゃべりをしてしまったりして授業に集中していません。
それは勉強ができないから興味を持てないという理由もありますが、周りがにぎやかすぎたり先生の授業がつまらないという理由も考えられます。
勉強ができない子でも授業に集中できるよう、日頃から会話やスポーツの際にも集中させる習慣をつけておきましょう。
7. 忘れ物が多い
忘れ物が多い子は教科書やノートが揃わず、勉強にも集中ができないでしょう。
隣の子に見せてもらうと近寄っておしゃべりが増えたり集中力も落ちてしまいます。
また、忘れ物が多いというコンプレックスのせいで勉強だってできないだめな自分だと思い込んでしまうこともあります。
忘れ物をなくし、やる時はやれる自分だと思えるようにしたいですね。
8. 整理整頓が苦手である
整理整頓が苦手だと机の上がごちゃごちゃしていて家庭学習に支障が出ます。
おもちゃが並んでいれば勉強中におもちゃに気がいったりしてしまうことでしょう。
整理整頓は勉強をするための環境づくりだけではなく、勉強しながら考えを整理することにも必要なスキルです。
整理整頓してすっきりさせてひとつのことに取り組めることができれば問題解決の道のりもすっきりします。
9. 言われたことしかしない
言われたことしかしないような指示待ちタイプの子は、言われたことはしっかりやるにしてもそれ以外はやろうとせず、それ以上成績がのびることも難しいでしょう。
勉強ができる子は好奇心旺盛で自分でどんどん調べ、知識を蓄えていきます。
言われたことしかしない子はテスト前に勉強するように言われ、前日だけやってそれなりの点数をとって終わりなのです。
10. 親や先生が嫌い
子供のうちは親や先生に褒められたくて勉強を頑張れる子もいますが、親や先生のことが嫌いならそんな風には思いません。
むしろ反抗心からわざと勉強をしないで悪い点数を取ろうとすることもあります。
親や先生は子供と良い関係を築いておき、一緒に取り組んでいる気持ちを持つべきです。
勉強ができない子は褒めてもらったり身近な人の笑顔を見られることで励みにできます。
まとめ
もともと勉強が苦手な子でも好きになるきっかけはたくさんあります。
きっかけを活かすことができれば少しずつ勉強に前向きに取り組めるようになり、成果も出るでしょう。
苦手を分析し、環境を整えて明るく楽しく学んでください。
それは本人だけではなく周りの意識と努力も欠かせません。
まずは好きになるところから始めたいですね。