「あの人、堂々としているね」という人っていますよね。
「堂々としている」。
それだけであこがれます。
そんな人って何がどう違うのでしょうか。
- 背筋が伸びている
- 視線がしっかり定まっている
- 安心感がある
- 信頼感がある
- 下準備を整えている
- ハッキリした口調で話す
- ハプニングにも動じない
- 落ち着いている
- 柔軟な発想を持っている
- 余裕を持っている
- 威厳がある
- 謙虚さを持ち合わせている
- ポジティブ思考
- 後ろめたさがない
- ささいなことこそ、おろそかにしない
- 空気を読みすぎない
1. 背筋が伸びている
これは当然でしょう。
年をとって背中が曲がっている人を見るだけで、弱0を感じます。
背筋を伸ばして、視線はまっすぐ先を見据えて、少し広い歩幅で、一定のリズムで歩くだけで、「堂々としている」見た目を表現できます。
肩で風を切るような歩き方は、NGです。
2. 視線がしっかり定まっている
背筋を伸ばすと、自然に視線も前を向きます。
けれどここでいう「視線」とは、単に目の位置だけではありません。
目の前の相手としっかり向き合えているか、物事の真意を見定めているかも含めています。
3. 安心感がある
現実味のないプラン・人任せの意見・言葉だけで行動が伴わない…となると、安心感とは期待できません。
「あの人でよかった」は、人を「堂々とみせる」必須アイテムです。
4. 信頼感がある
これは先の3.にもつながります。
「安心感」の積み重ねがあるからこそ、「信頼感」につながります。
「安心感」が、揺るぎない「信頼感」を構築するといっても過言ではありません。
揺るがないものを持っている人は「堂々と」見えます。
5. 下準備を整えている
先日テレビのインタビューに答えていた、ジャマイカのウサイン・ボルトさん。
北京オリンピックで世界記録を出すなど、引退するまで「世界最速の男」の称号を欲しいままにしたボルトさんですら、「うまくいかなかったときは、よりハードな練習をして自らを高めるんだ」と答えていました。
世界記録保持者ですら、大切にしているのは日々の練習。
試合前の下準備でした。
6. ハッキリした口調で話す
モゴモゴと小声で、自信なさげに話すだけで、内容がどうであれ、その話や話をした人に「堂々とした」部分はなくなります。
たとえウソでも、はっきりした口調で、しかも「~です」と断定して話をされると、本当のように聞こえるものです。
7. ハプニングにも動じない
世の中は筋書きどおりにいきません。
いや、筋書きどおりにいかないからおもしろい! そう考えられる人は、ハプニングに動じません。
ハプニングを恐れず、起こることを踏まえて、それに備えられるようにしておく。
プレゼンで痛いところをつかれる質問におびえているより、それに応対できる解答や意見を発表すると「堂々としている」と思われます。
8. 落ち着いている
「こんなこと言われたらどうしよう」「ライバルが秘策で逆転するかもしれない」。
そんな考えや気持ちだけで、「堂々とした人」とは程遠くなります。
9. 柔軟な発想を持っている
こう時代や環境の変化が激しいと、それに即応する対応力が求められます。
会社のような組織でもそう。
経験や慣習・前例・経験は、解決のものさしの1つですが、それらに捉われ過ぎると優柔不断で、対応力がないと判断されます。
10. 余裕を持っている
「集合時間5分前には集合する」「会議資料は、会議の3日前までには準備しておく」というように前倒して期限を設定するだけで、突然の変更にも、突発的なハプニングにも、迅速な対応ができ、「堂々さに」つながります。
ちなみに自動車のハンドルには【遊び】と呼ばれる部分があって、これが運転に重要だと言います。
11. 威厳がある
偉そぶっているとは違います。
「あの人には頭が上がらない」とか「あの人の方向に足を向けて寝られない」といった表現で形容されるような人です。
12. 謙虚さを持ち合わせている
謙虚さを持ち合わせてないと、「ただ単に他人に指図しかしない人」にしかなりません。
13. ポジティブ思考
ネガティブ思考だと、過去の実績や失敗に捉われて、新しいもの、未知なるものに挑む力や考え、姿勢が感じられません。
「前に進もうとする力」が、力強さと「堂々さ」を生みます。
14. 後ろめたさがない
下準備をして臨んでいる人、また過去の失敗から学び、同じ失敗をしない人、バレたら困る秘密がない人は、それだけで「堂々と」しています。
不倫疑惑を報じられた政治家は、どこかビビッていますね。
15. ささいなことこそ、おろそかにしない
これは5.とも関連しますが、普段の会話はうまくできても、大勢の人前で話すことは苦手という人は多いもの。
つまりいつ、どんな時も「普段どおり」をすることは、意外と難しいものなのです。
この言葉は、メジャーリーガーとしても数多くの記録を打ち立てたイチロー選手の信念です。
練習が終われば、グローブは丹念に磨く、バットは絶対ままたがないなど、少年野球のころから実践してきたそうです。
16. 空気を読みすぎない
「KY(なやつ)という言葉が定着しだしてから、「空気を読む、読めない」と盛んに言われるようになりました。
漫画家の蛭子能活さんは、自身が監修したひめくりカレンダーで「空気読んで、そんないいことあります?」と言っています。