他人をこき下ろすような毒舌を言いがちな人には、どのような特徴があるか、その心理や傾向を挙げていきます。
- ネガティブ思考
- 気が小さい
- 態度が大きい
- 怖い人がいない環境で育つ
- 噂話を好む
- 気を引きたがる
- 権威を嫌う
- 上から目線
- 内弁慶な一面
- 陰口で人と繋がりたがる
- ブラックユーモアが好き
- 挑発的な態度
- 性格が悪い
- まとめ
1. ネガティブ思考
毒舌というのは、悪い部分だけを目ざとく見つけ、マイナスの指摘をする行為ですから、 日頃からポジティブな思考回路を持っている人は、そういったところに注意が及びません。
ネガティブな所に注目しがちな視点を持っているからこそ、見るものすべてのマイナス面をピックアップすることになり、誰の話をしても、何を見ても、罵詈雑言の悪口が飛び出してきます。
2. 気が小さい
弱い犬ほどよく吠えるとはうまく例えたもので、気が小さい人ほど口が悪い事が多々あります。
不安に陥りやすい人は、疑心暗鬼をしてしまいがちで、火のないところに煙を立て、何も悪いことをしていない人にも、独りよがりな敵意をむき出しにしてしまいます。
全ては取り越し苦労でしかないのですが、その様な事に陥ってしまいがちなのは、本人の気の小ささが招いている事が非常に多いです。
3. 態度が大きい
何を勝ち誇っているのか、身勝手な自尊心を肥大化させがちな人は、他人の悪口を平気で口にします。
そのふてぶてしい態度の大きさで他人を萎縮させ、臆病の表情を見ることでさらに慢心し、辛辣な暴言を吐いたり、言う必要のない皮肉を言ったりします。
息を吐くかの如く悪びれもせず、楽しそうに毒舌を撒き散らす人がいますが、その言葉の刃は多くの人の心を遠ざけ、いつのまにか孤独に追い込まれるブーメランでしかありませんので、自覚がある人は注意をすべきです。
4. 怖い人がいない環境で育つ
身近に叱ってくれる人がいない環境で育った人は、汚い言葉を使っても自分が責められることがないので、自然塗装言った言葉を使いがちです。
何が悪いのかさっぱりわからないまま、学校や会社に入ってから先生や上司に叱られ、今もわからず憤慨することになりますが、全ては身から出た錆なので、周囲もフォローのしようがありません。
5. 噂話を好む
週刊誌やワイドショーを見ると、芸能人の不倫や世の中の様々な不祥事の情報が連日のように踊っていますが、自分に直接関係のないそうした話を好む人は、マイナスの話に強い関心を抱きがちです。
叩かれている人を一緒に叩くことで、ストレス発散をするため、そのような日常に身を置く中で、自然と毒舌家になっていきます。
6. 気を引きたがる
興味があるのに愛情の示し方が得意でない人は、マイナスの言葉を発することで関心を引こうとすることがあります。
小学生の男子が好きな女子に意地悪をするようなもので、平静を保っていられない気持ちの高ぶりが、そのような形として出てしまうことがありますが、言ってしまってから本人も後悔していることが多々あるのが、この手の毒舌家の特徴です。
7. 権威を嫌う
権威や権力に屈しない人は、対抗する手段として有効的に毒舌を用いることがあります。
代表的なものとして風刺画がありますが、虐げられている人の痛みに寄り添い、溜飲を下げるためにそのような悪態をつくケースがあります。
お金も武器も持たない人たちが、巨大な力を持つ悪の権化に立ち向かうためには、本質をついた批評精神を軸に、心を一つにする他はありませんが、刺すような痛烈な言葉がその役割を果たしています。
8. 上から目線
マウンティングをしがちな人は、誰に対しても上から目線で物を言いますが、その際に使われるのが貶めるような見下し言葉です。
意地の悪いきつい言葉を発することで、この人に盾をつくと嫌な目に合うという恐怖心を与え、自分に従順な人として屈服させますが、当然相手の方はドン引きし、それ以降、表面的な付き合いしかしなくなります。
9. 内弁慶な一面
学校では真面目で大人しい人として知られているのに、家に帰ると親の事をババア呼ばわりしていたり、SNSでは優しいイクメンパパとしてのキャラを確立しているのに、実際は全く家庭を顧みないダメ夫だったり、内弁慶の要素を持っている人は、特定の環境においては想像もできないような暴君と化し、平然と心ない言葉を発することがあります。
10. 陰口で人と繋がりたがる
新しい人との集まりでは、一日も早く自分の仲間を作りたいと思うものですが、初対面の人間ができるだけ早く他人と強い結びつきを作るには、共通の敵を見つけることが候補の一つとして挙げられます。
そのような方法で他人との関係性を作っていく人は、他人を貶めたいわけではなく、仮想の敵を作ってでも繋がりたい人がいるときに、そのような性格の悪さを露呈します。
11. ブラックユーモアが好き
子供には聞かせたくないような際どい表現こそ、大人が愉しめるブラックユーモアの旨味と考える人は、品行方正な人が聞いたら眉をひそめるような表現をユーモアとして楽しみます。
あくまでユーモアとして成立させるために、誰かを名指しして貶めるような個人攻撃をしないとか、アフターケアをするといったように、彼らなりのルールを持っていることも少なくなく、芸能人で毒舌家と言われている人たちが人気者となっているのも、そのような配慮をなくして成し得ないものです。
12. 挑発的な態度
自分の力を誇示したくなったり、お酒を飲んで気分が高まっていると、突拍子もなく挑発的な態度に出る人がいますが、そういった場面でよく発せられるのが、褒めているのか貶しているのかわからないような、曖昧な言葉です。
後々になって、その場にいた別の友人に指摘され、あれは毒舌だったんだと気づかされることもありますが、人がどんな反応をするのか楽しむために、挑発的な言葉を発する人がいます。
13. 性格が悪い
昔から言霊という言葉があるように、自分のネガティブな感情を言葉に乗せ、当人にめがけて叩きつけるように悪態をつく人は、性格が悪いです。
口に出すことでその人の運気が下がっていることを祈願するかのようにフラれろ、落ちろ、消えろといったような命令形の言葉をばら撒き、無関係の周囲の人々まで不快にします。
まとめ
口は災いの元と言いますが、自ら進んで毒舌を吐きまくる人には、注意が必要です。
言葉の暴力を浴びてしまわないように、
また、自分が無自覚に毒舌家になってしまわないように、会話だけでなく、メールやラインにも気をつけましょう。