外では大人しく、身内には厳しいイメージの内弁慶な人の特徴を13項目上げて解説します。
- 人に嫌われたくない
- 外ではよく笑う
- 見栄を張る
- 失敗が怖い
- 行動力がない
- 争い事が嫌い
- 意見を言わない
- 対人関係でストレスを感じやすい
- 裏表がある
- 愚痴を言う
- 家では威張る
- 自分に甘い
- 責任感がない
- まとめ
1. 人に嫌われたくない
普段から人に嫌われないように行動するのが内弁慶の人の特徴です。
嫌われたくないがために外では大人しい態度を見せたり、控えめで優しそうな振りをしています。
好かれようとするために親切で優しい態度で人に接しているのです。
他人から良く思われるようになると自分の評価が上がりますし、居心地の良い社会生活が送れます。
外で内弁慶の人が優しいのは彼らの中にそんな計算があるからかもしれません。
2. 外ではよく笑う
とにかく外面が良く、外ではニコニコと笑っている人が多いです。
他人に悪い印象を与えないように努めています。
例えその場で不満があったり、怒っていたりしても顔だけは笑っています。
自分の感情を表に出さないように努め、笑顔で武装しています。
しかしよく観察していると不自然に目が笑っていなかったり、表情が硬かったりする人が多いです。
3. 見栄を張る
見栄を張りやすいのも特徴です。
人により良く自分を見せたいと思っています。
本当は内面に自信の無さや不安を抱えているのですが、そのような気持ちが強いほど自分を飾り立て、他人にアピールします。
本当の自分と虚飾の自分があまりにもかけ離れすぎてしまうと自分も苦しくなります。
精神的にも疲弊していくので、身内である家族に当たるようになるのです。
4. 失敗が怖い
内弁慶の人は基本的に臆病なので、失敗することを過度に恐れています。
失敗してしまったら自分で立て直す勇気を持っていません。
大きな事を成し遂げたり、何かに挑戦することには二の足を踏みます。
何もしないでいることが自分にとって最善策だと思っています。
あまり失敗を恐れていると周囲から頼りない人のレッテルを張られてしまうので、小さな事からでも挑戦する勇気を身につけなければなりません。
5. 行動力がない
臆病で失敗が怖い人なので行動力もありません。
行動する前から小さなことを気にしたり、選択に迷って自ら動くことができません。
自分の中でやりたい事はあるのですが、行動できないのでストレスが溜まっていきます。
そのストレスを身近な家族等ににぶつけてしまうのです。
自分が行動できないでいることを人のせいにして、すり替えてしまうと家族からも嫌われてしまうので気をつけたいものです。
6. 争い事が嫌い
揉め事や争い事は嫌いです。
他人と争った時に自分が勝つ自信がなく、自分も傷つけられる危険性があるので極力波風が立たないように外では行動しています。
そのような現場からは逃げていることが多く、自分は関係ない振りをしていることが多いようです。
そのほうが敵を作らず、自分の居心地が悪くならないからです。
7. 意見を言わない
大人しいふりをし、自分の意見を主張しません。
誰にでも意見を合わせてしまう八方美人タイプが多いようです。
そんな彼らにも意見が無い訳ではありません。
あくまで外で自分の意見を言わないだけです。
逆に家では亭主関白で自分の意見を押し付けたがります。
外で自分の意見が通らないことが多いため、身内には頑固なほど自分の意見を押し通す傾向にあります。
8. 対人関係でストレスを感じやすい
外での人間関係では我慢ばかりをしているので、ストレスを抱えている人が多いです。
社会生活では他人に合わせないといけない面があるので誰しもストレスを抱えがちですが、内弁慶の人はそのストレスの発散するのが身内である家族に向かってしまう事が多いです。
親しい人に当たることでストレス解消せず、趣味やスポーツ等をして心のバランスを取ってほしいものです。
9. 裏表がある
外の顔と家の顔が違い、裏表のある性格であることが特徴です。
態度や表情がガラッと違う人が多いので、同じ人でも印象がだいぶ違うように見られます。
最初は優しくて良い人だと思って付き合っていても、仲良くなるにつれ本性が見えてくることがあります。
上辺だけの付き合いだと分からない事が多いですが、長く付き合うと本当の性格がばれてしまう事もあるでしょう。
10. 愚痴を言う
外では面と向かって相手に意見を言えないので、どうしても身内には愚痴っぽくなる人が多いです。
愚痴を聞かされるのは大抵家族などの親しい人達です。
お酒が入ると自分より立場が弱い部下や後輩に愚痴る人もいます。
愚痴を聞かされる相手はまずいい気分はしません。
行き過ぎて悪口等になってしまうと信頼も無くしてしまいます。
言われた側もストレスが溜まりますので、早々に話を切り上げるようにしましょう。
11. 家では威張る
外では上司や目上の人にペコペコし、家では威張っている人が多いです。
外で権力がある人に従っている分、家では自分が一番権力を持っていると思っています。
もともと自己愛が強くプライドが高いので、本当はペコペコしたり低姿勢で人に接するのは苦手な人が多いです。
苦手な事を無理にやっているのでどこかで発散したくなるのです。
12. 自分に甘い
内弁慶の人は誰からも好かれていたいと思っていますが、その内面には強い自己愛を秘めています。
内心では常に自分を一番に思っています。
自分がしんどい思いをしたくないと思っているので、普段は自分に甘い人が多いです。
それは外から見たら分からない場所で自分に甘くしています。
例えば自分の部屋の片づけをしないとか、日常で使うお金にだらしないとかです。
13. 責任感がない
職場などでは責任感があるように見せかけていますが、実際のところ自分が失敗しても責任は負いたくないと思っています。
自分が責任を取らないといけない状態になることを強く恐れています。
いつまでも責任を果たせない大人でいると、自立できない人になってしまいます。
ある程度失敗しても大丈夫、失敗から学ぼうという気持ちで挑むと本当の責任感も出てくるでしょう。
まとめ
外の世界に対する恐れや不安から内弁慶になってしまう人が多いようです。
誰しも子供の頃にあった心理ですが、大人になってからも恐れや不安を抱いていると社会生活で心のバランスを崩し、家庭生活にまで持ち込むようになります。
内弁慶の人は恐れを無くし、本当の責任感を持つ事でその性格が改善されていくでしょう。