どんなことにも猪突猛進な人の特徴を紹介します。
身の回りにひとりくらい、このようなタイプの人がいるのではないでしょうか。
- 目標に向かって一直線
- パワフルな人
- 勢いが落ちない
- 決して妥協しない
- 周囲の目を気にしない
- 周囲の意見に耳を貸さない
- 何度もチャレンジする
- 同じミスを繰り返す
- 痛い目に遭うことが多い
- 勢いだけで中身がない
- 無理な挑戦をする
- 結果的に大きな成果を出す
- 選択肢が少ない
- まとめ
1. 目標に向かって一直線
猪突猛進な人だと感じる人は、目標に向かって一直線で突き進みます。
猪突猛進の「猪」はイノシシのことです。
猪突猛進の人とは、イノシシが目標に向かってまっしぐらに突き進むイメージを連想してしまう人です。
一直線というのがポイントです。
例えば目標と現在の位置に、障害物があるとします。
普通の人なら、障害物をよけながら、カーブを上手に曲がりながら、目標に近づいていくでしょう。
もし目の前に高い壁があったら、迂回をするか、ハシゴを用意して乗り越えていくなど、様々な方策を練ると思います。
しかし猪突猛進な人は、壁に一直線にぶち当たり、それこそ壁が砕けるか、壁がよけてくれるまで、何度でもぶち当たります。
目標に対して、直線ルート以外は見えていないかのようです。
2. パワフルな人
猪突猛進の人は、目標に対して一直線に進むだけでなく、壁を砕いてしまうくらいパワフルです。
一緒に行動していると、猪突猛進な人に触れてケガをしてしまいそうなほどです。
目標との間に入って、その人を止めようとしようものなら、体当たりをされてはじき出されてしまいます。
例えばその人が会社員なら社内では仕事ができるカテゴリーに所属していることが多く、営業部などの部署で活躍している人も多いでしょう。
仕事を成功させるために必要な要素のひとつに、パワフルさがあります。
壁を砕くか、砕きそうなくらいパワフルな人しか、猪突猛進とは言われません。
3. 勢いが落ちない
目標に向かって一直線に頑張ることは、普通の人でもできるかもしれません。
しかしそれは一定期間に限定されるでしょう。
例えば大学受験だとしたら、受験前の3か月くらいは猪突猛進態度で勉強に取り組めるかもしれません。
しかし受験が終われば、それまでの猪突猛進ぶりはどこかに行ってしまうでしょう。
受験に失敗した場合、しばらく普通モードに戻ってしまう人も少なくありません。
しかし猪突猛進タイプの人は、仮に浪人をしても勢いが落ちません。
目標の大学に合格できるまで、何年でも猪突猛進モードで突き進むことができます。
4. 決して妥協しない
大学受験の例で言えば、普通は浪人をしてしまうと「滑り止め」と呼ばれるような大学も受験すると思います。
第一志望の大学に行けなくても、それに近い大学なら目標達成と言ってもいい、そのように思うのが普通の感覚です。
第一志望の大学にこだわって、3浪も4浪もするのは、生き方として非効率だと思うからです。
しかし猪突猛進の人は、決して第一志望をあきらめることはありません。
合格するまで何浪しても、妥協することはありません。
友達が大学を卒業して社会人になる頃に、第一志望の大学に通い始めるタイプの人です。
5. 周囲の目を気にしない
いつまでも愚直なまでに目標につき進める人は、基本的に周囲の目を気にしません。
壁にぶち当たっている姿を見せるのは格好悪いとか、真剣に努力している姿を見せるのが格好悪いとも思いません。
先ほどの受験の例で言えば、いつまでも浪人している自分を恥ずかしいと思うことはありません。
それよりも妥協をして第一志望以外の大学に通うほうが恥ずかしいと思うタイプです。
価値の基準は周囲の目にはなく、自分の中にだけあります。
6. 周囲の意見に耳を貸さない
自分を評価するのは自分だけですから、周囲の意見に耳を貸しません。
「こうしたほうがいいよ」「このやり方ならすぐに成功するよ」などと言われても、その通りに動きません。
チームプレイをするのが苦手なタイプと言えるでしょう。
ただし一直線に目標に向かって努力することが分かっているのですから、チームのリーダーの使い方次第では、とてもいい戦力になります。
7. 何度もチャレンジする
猪突猛進の人は、何度もチャレンジします。
パワフルで、妥協せず、周囲の目も気にしないのですから、挑戦をあきらめることはありません。
その人が役者志望なら、何度オーディションに落ちてもあきらめません。
アルバイトをして生活費を稼ぎながら、何度でもオーディションに挑戦し続けます。
もし好きな人がいるなら、同じ人に何度でも告白します。
好きな人が結婚でもしない限り、あきらめることはないでしょう。
8. 同じミスを繰り返す
猪突猛進タイプの人は、目標に対して一直線に進みますので、同じミスを繰り返す傾向があります。
例えば同じ落とし穴に落ちたり、同じぬかるみで滑って転んでしまいます。
何度も同じミスをしますが、すぐに立ちあがり前に進みます。
9. 痛い目に遭うことが多い
何せ一直線に目標に向かいますから、様々な障害物にぶつかってしまいます。
結果的に痛い目に遭うことも多くなります。
多少のけがは気にせず前に進みますが、中には大けがをしてしまい、動けなくなってしまう人もいるでしょう。
10. 勢いだけで中身がない
悪い意味での猪突猛進タイプの人は、勢いだけで中身がありません。
目標を持ちパワフルに突き進みますが、中身がともなっていないので、何も成果を出すことができません。
社内プレゼンテーションなどで、勢いと大声だけで自分の意見を通そうとします。
時には成功することもありますが、ほとんどの場合失敗するでしょう。
11. 無理な挑戦をする
危険すぎる挑戦をする猪突猛進タイプの人もいます。
無防備で登山に挑戦したり、全く練習せずにフルマラソンに挑戦するような人です。
気合と勢いだけで何とかしようとする、無謀な人です。
ただし無謀な挑戦を繰り返すうちに、目標達成に近づく人もいます。
12. 結果的に大きな成果を出す
大学受験でも、役者のような大きな夢を持った場合でも、結果的に大きな成果を出すのは、猪突猛進タイプの人だったりします。
脇目も振らずにひとつのことに集中し、パワフルに、何度でも挑戦することは、目標達成へのいちばんの近道でもあるのです。
13. 選択肢が少ない
猪突猛進に人は何かを決める時に選択肢が少ないです。
そのため悩む時間が少なく、行動に出るのが早いです。
混雑するランチ時もすぐにお店を決めるので、お店選びに迷っている人よりも良いお店に入ることができます。
無駄な計算をしないことで、効率的な生き方ができている人もいます。
まとめ
猪突猛進の人は、周囲の人からバカにされがちですが、結果的に大きな報酬を手にしたり、誰にも到達できない場所に行くことができます。
また周囲の人もあきれつつ、そんな猪突猛進の人を優しく見守っているようです。