学生時代、バカ正直な人はクラスに一人はいたものです。
今回は、バカ正直な人の特徴についてまとめます。
- とにかく明るい
- 周りに流されない
- 思ったことをすぐ口に出す
- 他人を怒らせる
- 周りが正直でないことが理解できない
- 真面目である
- 正義感が強い
- こそこそしていない
- 好かれやすい
- からかわれやすい
- 裏表がない
- 周りにかわいがられる
- 最後には得をするタイプである
- まとめ
1. とにかく明るい
バカ正直な人は、その気質で周りを明るい雰囲気にしてくれます。
バカ正直な人はまっすぐな性格なので、そのまっすぐさを周りに伝播させることができるのです。
明るいということは、雰囲気が明るいという意味だけでなく、先のことが明るく見えるという意味もあります。
バカ正直な人の発言で周りはハッと大事なことに気づかされ、明るい未来が見えてくるのです。
大変貴重な存在です。
2. 周りに流されない
バカ正直な人は、バカ正直であることを隠しません。
結果、周りに流されないことになります。
口裏を合わせて皆で嘘をつこうとした時でも、バカ正直な人だけは本当のことを言おうとし、実際に本当のことを言います。
このように、毅然とした態度も持ち合わせているのです。
3. 思ったことをすぐ口に出す
バカ正直な人は、思ったことをすぐ口に出す傾向にあります。
例えば、きれいな女性には「きれいですね」と、自分が言おうと思っていなくとも言ってしまうことがあります。
本人は「しまった」と思うかもしれませんが、素直な気持ちですし、誉め言葉ですので、相手は嫌な気持ちにはならないでしょう。
むしろそのまっすぐさに惹かれてしまうのではないでしょうか。
ただし、ネガティブなワードも口にしやすいので注意が必要です。
この性質は諸刃の剣だと言えます。
4. 他人を怒らせる
バカ正直な人は、その言動から他人を怒らせてしまうこともあります。
相手は本当のことを言われているので、内容と本当のことを言われたということで、ダブルで怒りを沸騰させてしまうのです。
もちろん、当の本人は怒らせようと思っていたわけではありません。
後先考えずに、つい口をついて出てきてしまった言葉なのです。
これには平謝りしか方法はなさそうです。
言われた方は冷静になってから、言われたことを思い出すかもしれません。
そして考え直して、実はその通りだったので改めよう、と思い直すこともあり得るのです。
5. 周りが正直でないことが理解できない
バカ正直な人は、周りの人が自分のように正直でないことが理解できません。
自分としては正直なことを言っていて、何も悪いことを言っておらず、これが生きやすいし正しい道だと信じています。
なぜ周りはそういう生き方を選ばないのだろうと不思議に思うのです。
誰しも、本当はバカ正直に生きたいですし、頭では分かっているのですが、行動が伴わないのです。
場合によってはウソをつく必要がある、と思っている場合もあります。
バカ正直な人には、その個々の事情が理解できないのです。
6. 真面目である
バカ正直な人は大変真面目です。
真面目過ぎます。
真面目な人は大抵バカ正直です。
この真面目さは誠実さに直結するので、「この人は本当のことを言ってくれる」と思われ、とても信用されやすいです。
しかし、何でも本当のことを言ってしまうので、周りに秘密にしておきたいことはその人には言わないことでしょう。
場の空気を読んで、秘密を秘密のままにしておいてくれる相手に言うのです。
7. 正義感が強い
バカ正直な人は非常に正義感が強いです。
曲がったことが大嫌いなのです。
バカ正直な人は言うことだけでなく行動も正直であるので、困った人を助けずにはいられません。
行動も伴うとは、大変素晴らしい性格です。
職業としては、警察官に向いている気質と言えます。
8. こそこそしていない
バカ正直な人はこそこそすることはしません。
いつも堂々と振る舞っています。
こそこそする理由や必要がないのですから、当たり前だと言えます。
しかしその当たり前を実践することの何と難しいことでしょう。
こそこそしなくていい生き方は、人が目指すべき良い生き方のひとつの形と言えそうです。
9. 好かれやすい
バカ正直な人は周りの人から好かれやすいです。
誰だって、ウソつきよりは正直者と仲良くなりたいものです。
好かれるので、自然と周りに人が集まります。
本人は、バカ正直であることで人から好かれている、ということすら分かっていないかもしれません。
そういう打算の無さが好感度につながっているのです。
10. からかわれやすい
バカ正直な人はからかわれやすさも兼ね備えています。
正直でまっすぐよりも、狡猾でずる賢い方が、何となく頭がいい人というイメージがあります。
そのため、バカ正直な人は「バカ」として扱われやすいのです。
このからかわれやすいというのは、単なるいじりの場合もあれば、いじめに近いものまで様々です。
いじりに対応できるのであれば、ひとつの自分の個性として大事にし、コミュニケーションの武器として使っていけばよいでしょう。
いじめに発展する場合も、自分のバカ正直さを曲げる必要はありません。
間違っているのは周りなのです。
11. 裏表がない
バカ正直な人は裏表がありません。
裏表をつくる必要がないので、まっすぐ生きやすいのです。
裏の顔や建前を持つのは、実は結構疲れることです。
本当は誰しも、子供時代のようにバカ正直でまっすぐ生きていきたいのですが、諸々の事情で皆がそうはなれません。
周りの人はバカ正直な人を羨望のまなざしで見ていることでしょう。
12. 周りにかわいがられる
バカ正直な人は周りにかわいがられます。
特に目上の人にかわいがられます。
目上の人は人生経験が豊富ですから、バカ正直であることの大切さ、尊さを嫌というほど知っているのです。
バカ正直な人には、どうかそのまま育っていき、バカ正直さを大事にしていってほしいと思っているのです。
そのため、特別に目をかけてやり、成長を見守りたくなるのです。
13. 最後には得をするタイプである
バカ正直な人は、結局最後には得をするようになっています。
バカ正直さ故に、周りに好かれ、かわいがられ、生き方を羨ましがられ、自分自身はまっすぐ生きていられるためです。
当たり前と言えば当たり前です。
いつの時代も、バカ正直な人が報われる社会であってほしいものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バカ正直な人を見ていると、心が和みますし、大事なことにハッとさせられますし、出来れば友人としていてもらいたいものです。
また、自分自身がバカ正直であるためには、もっと改善すべき点があるはずです。
自分の考え方、行動を常に磨いていきましょう。