忍耐力がある人にはいくつかの特徴が存在しますが、ここではそのうちの13個について取り上げています。
- 努力家
- 周りを第一に考える
- 自分を制することができる
- 状況を素早く判断できる
- 積極的
- 希望に目を向ける
- 自尊人がある
- 支えがある
- 素直
- 人を信じる
- 不満を言わない
- チャレンジ精神がある
- 向上心がある
- まとめ
1. 努力家
何事にも努力を惜しまない人がいます。
このような人は忍耐力があります。
なぜなら努力には忍耐がつきものだからです。
またこのタイプの人は努力や忍耐がもたらす良い結果について知っているために、辛い状況であっても耐えることができるのです。
そのため忍耐力のある人は様々な面で成功を収めているケースも多々あります。
2. 周りを第一に考える
自分のことよりも周りのことを第一に考えることのできる人がいます。
このタイプの人も忍耐力があるといえます。
場合によっては自分にとって不利な状況に置かれることがあるものの、周りの人にメリットがもたらされるならそれでよいと考えるために、忍耐することができるのです。
このような忍耐は他の人への思いやりが関係しているために、この手のタイプの人は周りから信頼されることが多々あります。
3. 自分を制することができる
誰でも感情が爆発しそうな状況に置かれることがあります。
しかし場合によってはそのような感情を表現しないほうが自分にとって後々有利になるという状況も生じます。
それでも感情に任せて行動してしまう人は自制心を働かせることが難しいために、すぐに思ったことを述べてしまうことがあります。
これとは対照的に自分を制することができる人は忍耐を示し、そのような状況を避けることができます。
4. 状況を素早く判断できる
上記でも考えましたが、場合によっては感情を爆発させると自分を不利な立場に置くことになるケースが存在します。
しかし今現在自分が置かれている状況やこの先の行動によって物事がどのように動くかを瞬時に見極めることのできる人は、忍耐力を働かせて感情をセーブできます。
自制心がある人はその場の状況を考慮しますが、先のことを考えることができる人は生じるメリットを念頭に置き、それを忍耐する力に代えることができるのです。
5. 積極的
自分が責められたり、あらぬ疑いをかけられると感情が爆発するものです。
しかしこのような状況に直面しても学べることがあるのも事実です。
たとえば自分と同じような状況に直面した人が、いかに辛い思いをすることになるのかを身をもって理解することができるのです。
それでこのような状況を勉強の機会であると積極的にとらえることができる人は、忍耐を示すことができます。
6. 希望に目を向ける
辛いことがあってもその先にある希望に目を向けることができれば、それを乗り切ることができます。
このような理由からりっかりとした希望を持ち、それを常に思い描くことができる人は、忍耐力を示すことができます。
このような人は「辛い状況は今だけで、もう少し我慢すれば希望が見えてくる」と自分に言い聞かせているのです。
7. 自尊人がある
誰かに辛く当たられたり、上司から仕事上の注意を受けたりするとショックを受けます。
しかしこのような状況に直面したときに「自分はダメな人間である」と思い込んでしまうなら、心が折れてしまうでしょう。
それとは対照的に自尊心を培っており、自分にもいいところがあるという点をしっかりと理解している人は忍耐を示すことができ、辛い状況を乗り切ることができます。
8. 支えがある
辛い状況に直面したとき、多くの人は信頼できる友人や配偶者にそのことを相談します。
すると気持ちが楽になり、辛い状況を乗り切ることができるのです。
このように信頼できる人物が身近なところにいる人も忍耐力を示すことができます。
このような人は「今を乗り切ればあの人に悩みを聞いてもらえる」とか「あの人の慰めを受ければ気持ちが晴れるので、今は忍耐しよう」といった気持ちが湧いてくるのです。
9. 素直
仕事上のミスを犯した場合などは上司からその点を指摘されるのが一般的です。
このような状況は誰にとっても辛いものであるに違いありません。
しかし自分がミスを犯したという事実は覆すことはできません。
そのためこのような事実を認めることができる素直な人は自分が責められるべきであることをしっかりと受け止めることができ、上司から叱責などに耐えることができます。
10. 人を信じる
人を信じることのできる人も、忍耐力があると言えます。
人を信じて行動するということは、単に口で「あなたを信頼しています」ということ以上のものが関係しています。
その人が困っているときには助けを差し伸べ、間違った行いをするときにはそれを正してあげなければならないのです。
子尿な努力はときに裏切られることもありますが、それでもその人のためを思って行動する人は忍耐力を培っていると言えます。
11. 不満を言わない
忍耐力がある人は不満を言いません。
場合によっては理不尽であると思えるような状況に直面しても、それを口に出すことはしないのです。
もちろん行うことが不可能な指示などに対しては発言するものの、不満を述べることによってその場の空気を悪くするような状況は避けるように努力するのです。
このタイプの人は一見するとおとなしい性格の人のように思われがちですが、実のところ非常に強いハートを持っています。
12. チャレンジ精神がある
何事にもチャレンジしたいと感じる人がいます。
このような人の多くも忍耐力を有しています。
誰でも初めて行うことは上手くこなすことができません。
それを上達させるには何度も練習を重ね、経験を積む必要があるのです。
ときには練習がきつく感じられることもあります。
しかしチャレンジ精神のある人は練習の必要性をしっかりと理解しており、それには忍耐力が伴うことを心得ています。
13. 向上心がある
上記でも考えましたが、何かを上手に行うためには練習や勉強が必要です。
そしてこのようなものは場合によっては辛いことのように感じられることがあるわけですが、それを乗り切るためには忍耐力が欠かせません。
そのためある種の物事に対して上達を望む向上心の強い人は、知らず識らずのうちに忍耐という特質を日常的に示しているのです。
まとめ
忍耐力は対人関係や自分磨きに大きく影響する特質です。
そのためこの特質を培うように努力すれば、有意義な生活を送ることができます。