人間関係においてギブアンドテイクというのは非常に大切なものです。
しかし、世の中には上手にギブアンドテイク出来ていないという人も少なからずいます。
では、ギブアンドテイク出来ていない人とはどのような人でしょうか。
ギブアンドテイクできない人に共通する特徴をご紹介します。
- 得することしか考えていない
- 周りが見えていない
- 感謝の気持ちがない
- 与えられることが当たり前になっている
- 楽観的
- いつかやろうと思っている
- 甘えている
- 心に余裕がない
- 役割分担だと感じている
- 損したくない
- まとめ
1. 得することしか考えていない
ギブアンドテイク出来ていない人というのは、自分が得することしか考えていない傾向にあります。
通常は与えられたら与えなくてはならないと思うものですが、与えたらせっかく得したものがなくなってしまうといった考えを持っています。
そのため、得することしか考えていない人というのは、ギブアンドテイクが出来ない人の特徴だと言えます。
2. 周りが見えていない
周りが見えていないということは、与えられたら通常はどうするべきなのかということが理解できていない傾向にあります。
物でも情報でも、与えられたら与えるというのが人間関係において常識となっていますが、周りが見えていない人というのはその常識を理解できていないのかも知れません。
3. 感謝の気持ちがない
テイクしたことに対して感謝の気持ちがない場合はギブしなくてはという思いには至りませんので、ギブアンドテイクが成り立たない可能性は大いにあります。
してもらったことに感謝をしている人というのは、どのような形であってもお返しをしなくてはならないと考えるものです。
しかし、ギブアンドテイク出来ていない人に多く見られるのが、そもそも感謝の気持ちがない人とされています。
4. 与えられることが当たり前になっている
いつも与えられているばかりの人というのは、その状況が当たり前になっているのかもしれません。
ギブアンドテイクの精神について理解はしているものの、与えられているばかりで、与えられることに慣れてしまっているため、与え返さなくてはならないという意識が薄れている傾向にあります。
5. 楽観的
ギブアンドテイクの関係性でなくても、相手は不快感を抱かないだろう、向こうも好きでやっているのだから返さなくても大丈夫だというやや楽観的な考えをもっている人というのは、ギブアンドテイク出来ていない人に多く見られる特徴と言えます。
相手が不快に思っていない、ギブしなくても問題ないと楽観視する人にはギブアンドテイクの関係性が成り立っていないとされます。
6. いつかやろうと思っている
いつか自分も与える側にならなくてはと思いつつも、いつかが先伸ばしにされ続けていき、ギブアンドテイクが出来ない人というのも少なくはありません。
7. 甘えている
人に対して甘えた感情を抱いている人というのは、ギブアンドテイクは必要ないとさえ思っているのかもしれません。
自分は与えられるだけでいい、みんなが与えてくれるからうれしいと、その優しさをただ受け入れるだけの人というのも少なくはありません。
8. 心に余裕がない
いつも時間に終われていたり、なにかに対していつもイライラしていたりと、心に余裕がないような人というのは、ギブアンドテイクが出来ない人の特徴だとされています。
心に余裕がないわけですから、自分が与えられたことにすら気がついていないのかもしれません。
心に余裕がないため、ギブアンドテイクの関係性を保たなくてはという思いさえも抱くことができず、例えギブしなくてはと気がついても、心に余裕がないのでなかなか実行できない傾向にあります。
9. 役割分担だと感じている
ギブアンドテイクできない人は人間関係において、ギブする人とテイクする人というのは役割分担が出来ていると信じている人も少なくはありません。
自分はテイク側だと信じている人も少なからずいるのです。
10. 損したくない
ギブアンドテイクの関係性でいると、得してばかりという訳にはいきません。
こちらもギブしなくてはならないため、ギブすることは損だと感じている人も多いのです。
常に自分が得をする人生でいたいという人には、ギブすることは損することという考えがあり、損したくない人というのは、ギブアンドテイクが出来ていない人が多いのです。
まとめ
ギブアンドテイクというのは人間関係を良好にするために大切なことですが、それが出来ていない人というのは、常に自分が得をする人生でありたいと願っていたり、そもそも自分は受けとる側の人間だからギブする必要性がないと感じている人もいます。
また、常に人に甘えている人や日常に追われて心に余裕がないという人も、ギブアンドテイクができない傾向にあります。
感謝の気持ちがないという方もいますが、テイクしたことに対してありがたみを感じながらも、いつかはギブ側にならなくてはと思いながら、なかなか実行に移すことができないという人もギブアンドテイクできない人には見られます。
いつかやろうと思っていたり、やらなくても相手は不快感を抱かないと楽観視しているため、ギブアンドテイクの関係性が出来ていない人も多いとされています。