物事を軽く考える人の特徴を知りましょう。
そして職場や学校などで付き合う時の参考にしましょう。
- 物事の判断がつかない
- 真面目になるタイミングがない
- イメージ力がない
- 考える前に行動する
- 他人事だと思いやすい
- 責任感がない
- その場をしのげばいいと思っている
- 欲望に勝てない
- 楽観主義な人
- 大きな視点を持っている
- ピンチに強い体質
- 悩みすぎて失敗した経験がある
- まとめ
1. 物事の判断がつかない
物事を軽く考えるように見える人の中には、物事の重さや軽さの判断がつかない人もいます。
目の前で起きている出来事がどの程度のことなのか、判断できない人です。
例えば仕事中に起きたトラブルに直面した時に、周囲の人からすれば大きな問題で早急に手を打つ必要が感じる時に、何も手を打たないような人がいます。
あまりに堂々としているので、奥の手があるのかと思いますがそうではありません。
案の定、問題が大きくなり、上司の手を煩わせるようなことになります。
目の前のトラブルがどのくらい大きな出来事なのか、物事の判断ができないと、的確なリアクションを取ることができません。
結果的に、物事を軽く考えているように見られてしまいます。
2. 真面目になるタイミングがない
物事を軽く考える人は、逆に言えば、物事を重く考えることがない人です。
重大な局面になっているのに、深刻な雰囲気が伝わってこないような人です。
例えば恋人から別れ話を切り出されているのに、どこかのんびりした雰囲気で話を聞いています。
このままでは本当に別れることになるのに、真剣になれません。
このようなタイプの人は、人生を通じて真面目になるタイミングがほとんどありません。
真面目になるスイッチをどこかで落としてしまったような人です。
3. イメージ力がない
何か重大なことが起きたのに、その場で固まってしまう人がいます。
重大なことが起きたのは、何となく分かるけれど、その先にどうなるか想像することができないからです。
イメージ力がない人と言えるでしょう。
イメージ力がないと、大きな出来事があった時に、その後どうなっていくか想像できません。
結果的に、正しい対処を取ることができずに、ボーっとしているように見えます。
物事を軽く考えているのではないかと思われてしまうのです。
4. 考える前に行動する
何かをする時に、考える前に行動してしまう人がいます。
例えば登山をする時は、地図を持って、コンパスを用意して、何より天気予報を確認してから行動するのが基本です。
しかし考える前に行動してしまう人は、天気予報もチェックせずに登山を始めてしまいます。
死の危険もある行動ですから、物事を軽く考えていると思われても仕方がないでしょう。
時にはその行動力の強さからヒーローになることもある人ですが、周囲の人に心配をかけることも多そうです。
5. 他人事だと思いやすい
何か深刻な出来事が起きている時に、特に何も感じていない人がいます。
会社の業績が悪いのに、全くそのことを気にせずに、有休をとって海外旅行に行ってしまうような人です。
会社の問題を自分の問題だと思えないような人で、何事も他人事だと思っている人です。
6. 責任感がない
責任感がない人は自分に大きな出来事が直撃しない限り、真剣にその問題に向き合おうとしません。
「無責任な人」だと周囲の人に思われているタイプの人です。
仕事で失敗をしても、同じチームの他の人のせいにしてしまいます。
本当はチーム全体で取り組んでいる仕事ですから、チームのスタッフ全員に責任があるのですが、そうは思いません。
責任感を強く感じる人から見ると、物事を軽く考えているように見えて腹が立つでしょう。
7. その場をしのげばいいと思っている
その場しのぎという言葉がありますが、実際に「その場さえしのげればいい」と思っている人がいます。
商品の納品が一週間後に近づいているのに、目の前の仕事だけ終わらせればいいと思い、定時に帰ってしまうような人です。
その場しのぎを続けて、納品ぎりぎりになって慌てたり、結局納品に送れてしまったりします。
長期的に仕事をがんばるのが苦手なタイプの人ですので、あまり社会人として成功しないタイプかもしれません。
8. 欲望に勝てない
「定時に帰りたい」という欲望が強すぎて、目の前に片づけない大きな出来事があるのに帰ってしまう人がいます。
または「絶対にまずい」と分かっているのに、不倫をしてしまうタイプの人です。
不倫することを悪いと思っていないわけでも、軽く見ているわけでもないのですが、不倫をしたいという欲望に勝てない人です。
自分の欲望を制御することを覚えないと不幸になってしまうでしょう。
9. 楽観主義な人
楽観主義な人は、物事を軽く考えているように見えます。
責任感もあり、冷静な思考力もありますが、あえて暗いイメージをしないタイプの人です。
物事はなるようにしかならないので、暗く考えすぎても仕方がないと思っています。
暗くなったり、深刻になりすぎて行動を起こすのに時間がかかったり、行動をする時に緊張をしてミスをしてしまうよりも、楽観的に考えて行動したほうが上手くいくことがあります。
このタイプの人は、物事を軽く考えているのではなく、物事を重く考えすぎないようにしている賢い人と言えるでしょう。
10. 大きな視点を持っている
人間の悩みなど、宇宙から見ればちっぽけだという言葉があります。
つまり縮尺を大きくすれば、どのような問題もたいしたことがないように思えるということです。
このタイプの人は、大物になるか、ただのほら吹きになるか、極端な結果を迎えることになりそうです。
11. ピンチに強い体質
ピンチに強いタイプの人がいます。
逆境になるほど燃えて、ピンチを乗り越えて、ピンチ以上の成果を得ることができる人です。
逆に言えば、普通の状況では頑張ることができない人とも言えます。
あえて物事を軽く、雑に考えて、自分からピンチになるように仕向けているのかもしれません。
12. 悩みすぎて失敗した経験がある
以前、物事を深刻に考えて、悩みすぎて失敗をした経験があるのかもしれません。
真面目すぎる性格だった人が、ある日を境に反転して、超楽観主義的になることがありますが、そのようなタイプの人かもしれません。
まとめ
物事を軽く考える人の特徴の中には、ポジティブなもの、ネガティブなものがありました。
しかし最終的に成果を出せる人、結果を出せる人は、そもそも物事を軽く考えていると思われないはずです。
物事を軽く考えていると思われている人は、思慮が足りないだけでなく、結果を出せない人だと言えるでしょう。