自分の意見をしっかり言える人に共通する12の特徴をまとめました。
- 自分の意見を持っている
- ポリシーを持っている
- 自分の好みを知っている
- 自分の嫌いなものを知っている
- 拒絶されることを恐れない
- 様々な意見があることを知っている
- 拒絶しすぎるのは相手の問題
- 偏見が少ない
- 悪気を持たない
- 状況判断ができる
- 話を要約するのが上手
- 話し方が上手
- 結論から言うことができる
- まとめ
1. 自分の意見を持っている
自分の意見を言うためには、まず「自分の意見を持つ」ことが大切です。
意見を持たなければ、何も言うことができないからです。
何かを見た時に、すぐに自分の意見を持つことができる人は、自分なりの物事の見方があるということです。
2. ポリシーを持っている
自分の意見を持てる人は「ポリシー」と呼ばれるような、根本的な指針のようなものを持っています。
何か自分の身の回りに出来事が起こった時、ポリシーと照らし合わせれば意見が生まれます。
例えば「世界中の人が平和でいられるよう努力する」というポリシーを持っている人は、戦争が起きそうな時に「戦争が起きないための努力をしたい」と思うでしょう。
戦争の悲惨さを説いたり、平和の素晴らしさを説くなど、自分なりのしっかりとした意見が思い浮かぶはずです。
2. 自分の好みを知っている
戦争や平和などの大きな問題でなくても、些細なことでも同様です。
自分なりのポリシーを持っている人が意見を持てるように、自分の好みを知っている人は意見を持ちやすいです。
「食べ物の好物がカレーライス」と自分のことを知っている人は、ランチの時に希望を聞かれたら「カレーを食べたい」とすぐに言うことができます。
映画の話になっても「コメディ映画が好き」と自分の好みが分かっていれば、映画を見に行く時に上演中の映画の中のコメディ作品を選ぶことができます。
3. 自分の嫌いなものを知っている
好きなものと同じように、自分の嫌いなものを知っている人もすぐに意見を持てます。
嫌いなタイプの男性を知っている女性は、合コンの時に嫌いなタイプの男性以外の人と話をすることができます。
もちろん礼儀上、場の空気を乱さないように日常会話は交わしますが、それ以上の深い話をせずに済みます。
結果的に好きなタイプの男性と、話す時間をたくさん取ることができます。
4. 拒絶されることを恐れない
意見を持てる人は、意見を言える人の予備軍です。
意見を持っているだけで、発言できない人は意見が言えない人だからです。
意見を言うと、相手に拒絶される可能性があります。
しかし、自分の意見をしっかり言える人は、相手に拒絶されることを恐れません。
5. 様々な意見があることを知っている
なぜ自分の意見を相手に拒絶されることを恐れないかと言えば、人は様々な意見を持つことを知っているからです。
Aという出来事が起きた時、10人いれば10種類の意見があるということを、意見を言える人は知っています。
様々な意見のひとつを言うだけですから、その意見にみんなが納得してくれるわけではありません。
そのことを知っていますから、仮に拒絶されても仕方がないと考えます。
そのため恐れずに発言することができるのです。
6. 拒絶しすぎるのは相手の問題
また誰かの意見に激しい拒絶反応を示す場合、意見を言った人よりも、拒絶反応を示す人のほうに問題があると考えます。
例えば好きな歌手の話をした時に、誰かの名前を挙げたとします。
その時に、その歌手のことを聞いた人が好きではない可能性は高いです。
さらに嫌いな人がいてもいいでしょう。
しかし「その歌手を好きなんてどうかしている」と発言したり、「その歌手のダメなところ」を目の前で発表するような拒絶の仕方は問題があります。
「誰が何を好きになっても、その人の自由」という考えが頭から抜けていますし、「面と向かって好きなものを批判するのはマナー違反」という観点も抜けているからです。
仮に自分の意見を言った時に、相手が厳しすぎる指摘をしたり、激しい拒絶反応を示す場合は、その人が何かしらの問題を抱えていると思うのが自然です。
7. 偏見が少ない
しっかりした意見だと言われた人が思う時は、その意見がきちんとしていることが大切です。
「思い込みだな」とか「偏った考え方だな」とすぐに思われてしまうような意見は、しっかりしていると思えませんし、相手の心にも刺さりません。
8. 悪気を持たない
しっかりした意見だと思えるためには、発言者に悪意があってもダメです。
誰かを陥れるために何かを褒めるような意見を言っても、やはり聞き手は納得できません。
策略家だと思われたり、性格がねじ曲がっている人だと思われることはあっても、自分の意見をしっかり言える人という印象は持たれないでしょう。
9. 状況判断ができる
意見を言うべき時と、絶対に言わないほうがいい時期があります。
例えば正論であっても、意見を言われると傷ついてしまうようなトラウマを抱えた人に意見をしないほうがいいでしょう。
今は見守ることのほうが大切です。
言うべき時に、自分の意見をしっかりと言うことが大切です。
10. 話を要約するのが上手
自分の意見を持っていて、偏見も悪意もない発言だとしても、話している内容が相手に伝わらなければ意味がありません。
自分の意見を適切な長さの文章に要約して、伝えることが必要になります。
そのためには話を要約して意見を言うスキルが必要になります。
基礎的な文章力も必要になるでしょう。
さらにその時にどの程度の長さの文章が適切なのか、話の長さに対する状況判断をすることも大切です。
披露宴の挨拶が長すぎると参列者から評価を落とすように、適度な長さの意見を言うことが重要です。
11. 話し方が上手
話し方が上手だと、意見をしっかり言っているように聞こえます。
抑揚をつけて話したり、ためを作ったりすると、意見が届きやすくなります。
声の出し方も重要です。
例えば重要な意見を言う時に、少し声を低くすると効果的です。
楽しい話は少し声のトーンを上げると伝わりやすくなります。
12. 結論から言うことができる
自分の意見を言う時に「まず結論から言う」ことを大切にしていると、意見が伝わりやすいです。
例えば自分が行きたい映画について意見を言う時は「○○が観たい」と、まず行きたい映画のタイトルを伝えましょう。
それからその映画を観たい理由を言うようにしましょう。
聞く人の集中力が最も高い時に、結論を言うのがベターです。
まとめ
自分の意見をしっかり言える人は、自分の意見を持てる人でした。
そのためにはポリシーを持ったり、自分の好き嫌いを知る必要があります。
自分はどんな人で、どのようになりたいかを知っておくと、意見を持ちやすくなるでしょう。