自分のことを話さない人の特徴や心理を13選まとめました。
- 今まですべて自分で解決してきた人
- 人に頼れない性格の人
- 頑固で融通が利かない人
- 過去に自分の話をして誤解された人
- 天に二物、三物を与えられている人
- とても謙虚な人
- 群れるのが嫌いな人
- 人に言えない過去がある
- 親に気を遣って育ってきた
- 人見知りの性格
- とても合理的な人
- 思慮深く、慎重な人
- 話すことだけがコミュニケーションではないと考える人
- まとめ
1. 今まですべて自分で解決してきた人
苦境に立った時、困ったとき、結局は自分で考え、自分で行動して乗り越えるしかない。
とても強い人だと思います。
他人に話したところで解決策が見いだすことができなかった、今までそのような人生を送ってきた人は他人に自分のことはあまり話さないと思います。
精神的に自立した人が多いです。
2. 人に頼れない性格の人
人に頼りたくても頼れないのではなく、人に頼ることが苦手な人がいます。
人に頼って他人の時間を束縛してしまった場合、後で自己嫌悪に陥ります。
周りの人は「私に話してくれればいいのに、もっと頼ってくれたらいいのに」とは言いますが、頼ることでかえって苦痛になってしまうのです。
その結果、「どうせあなたは私に相談もしてくれず、自分で決めてしまうものね」なんて言われてしまった日にはさらにその傾向が強くなってしまいます。
3. 頑固で融通が利かない人
他人に相談してみても、価値観が合わずに自分にとっては、トンチンカンな答えが返ってくることもあります。
それをまっこうに否定するのではなく、そういう考え方もあるのか、一部はその意見も活かしてみよう、と多方向から柔軟に考えられる人ならいいのですが、少しでも自分の価値観に合わない答えが返ってきた結果、それで心を閉ざしてしまう場合があります。
4. 過去に自分の話をして誤解された人
自分の一部を話した結果「こういう人なんだ」と決めつけられてしまい、苦しい思いをした経験がある人は、もう他人に自分の話はしないでおこうと思います。
その話が広まり、広まるにつれて事実とねじ曲がってしまったりしている場合もありますが、そんなことになるくらいならもう話をしないと思います。
私の知人は、仕事で隣の席の人に世間話としてちょっとした親子ゲンカの話をした結果、「職場ではおとなしそうにしているけれど、家庭では子供に怒鳴り散らし、暴れまくっているすごい母親」という噂が広まっていました。
5. 天に二物、三物を与えられている人
成績がいい、容姿もいい…。
天は二物を与えないとはいいますが、実際には一人でたくさんの才能を持っていたり、容姿が優れていたりする人もいます。
そういう人はそれをひけらかすわけではないですが、いつも周りからねたまれて続けてきました。
それがつらくて自分の存在をなるべく目立たないものにしようと考えた結果、自分のことを話さなくなる人がいます。
そういう人は、普通の話をしても自慢話ととらえられがちです。
世の中は「少しダメな人」が集まって傷をなめあったり、「ダメじゃない人」の悪口を言って盛り上がるパターンが多いのではないでしょうか。
6. とても謙虚な人
自分の話なんて、面白くもないし、話すほどのことでもない。
と謙虚に考えていつも人の話の聞き役に回る人もいます。
こういう人は謙虚なだけなので、こちらから聞くと話してくれ、よく聞いてみるととても面白い話をしてくれたりします。
長く付き合うことで徐々に自分の話をしてくれるようになったりします。
7. 群れるのが嫌いな人
自分の話をすることで、心を開いていると思われしょっちゅう飲み会に誘われたりするのが、だんだんおっくうになってしまうので、最初からバリアを張る意味で自分の話をしない人もいます。
一人でいるのが好きな人は最初から自分を理解してほしいとか好きになってほしいとか思わないので話す必要はないのです。
マイペースで他人に干渉されたくないので、自分を知られると面倒なのです。
8. 人に言えない過去がある
本当にシャレにならないほどの過去がある場合もあります。
事件、事故など…。
トラウマになっていたり、傷がいつまでも癒えないのかも知れません。
一見して影があり、話を聞き出そうとしてもはぐらかしたり暗い顔になってしまうので、このような場合は仕方がないと思います。
9. 親に気を遣って育ってきた
親の顔色を伺いながら育っていると、自分を表現できなくなります。
これを言うとお母さんは怒るのでは…?お父さんに無視されるのでは…?などと考えながら育ってきた子は、家の中で自分の希望を言うことができなくなります。
常に自分が何がしたいか考えるより、こうしたら親が喜ぶのでは、こうしたほうが親に反対されずに済む、という思考になってしまいます。
長年このような生活を続けているうちに、自分のことを話さないのが当たり前の習慣となります。
逆によく自分のことを話す人は、子供のころから親が自分の好きなことをさせてくれた人が多いと感じます。
10. 人見知りの性格
初対面からべらべらと口数の多い人もいますが、よく知らない人と話すのが苦手な人もいます。
少しずつ話していくと打ち解けて話してくれますが、何年もたってやっと慣れてくれる人もいますので、性格だから仕方がないかなと思います。
11. とても合理的な人
自分の話をしたところで、何か得をするか?と考える人です。
自分の話を人に聞かせる暇があったら、ジムに行って鍛えよう、英会話の勉強をしよう、読書をしよう、少しでも睡眠時間を取ろう、空き時間にクラウドソーシングでもして稼ごう、など考えます。
自分の世界に生きているので、他人とのかかわりは無駄な時間になってしまうのです。
12. 思慮深く、慎重な人
うかつに気の向くままべらべらとしゃべってしまうと、あとであんなこと言わなきゃよかったとか、口を滑らせてしまったとか、誤解されてしまったとか、困ることも多いです。
それなら沈黙は金と考えます。
余計なことを言って人を傷つけてしまうくらいなら、最初からしゃべらないほうがいいと考え、話す話題を慎重に選ぶ人です。
こういうひとは、とても賢い人だと思います。
13. 話すことだけがコミュニケーションではないと考える人
こういう人は男性に多いかもしれません。
恋人と一緒にいるとき、自分の仕事の話とか、これまでどんな人生だったかとか、あまり話さない人がいます。
でも一緒に出かけて、何かを食べたときに感想を言ったり、見たものについて思ったことを話したり、一緒にいて一緒に過ごすことでコミュニケーションをとっています。
何も過去の話や自分の持論を言葉であれこれと語ったりしなくても、こういう方法でも相手を知ることができるのかな、と思います。
まとめ
ひとまとめに「自分のことを話さない人」と言ってもいろんなパターンがあると思います。
その人の性格だったり、他人を思いやってのことだったり…。
世の中全員が、自分のことを話したがる人だと成り立たないので、こういう人もいて成り立っているのかな…と思いました。