厳し過ぎる家庭で育った子供の特徴とはどうのようなものがあるでしょうか?考えていきます。
- 束縛されるのが苦手
- 物欲が少なくなる
- 反動で遊び人になる場合も
- 物欲が激しくなる
- 家が苦手になってしまう
- 感情を出すのが苦手
- 人の気持ちを読み取れる
- 人の顔色を伺い過ぎる
- 我慢強くなる
- 自分を愛せなくなる
- 何も期待しなくなる
- 人を信用できない
- 人と深い仲になれない
- まとめ
1. 束縛されるのが苦手
小さい頃にあれもだめ、これもだめと必要以上に禁止事項が多かったり、他の子がしていたことが出来なかったりという記憶が悪いイメージの場合、束縛されるのを人一倍嫌がります。
縛られずに自由に生きたいという気持ちが強くなるので、他人に自分の行動について指摘されたり、制限されると怒ってしまったり、嫌になってしまいます。
恋愛においても束縛をされるのを必要以上に嫌がるでしょう。
2. 物欲が少なくなる
小さい頃に他の子が買ってもらっていたゲームやおもちゃをあまり買ってもらえてなかった場合、それを我慢する心が強くなっているので、大人になってもあまり物欲がなかったり、欲しいものがないと感じるでしょう。
欲しいものを我慢することが普通という考えなので、欲しいという気持ちも生まれないのです。
また自分が何に興味があるのかわからないという
感情から欲しいものが分からなくなっているのでしょう。
3. 反動で遊び人になる場合も
人それぞれですが門限が厳しかったり、外泊禁止という家庭で育った場合、大人になって自由になってからその遊びたくても遊べなかった気持ちが爆発し、子供のころを取り戻そうと、毎日遊びに出かけたり、だらしな生活を送ってしまうでしょう。
子供の頃に遊びたい気持ちを我慢している気持ちが強ければ強い程、その反動で遊んでしまうのでしょう。
4. 物欲が激しくなる
逆に子供の頃に欲しい物を買ってもらえなかったことで、とても辛い思いをしたりしていると、大人になってからそんな思いはしたくないということから、欲しいものは全て手に入れたいという気持ちが強くなったり、周りの人が持っているものが欲しいという気持ちが強くなり、物欲が激しくなるでしょう。
また周りの人が持っていないものを自分が最初に手に入れたいという気持ちも生まれ、どんどん物欲が激しくなってしまいます。
5. 家が苦手になってしまう
厳しい家庭で子供のころに忘れられないくらいの辛い思いをした場合は、大人になってもその場所が辛い思いをした場所として認識してしまうので、いくら親子関係が順調であっても、その子供のころに育った家に帰りたくない、行きたくないと言う気持ちになってしまいます。
トラウマや辛い思いは強く心に刻み込まれるので、本人が克服しようとしないとなかなか苦手だという意識はなくならないでしょう。
6. 感情を出すのが苦手
あれがしたいと言っても、禁止されたり、やりたくないことをやらされていると自分の感情を出すのが悪いことだと思ってしまったり、自分の感情を出しても周りは何もしてくれないと言う気持ちが芽生えてしまうので、自分の感情を出すのが苦手だったり、感情を押し殺してしまったりします。
なので周りの人から何を考えているかわからない、近づきがたい印象を持たれてしまうかもしれません。
7. 人の気持ちを読み取れる
厳しい口調で叱られたりしていると人の気持ちを読み取れる人になるでしょう。
なぜかというとやはり怒られるのは誰でも嫌ですよね。
厳しく言われたりするのはもっと嫌です。
ただそういう家庭だといかに怒られないようにするか、親の顔色をずっと伺いながら過ごしています。
子供の頃から親の表情や機嫌などを感じとっています。
なので大人になっても自然と顔色を伺ってしまったり、何を考えているか読み取ることが出来るので、人の気持ちを読み取れるようになるでしょう。
8. 人の顔色を伺い過ぎる
人の気持ちを読み取ることが出来ますが、必要以上に人の気持ちを気にしすぎたり、顔色を伺い過ぎてしまうので、これをしたら怒られる、嫌われてしまうんじゃないかとばかり考えてしまうので、何もできなくなったりしてしまいます。
人の気持ちを読み取れることはできますが、気にしすぎてしまう傾向にあります。
9. 我慢強くなる
自分が好きなことが出来なかったり、制限されてしまっていた分、甘やかされ過ぎて育てられた家庭に比べて、我慢することができるようになります。
欲を出すのがいけないことと思っているので、自分の欲を我慢することができるようになります。
10. 自分を愛せなくなる
小さい頃から何をしても怒られたり、厳しく言われたりしていると自分を見失ってしまったり、自分は必要ないと思いなが生きてしまうでしょう。
なので大人になっても自分は必要ないという気持ちを拭えず、自分を愛することができません。
自分がいなくてもいい、誰も自分のことを必要としていないと思ってしまうので、ふさぎこんだりしてしまいます。
11. 何も期待しなくなる
自分がやりたいこと、良いと思ったことを禁止されていると、自分は間違っていると感じます。
こうなったらいいなと思ったこともうまくいかないので、自分が期待しても何もうまくいかないと思ってしまうので、何に対しても期待しなくなってしまいます。
期待ばかりして、夢ばかり見るのもよくないですが、期待しすぎないのは悲しいですね。
12. 人を信用できない
自分の一番身近な家庭で、自分を否定されたり怒られてばかりで、自分の気持ちは誰も理解してくれないという考えになります。
なので家庭と同じで周りは誰も自分を理解してくれないと感じているので、周りが自分に対して例え良いことを言っていても、信じられなくなったり、信用できなくなったりしてしまいます。
13. 人と深い仲になれない
普通に周りと仲良くなったり、付き合ったりもでき、良好な関係を作れるのですが、どこかで他人と距離をとってしまったり、心底信用することが出来ないので本当に深い仲になかなかなれないことが多いです。
この人も自分のことを裏切るんじゃないか、本当は嫌いなんじゃないかという気持ちがあります。
なので友達が多かったり、人付き合いが出来ていてもどこかさみしい気持ちになったりしてしまいます。
まとめ
いかがでしたか?もちろん甘やかすだけでも何もできない子に育ってしまったり、よくないこともあります。
ただ厳し過ぎる家庭だと自分が出せなかったり、相手の顔色を伺いながらおどおどした性格になってしまうかもしれません。
とても難しいことですが、厳しくするときは厳しく、褒める時は褒める、そのバランスが大事です。